透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

987 松本市中山の火の見櫓

2018-05-06 | A 火の見櫓っておもしろい


987 松本市中山 3脚無3型 撮影日180506

 しばらく前にHさんが撮ったこの火の見櫓の写真を見せてもらった。この近くに用事があって偶々この火の見櫓を見かけたとのこと。Hさんは既にやぐら女子だ。

松本平は周りを山々に囲まれているが、ここ中山はその東側の山の斜面に広がる集落。狭い坂道を登って、市街地を俯瞰できる場所に立つ火の見櫓に着いた。



櫓に設置された梯子の踏桟の数と間隔から見張り台の高さが分かる。求めた値に基礎の高さを加えて、約4.5m。見張り台の床から櫓のてっぺんまで2mとみた。だから、この火の見櫓の高さは約4.5m。



屋根は初めから無かったのかもしれない。立派な半鐘が吊り下げてある。



脚の間隔を測ると約1.2mだった。ブレースの丸鋼はガセットプレートの孔に引っ掛けてあるだけ、ということもあるが、このブレースはちゃんとボルト留めしてあった。





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