透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

飛騨高山の民家

2023-06-12 | B 繰り返しの美学
 高山ウルトラマラソン 国府町に設けられた第4関門はスタート地点から74.1kmのところにあります。この過酷な100kmマラソンにチャレンジした友人を第4関門で待つ間、しばらく時間がありました。こちらは最短コースを車で移動、友人はまわり道コースを走って、ですから。で、近くを歩いてみました。

高山の民家の特徴は、写真の通り、垂木や持出し梁、持送りの木口を白く塗ってあることです。等間隔に部材が並ぶこの様はリズミカルで美しい「繰り返しの美学」です。







ゴールまであと25.9km、頑張れS君!
S君はこの後、制限時間内にゴールした。すばらしい! 

高山ウルトラマラソンコース沿いの火の見櫓

2023-06-12 | A 火の見櫓っておもしろい


高山ウルトラマラソン 
第3関門を通過していった友人を見送り、74.1km地点の第4関門(国府B&G海洋センター体育館)へ向かう。




1480 岐阜県高山市丹生川町新張 4柱44型 その他脚 2023.06.11

ウルトラマラソンのコース沿いに火の見櫓が立っていた。初めて見る火の見櫓だった。

櫓の交叉ブレースは等辺山形鋼でつくられている。一般的なリング式ターンバックル付きの丸鋼ブレースとは印象が違う。これはこれで、端正で美しい。


この火の見櫓の見張り台もカチッとしていて硬い感じ。屋根の軒先のラインの両端が反っていて、和を感じる。形は微妙な違いで雰囲気が随分変わる。




脚部もカチッと硬い。初めて見る形。


 


飛騨高山へ

2023-06-12 | A 火の見櫓っておもしろい


(再)岐阜県高山市丹生川町旗鉾(にゅうがわちょうはたほこ)4柱44型ロング3角脚 2023.06.11

 火の見櫓巡り(ヤグ活)を2010年の5月に始めたけれど、その年の10月に初めて長野県外で見たのがこの火の見櫓。昨日(11日)高山ウルトラマラソン(100kmマラソン)に出場する友人の応援に出かけたが、途中でこの火の見櫓と13年ぶりに再会した。


かなり錆びてはいるが、未だ撤去されることなく、立ち続けている姿を見ることが出来、嬉しかった。


半鐘もある。見張り台はカチッとした四角で手すりのところに消火ホースを掛けるフックを付けてある。このことからこの火の見櫓の高さを13メートルくらいと推測する。


この火の見櫓で印象的なのは避雷針の飾り。それほど丈夫そうには見えないが、13年前を変わった様子はない。ユーモラスに描かれた人の姿にも見える。


脚部は斜材のみで補強されている。斜材が柱端部まで届いていないが、形状からロング3角脚とした。


生憎の雨降り。100kmも走るランナーには厳しい条件。コースの途中に関門が5つ設けられている。ぼくはスタート地点から57.2kmのところにある第3関門の丹生川支所に向かった・・・。