■ 朝の冷え込みが厳しい。
この数日、自宅の外壁に掛けた温度計が-10℃くらいを指している。22日の朝6時頃の気温は-11℃、今朝(24日)7時前の気温は-7℃だった。冷え込んだ冬の早朝のきりっとした風景は好い。
時々閲覧しているある方のブログに「山眠る」という言葉が紹介されていた。「山笑う」という春の季語は知っていたが、「山眠る」という冬の季語は知らなかった。夏の「山滴る」、秋の「山装う」も同ブログに紹介されている。
山眠るというのは山の動物は冬眠しているし、草木は葉を落としてやはり眠ったようだ、という山の様子を表現しているとのことだ。
山眠る、山笑う、山滴る、山装う。これらの言葉がいつ頃できたのか知らないが、山そのものを人に見立てていたのかもしれない。
昔のように自然と同調する暮らしを取り戻さないと感性がますます鈍る。せめて早朝外に出て、景色を眺めることくらいはしたいものだ。やがて眠る山が目ざめ、笑う季節が到来する、その移り行く様をこの目で・・・。
160124 6:36AM 外ではなく、リビングの窓から