『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

床屋はまるで、昔のコミュニティ

2011年03月18日 | Weblog
今日は次女の中学校卒業式。
先週の長女に続き、これで我家の義務教育は全て終了。
3年前の長女の卒業式は、何だか感動したけれど
今回は式そのものに何となく締りが無く、慣れなのかも知れないが、
長女の時のような、親としての感動は皆無。
まぁ、子供もサバサバしてるので、これで良いのかも知れないな。

午後から久しぶりに床屋へ出かけた。
お袋が亡くなる一週間前に散髪して依頼、約2ヶ月ぶり。
お店に入るなり、原子力発電所のニュースを見ていたマスターが
いつもどおり、僕にコメントを求める。
このパターンがもう三十年近く続いてるかなぁ・・・・
それで、放射線の許容値と放射性物質が飛散しているのとでは
話の質が違うから気をつけたほうが良いって言ったら、
それを聞いたマスターはびっくり仰天。

横須賀基地の海兵隊に外出制限が出ていることや、外国人が
国外に退去しているのも、放射性物質が飛来していることに加え
チェルノブイリやスリーマイル島の事故を憂慮してのことだって
話をしたら、『ゆうちゃんに言われると、何だか現実味があるなぁ』って
昔からこんな感じ・・・
でも、過去に僕が話したことが一回も嘘だった事が無くて
結構、店の従業員やお客さんにも信用されてるんですよ。
そんな荻窪の『ヘアーサロン・オガタ』
http://members3.jcom.home.ne.jp/hairsalonogata/
は、まるで昔の銭湯や髪結いのコミュニティそのもの。

このお店は、何年も前から美容院もやっていて、
ここ数年で女性客の割合がずいぶんと多くなった。
つい先日亡くなったお袋も、僕の紹介で通い始めて7年ほどになっていた。
いつもカットをしてくれていた若奥さんから
『亡くなったお母様のDNAを一番引き継いでいる感じですね』って言われた。
そして『お母様に凄く可愛がられて居たんですねぇ』とも言われた。

何でも、お袋はカットしに来るたびにする話は殆どが僕の話だったそうで
『あの子は、いつもお山の大将じゃないと気がすまない子で・・・』とか
『やんちゃで、いい加減だから兄弟の中で、一番心配でしょうがない』とか
僕のことばかり話して帰って行ったそうだ。

僕の知らないところで、そんな事を言っていたのかぁ・・・・
お袋のやつ、ある事無いこと喋ってたんじゃないだろうな・・・・なんてね。
このお店との付き合いは、弟と一緒にもう40年以上になるから、
ご主人は僕の家族や兄弟のことを、本当に良く知っている。
若奥さんから
『あの子は兄弟の中で、一番優しいっていつも話をしてましたよ』と言われた。
お袋が亡くなる前に全然話が出来なかったので、
今でもちょっと悔やんでいるんだけれど、
お袋が僕をそんな風に思っていてくれたのが判って、
何だかちょっと、照れくさかった部分もあるけれど、嬉しかった。
コメント
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