『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

公演後記その2『舞台を観に来る人の目』

2012年07月03日 | Weblog

今回の舞台を観た方から、
『舞台装置がいつもよりシンプルだった・・・』
という意見をいくつか貰いました。

僕自身は、そうは思わなかったんだけどね・・・
ホテルのロビーという設定なので、あんなものだと思うし
新宿にあるパークシティーの竹やぶもあんな感じじゃないかな?
竹やぶの裏でも芝居をやる関係上、あれ以上増やしても
舞台が狭苦しくなる感じだと思ったけど・・・・

確かに3年前のキャバレーを舞台にした舞台装置は、
ガウディーのデザインという設定で、それを意識させる感じだったけどね。
でも、今回は本格的なソファを置いて、壁も布とアートで
飾り付けして、僕は凄く好きだったけどなぁ・・・・

それともう一つ、僕の着ていたTシャツのこと。
ヘインズの白いクルーネックのTシャツに革ジャンにチノパン
というのが、衣装デザイナーの小林巨和さんの指定だった。
ずっと着ていても良いけど、たまに脱いで肩にかけたり
そうやって少しバリエーションを作る程度で・・・・ということ。

それで、酔って拳銃騒ぎを起こした後に、暫くした後に
酔いが醒めて再登場する・・・・という、
僕にとってはラストシーンになるシーンだけ、上着を片手に抱えて登場した。
ヘインズのTシャツって、ちょっと下着っぽいので、
二枚重ねて、少し厚手の感じに見せていたんだけれど
その時に僕の胸に、乳首のポッチが見えた・・・・って、
劇団の誰かの家族から言われたらしい。

気にはしていたんだけれど、僕は胸板が厚いので、
そういう意味では普通の人より目立つかも知れないけど
逆にそういう見方をする人が居るんだってちょっと唖然とした。
その話を相手役の幸代さんと、新加入のいずみちゃんが聞いて
『そういう見方をすると、そればっかり気になっちゃうんだよね』とか
『そういう目で見る人って、スポーツとかもそうやって見るのかな?』
って、何だか僕と同じようにくだらない指摘だって感じたみたい。

舞台を見に来る人の目は、色々あるだろうから仕方が無いけど
少なくともそういう人は、芝居のストーリーなんかは
解らない人なんだろうなって思う。
そうは言っても、そういうことを言われると気にしちゃう。
舞台に出るときに妙に気にしながら芝居をするようになっちゃった・・・
何だか、余計なこと言われた気がして腹もたったけどね。

コメント
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