『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

人間、お金に欲をかいたら駄目・・・・

2011年03月28日 | Weblog

今日は勉強になった。
お袋が生きている時、路地を挟んだ隣の家にも
子供の居ない年老いた未亡人が住んでいた。

そのご婦人を、僕は『おばちゃん』と呼んでいた。
おばちゃんは亡くなったご主人の残した資産で、
老後は老人ホームへ入る計画で居たのだが、
まだ体が動く元気なうちはお袋と隣同士で
助け合いながら姉妹のように励ましあいながら、
お互いに行き来して仲良く暮らしていた。

その頃、僕はお袋の傍に住んでやりたくて、
実家の近所の物件を暇があれば探していたのだが、
荻窪という土地では、自分の手の届く物件が
なかなか見つからないで居た。

数年前に実家へ行った時、おばちゃんが来ていた。
茶の間で一緒に話をしながら、ご飯を食べて
ひょんなことから、おばちゃんの家を誰かに譲るなら
僕に譲って欲しいと話をしたらOKということになった。

それでもすぐに譲渡すると、まるで追い出すようで嫌だったので
おばちゃんが元気なうちは、先方から話を持ちかけてくるまで
ずっと待っている状況だった。

そのおばちゃんが去年、急死して土地の話は諦めていた。
それ以上にお袋の落ち込みようは酷く、何だか身内を
失ったように元気がなくなってしまった。

ところがおばちゃんの遺言状に『雄二さんへお譲りします』
ということが書いてあって、急遽土地を譲ってもらう話が持ち上がった。
この土地はいわゆる未接道の土地。
僕が取得すれば有効利用できるのは判っていた。

ただ、おばちゃんの弟が不動産業者を通じて売却することになり
1800万円の売買契約をして手付けを払ったものの、残金を払う直前に、
その残りの資金を従兄弟に借りようとしたら
『大金はたいて買うほどの土地じゃない』と従兄弟から待ったがかかった。

『そもそもこれは不正契約だから解約したほうが良い』といわれ、
結局違約金覚悟で解約を申し出た。
それに対し業者は、『一旦買い取って、別の業者に売れば50万円ほど残る』
と、業者の美味い話に、危うく乗せられるところだった。
要は、僕を絡めて接道部分を作らせようという魂胆だったみたい。

これ以上は、詳しくかけないけれど色々と勉強になった。
美味い話には、絶対に裏があるということ、
人間、お金に欲をかいたら駄目だなって・・・・

コメント
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