(再)松本市島立 3柱〇3型ショート3角脚 2024.05.07
■ この火の見櫓は既に2011年と2021年に見ているから今回が3回目。見張り台の高さはおよそ7.2m、屋根のてっぺんの高さはおよそ10m。櫓は逓減しておらず、不安定な印象。この高さにしては見張り台のつくりが簡素だ。梯子の両側の支柱を見張り台の手すりまで伸ばしてあるので、昇降しやすいだろう。
前回、2021年にはまだ脚のタイプ分けをしておらず、**柱材と横架材とを斜材で繋ぎ、補強している。**と書いているだけ。その後、タイプ分けして、それぞれ名前を付けた。この脚はショート3角、判断に迷う要素は何もない。仮に黄色の線のようになっていればロング3角。見張り台も簡素だが、脚部も簡素なつくりだ。加工精度が良くないなどと書かず、手作り感ありと書こう。
道という文字、その下の文字の感じからは、道祖神とでも刻されているのでしょうか。
ちょっと関心を引きましたので、おわかりでしたら教えて下さいませんか。
火の見櫓の脚元に小ぶりの文字書き道祖神が祀られています。
更に手前にもう一体、道祖神が祀られています。2011年5月6日に記事にしておりますので、ご覧いただければ幸いです。
近々、再訪して改めて道祖神を見てきます。
ご回答ありがとうございます。
ご案内いただいた日付のブログ記事、
早速拝見します。
隣の道祖神像、並びに同像の記事、拝見しました。
帯代二十両 というのがおもしろい!
朝日村には、かなりの道祖神像が祀られているようですが、松本市にもやはり多いのでしょうか。
手元の資料によれば、朝日村と隣りの山形村とで、合わせておよそ70体あります。
きちんと把握しているわけではありませんが、安曇野市だけで優に500体を超えるのでは。松本市の方が安曇野市より少ないように思われます。両市を合わせると、7,800体位はあるのではないでしょうか。資料に接する機会があればメモしておきます。
そんなに多くあるのですか。
京都市や宇治市など、町々に主に石仏のお地蔵さまを小堂に祀ってあるのと同様なのですね。
お地蔵さまの代わりに道祖神が祀られているというイメージで受け止めました。
とあります。
旧東筑摩郡のエリアは私にはよく分かりませんが、ざっくりと松本平(現在の松本市及びその周辺)と解してよいのではないかと思います。700~800という推測は少し少なかったですね。