今日も雨の一日。
昨日からアパートの一室の『秘密基地』に運び込んだ、
実家の荷物を、黙々と片付けています。
一番大きいのは仏壇。祖父母のものと、親父の物の2つがあって
祖父母はもう、お寺さんとの繋がりが無くなってしまったので
今後は新しい仏壇を買って、親父たちと一緒にしてやるつもりです。
そうなると今ある仏壇は処分することになる。
とは言え、仏壇なんて簡単には処分する勇気がない。
結局、大きなゴミになるのが解っていて取っておいたのです。
僕は次男坊なので本来、仏壇は檀家を引き継いだ兄貴が
墓と一緒に面倒を見るのが筋なんだけれど
あと3年ほどブラジルに居るみたいなので、
兄貴が帰国するまで、仏壇は僕が預かることになってしまいました。
どうで、仏壇を購入して今の部屋に収まったらそのまま
なし崩し的に僕が面倒を見ることになるのは明白。
いつも僕はそういう役割になってしまうのです。
海外に居る兄弟・・・
って言うのは、僕にとっては実際に居ないのと同じです。
仏壇のほかは、お袋の着物や着物用のハンドバッグ等の小物。
草履や羽織、帯、帯止めなどが沢山あって凄い量です。
着物って、そういう小物が沢山必要みたいですね。
洋服も大量にありますね。
両方合わせると、行李(昔の衣装ケース)7個くらいになる。
これも親戚では裁ききれないから、最終的には古着屋さんに
引き取ってもらうしかない。
最初から捨ててしまえば良かったのかも知れないけどね・・・。
今日はこのためにわざわざ設置した柱に柱時計をつけました。
ゼンマイ式の高級柱時計。
骨董品屋さんが、即金で『5万円』の値段をつけた逸品です。
ということは、最低でも15~6万円で売れる代物。
文字盤が陶器で出来ているので、高級感がありますね。
夕方に、いつもどおり長女がやってきてこの柱時計を観て
『格好良いね。でもカチコチって音が気になるかも?』
なんて言っていましたが、時間が来るとボーンボーンって
音が鳴るのが気に入ってくれたようです。
柱時計も、やっと息を吹き返した感じです。
その長女が手伝ってくれて、これまた大量にある食器類を
箱から出して、古い食器棚に並べました。
この食器も、食器棚もいずれは処分するのかな?
色んな思い出が、『秘密基地』の中に広がりました。