1309 岡谷市川岸東 1脚無無(火の見柱) 撮影日2021.10.10
■ 櫓は立体構造だから柱が3本以上ないと成立しないが、この写真のような1本柱構造でも火の見「櫓」と呼ぶのが一般的だ。私はこれを火の見柱と呼んでいる。
県道14号を辰野町から岡谷市に向かって走行中にこの火の見柱を見かけた。鋼管柱のてっぺんに街灯を付け、切妻の小屋根付きブラケットに半鐘を下げている。電柱に付けられているようなステップボルトではなく、鋼材製の梯子を登って半鐘を叩くようにしているのは幸い。利用頻度によって形を変えるのは当然のこと(そうなっていないことも少なくないが)。