島根県の松江市教育委員会が,2012年12月に死去した漫画家中沢啓治さんが
自身の被爆体験を基にした漫画「はだしのゲン」の閲覧制限をした事で話題になっている。
その他の自治体でもあるみたい・・・。
<はだしのゲン>松江市教委、貸し出し禁止要請「描写過激」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130816-00000054-mai-soci
報道を見るとその経緯は次の通り
☆市教委などによると12年8月、「はだしのゲンは間違った歴史認識を植え付ける」として
学校図書館からの撤去を求める市民からの陳情が市議会にあった。
市議会は同年12月に全会一致で陳情を不採択としていた。
しかし市教委は、作中にある女性への暴行場面や人の首を切る描写を問題視。
同月中に市内の全小中学校に対し、作品を図書館の倉庫などにしまい、
子どもから要望がない限りは自由に閲覧できない「閉架」措置とするよう要請した。
要請は市の教育委員会会議で議論されずに、市教委の独断で2度にわたり行われていた。
まず第一に、この陳情活動をしていたのは松江市民では無く、Nという
中×康×と高知市から日本を考える会・・・・なるブログを書く高知市民。
市民以外の陳情を、議会は審議に値しないとして不採択にしていたにも関わらず
市の教育委員の独断で今回の処置に至った事が問題。
複数の委員から「大変過激な文章や絵があり、教育委員会の判断で適切な処置をするべきだ」
との意見が出たとあるが、作品の中にある『女性への暴行』、『中国で人の首を切り落とした』
という南京大虐殺の話は事実で、その時に現場にいた人の証言や、そのおぞましい写真だってあるのです。
そんな過激とも言える蛮行を実際にやってきた日本軍の事を隠ぺいしようとする教育委員は
誰が任命したんでしょうねぇ?
作者の中沢さんは生前、
「戦争や原爆を食い止めるためには、子どもにも残酷でもその悲惨さを伝えるしかない。
ゲンは子ども向けに描写をやわらげたが、実際の残酷さはあんなもんじゃない」
と語っていたと言う。
慰安婦などいなかった、強制連行など無かった・・・などと、事実を認めず、
『そんな事、あったかなぁ?・・・』みたいな日本の教育や政治。
僕は、日本人として非常に恥ずかしいし、そう云う事が韓国や中国に
『歴史認識』云々と言われる材料を作ってしまう気がしてならない。
しかし、前出のブログ・・・・
相当叩かれてます。
そう云う意味では、『正常な判断力を持った日本人』が沢山居ると言う事で安心出来る部分もあるかな?
で閲覧し、賛同するなら署名してください。