透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

1274 高森町山吹の火の見櫓

2021-05-10 | A 火の見櫓っておもしろい


1274 下伊那郡高森町山吹 4無44型 撮影日2021.05.10

 伊那街道(県道15号)を走行中にこの火の見櫓と出合った。場所は高森町山吹。



消火ホースを引き上げる滑車の高さからして、見張り台の高さは9メートルくらいだろう。踊り場まで昇り降りするように設置されているのは外付け梯子。既に何回も書いているが、この高さで外付け梯子は消防団員に気の毒だ。かなり恐怖を感じるだろうから。それに梯子が見張り台の床面までしかなく、梯子と見張り台の移動も大変だろう。

方形(ほうぎょう)の屋根にも見張り台の手すりにも装飾はない。実利に徹すればこうなるのだろうが、飾りがないとさみしい(当方の勝手な言い分だが・・・)。櫓は末広がりにはなっておらず、柱は直線。





脚は無く、地面まで櫓。火の見櫓の全形を見て感じるのは脚が無いことの物足りなさ。