透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

週末東京の記 1 

2024-04-22 | A あれこれ

 先週末、東京した。今回の上京目的は大学時代の恩師を囲む会に参加すること、国立新美術館で開催中のマティス展の鑑賞だった。

本稿と次稿に分けて週末東京、20日(土)と21日(日)の様子を時系列に沿って記録しておきたい。


20日、塩尻駅7時18分発の特急あずさ8号で東京に向かう。現在あずさは全席指定だ。進行方向右側の窓側の席を予約していた。左側の車窓からも火の見櫓は見えるけれど、右側の方がその数が多いと思われることと、後述することがその理由。


山梨県北杜市 特徴的な山容の甲斐駒ヶ岳(*1)の麓に立っている火の見櫓を撮った。たぶんこの辺りのはず、とスマホを構えてスタンバイしていた。スマホ写真のなんとなくパサついた感じがあまり好きではないが、記録写真だからと割り切って撮影する(4以降の写真は持参したカメラで撮影したもの)。


中央東線は甲府盆地を大きく東側に迂回して、塩山駅を過ぎてから、徐々に登っていく。この辺りの車窓の俯瞰的な風景が中央東線では一番好きだ。進行方向右側に席をとるのは、この風景を見たいからというのも理由。


山梨県上野原市 今までこの火の見櫓には気がついていなかった、と思う。少し後方を振り返るようにして見ていて、この火の見櫓に気がついた。あわててスマホを向けた。何とか火の見櫓を写すことができた。 やぐらセンサーの感度はこのところ極めて良好だ。


東京駅に9時59分、定刻に着いた。丸の内北口を出てオアゾの丸善に向かう。ここは上京すれば必ず立ち寄る書店。店内の上質で落ち着いた雰囲気が好ましい。




『生物から見た世界』ユクスキュル/クリサート(岩波文庫2023年第34刷)
『国道16号線 日本を創った道』山瀬博一(新潮文庫2023年)

「先生を囲む会」は目黒雅叙園で11時30分から。時間に余裕がないので、予め決めていた2冊を買い求めて、東京駅に戻る。



オリガミック アーキテクチャー 山手線の高輪ゲートウェイ駅で電車を降りて、隈 研吾設計の駅の様子を見て、次の電車に乗る。このくらいホームが明るいと好い。まだ乗降客はまばら。


目黒駅で他の参加者と合流、目黒雅叙園に徒歩で向かう。東京は坂の街、急な坂道を下る。5、6分ほどで雅叙園に着いた。






        

参加者は先生と奥さん、上高地仲間の3人、幹事のSTさん、私の7名。カノビアーノの個室で幹事のSTさんがオーダーしたイタリア赤ワインと共にコース料理を味わう。イタリア料理の味を表現する言葉を持たないので、省略。11時30分から2時間、楽しい時間はあっという間に過ぎて・・・。 

記念写真を何枚も撮影した。再会を約束して先生を囲む会はお開きに。先生は奥さん運転の車で帰宅された。STさんとも分かれた。


上高地仲間3人と庭園美術館(*2)辺りまで、酔い覚ましの散歩。

10
以前、満席で入店できなかったレストラン・・・。

その後、目黒駅近くの居酒屋で2次会。私の予定に合わせてもらい、4時半過ぎにお開き。


地下鉄を乗り継いで某所へ向かった。

11
6時半ころ、Mが予約していた焼き肉屋さんへ。店員さんが提示したQRコードをスマホで読み取って、表示された画面で飲み物などを注文するシステム。おじ(い)さんには、ハードルが少し、そう少しだけ高め。

焼肉は久しぶり。どの肉もなかなか美味かった。支払いはMがしてくれた。ごちそう様でした。

東京ではいつもよく歩く。20日も地下鉄の乗り換えや駅から目的地までの移動でよく歩いた。歩数は約9,300歩だった。


*1 甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)南アルプス(赤石山脈)の北端に位置する山、標高2,967m。
*2 庭園美術館には何回も行ったことがある。(過去ログ


 


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