戦争とは国同士の喧嘩。
どんな喧嘩も始めるより、終わらせる事の方が難しい。
戦争は人の命を奪いあうだけに、尚更だろう。
日本が終戦を迎える事が出来たのは、第42代内閣総理大臣鈴木貫太郎という偉大な人物がいたお陰。
この人の事を書くにはちょっと恐れ多いので気になる方は
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E8%B2%AB%E5%A4%AA%E9%83%8E
でご覧あれ。
この中にも書いてあるけれど、この鈴木貫太郎と言う人は凄い。
学校の教科書には余り出て来ないのだけれど、今の日本を作ったのは
戦争を終結させた鈴木貫太郎のお陰と言って間違いないと思う。
1945年(昭和20年)4月
米国ルーズベルト前大統領死去。
終戦処理内閣を引き受けた鈴木貫太郎は、この報道に接すると、
短波放送で次のメッセージを送った。
「私は深い哀悼の意をアメリカ国民に送るものであります」
同じ頃、ナチス・ドイツのヒトラーも敗北寸前だったのだけれど、
彼は対照的にルーズベルトを罵った。
アメリカに亡命していたドイツ人作家トーマス・マンは、英国BBCで
「ドイツ国民よ、東洋の騎士道を見よ」
と題して声明を発表し、鈴木の武士道精神を称賛している。
あの鈴木貫太郎の潔さ、武士道から来ている物の考え方は、外国から高く評価されている。
いま、日本政府が海外から歴史認識について色々取りざたされているが、
日本の戦後処理は、自分の都合の悪い事を隠してきた。
韓国の従軍慰安婦の問題だけじゃない、南京虐殺や朝鮮半島から連れて来た
朝鮮の人たちへの非道など、国を挙げて誤魔化してきた事が沢山ある。
そもそも、南京虐殺はそれに関わった人が居て、証言しているにも関わらず
事実は捻じ曲げられ、そもそも中国『侵略』を『侵攻』と言ってみたり・・・・
自分達のやってきた蛮行をきちんと認め、反省しないから損をしている。
逆に、無条件降伏した8/15以降に、ソ連が旧満洲やサハリン、千島諸島などで行った略奪、
終戦後、中国人が満洲から引き上げようとする人間の命を奪った事だって忘れられている。
それも、戦争だから仕方が無い。
だけど、自分が嘘をついて居る以上、他の国のそう云った事を言う資格は無い。
韓国が日本を恨むのも、日本と言う国がきちんと事実を認めて反省し、
謝罪すればもっと展開が変わるのに・・・といつも思う。
潔く、自らを諌め、謝罪しないから北方領土だって主権を主張できない。
国際世論だって味方してくれない気がします。
僕もいつしか、中国人が疎ましく思うようになり、今では本当に大嫌い。
存在そのものが鬱陶しい感じになってしまった。
人間の感情なんて、変わるものです。
安倍内閣はそう云う事もきちんと考えて外交を「やって欲しいですね。
武力より、ずっと極東地域が安定するかも知れない。