● 常念岳(旧堀金村より)
● 有明山(旧穂高町より)
安曇野のシンボルといえばやはり常念岳だろう。事実、雑誌などに掲載される安曇野の風景写真にはこの山が写しこまれていることが多い。
旧堀金村あたりからは常念岳の美しい三角形の山容を見ることができるが、旧穂高町からは常念はあまりよく見えないし形も美しくない(写真下)。むしろ有明山の方が存在感がある。
● 常念岳(旧穂高町より)
常念岳も有明山も画材にされることが多い。私の主観だが、有明山のデフォルメしたような山容は、大胆なタッチの油絵に向いていると思う。一方常念は大胆なタッチの絵には不向きで、細部まできちんと描きこむような繊細な絵に相応しい山だと思う。鉛筆やペンを使って描いた下絵に軽く色をつけるような淡彩スケッチにも向いている。
この春には安曇野でスケッチをしよう。
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東北ですか、いいですね。冬の日本海にあこがれています。春の角館や青森美術館にも出かけてみたいです。