『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

いい話を聞かせていただきました

2012年05月28日 | Weblog

昨日の続き・・・・
昨日は越谷市でサッカーの試合が終わってから、
車で浦安まで移動して、芝居の稽古に向かった。

炎天下での試合で、脱水状態になって熱中症になる寸前。
予定の6時より1時間早く到着して、稽古に参加。
到着した時は、歌唱指導の石崎先生、音楽の大塚先生に
振付の河岡先生が居て、一回通し稽古をした後だった。
少し遅れて、音響の実吉先生がいらして、稽古の様子をご覧になった。

石崎先生が唄う時の気持ちの持ち方などをいつものように話し、
皆に魔法をかけている最中だった。
さすがに脱水状態でくたくた・・・・
芝居の稽古は、唄と振付の直しだけでよかった。

早めに終わったので、皆は飲みに出かけたみたい。
僕は車のうえに、くたくたなので早々に帰宅しようと駐車場へ。
ところが、稽古の終了直前にお帰りになった実吉先生が
バス停で一人ポツリと、バスを待っていらした。
他のメンバーはお散歩バスと称する、市営の循環バスを待って
別の停留所に居たんだけど、実吉先生はご存知じゃなかったみたい。
稽古場を出られてから、随分長い時間経っているけど・・・・

先生に声をかけて、最寄の駅までお送りすることにした。
ところが僕のこと、気がついたら高速道路の入り口。
実吉先生の行き先を聞いたら、世田谷の自宅まで帰るだけという話。
僕の家から10分くらいの距離なので、丁度通り道に近く、
ついでといっては失礼だがお送りすることにした。

いつもじっくりお話が出来ないので、僕にしてみればラッキー。
実吉先生に劇団の印象を、ストレートに聞いてみた。
実吉先生いわく、日本中探してもリアルな年齢で芝居をする、
しかも劇団員のキャラクターを意識して台本を書く、
いわゆる「座付き作家」が居る劇団はまず他にない。

若い人がやる年寄りの芝居にはない、人生経験から来る
台詞の深みは、若い人には出来ない表現だとか・・・・
石崎先生がいつも
『個々の人生や社会生活で背負っているものがあって、それでもお客さんに元気を与える』
と仰っているが、そういう部分についても同じようなことを話されていた。

更に、こういう劇団は絶対に続けなくちゃいけないって
穏やかな実吉先生の口から、そういう話を聞かせていただいて
ありがたいなぁ・・・って思うと同時に、
何だか、凄く自分が恵まれていることに気がつく。

そして、我々がいつも話しているスタッフとの関わりは
座長との個人的な付き合いの域を超えて、いまやスタッフと
劇団という関わりに変わっているという話。

いい話を聞かせていただきました。
こういう話を聞けるだけでもラッキーだなぁ・・・・って
今度の公演もしっかりやらなくちゃいけないって、
改めて思ったのであります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする