透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

ブログの文章

2016-01-25 | A あれこれ

 文章を書く場合には段落ごとに改行し、改行したら先頭を一字下げることが原則だ。パソコンの横に置いてある信濃毎日新聞の朝刊の記事を見てもそうなっている(ただし1面の下にあるコラム「斜面」はこの原則を守っていない。改行する代わりに◆を入れている)。

ところがブログの記事の場合、このルールを守っていない場合が多い。段落の頭を一字下げるのではなく、一行空けているブログの方が多い。私もそうしている。もちろん中には改行したら一字下げるという原則を守っているブログもあるが。

では、なぜ多くのブロガーが「段落頭一字下げ」ではなく、「段落一行空け」をしているのだろう。

性急に答えを出すのはどうかと思うが、これは読みやすさに配慮した結果であろう。紙に印刷された長文の場合、空白だらけだと、集中して読む気にはならない。それに対してそれ程長文ではないブログの文章で、改行一字下げで書かれたものはパソコンの画面では読みにくい。そう、あきらかに紙に印刷された文章に比べてパソコンの画面上の文章は読みにくいのだ。パソコンの画面の方が目が疲れやすいこともこのことの証左、かもしれない。

パソコンで文章を書く場合、時々文字の半分くらいずれてしまって、頭がきれいに揃わないことがある。また一字下げのはずが、「半字」下げとなってしまうこともある。ネット上の新聞記事は一字下げをしているが、やはり半字下げとなっている場合がある。だから、改行一字下げでは段落としてのまとまりが分かりにくい。紙に印刷された文章では半字下げ状態は見たことがないが・・・。

このようなことが多くのブロガーが「段落一行空け」をしている理由ではないか、と思うがどうだろう。


 


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