『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

教育の一環?…笑わせるな!

2013年08月21日 | Weblog

【夏の甲子園】千葉にカット打法禁止令!花巻東決勝ならず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130822-00000002-sph-base

近年の高校野球は、一時期に比べるとレベルが上がり面白くなった。
野球解説者の工藤公康氏(愛知名電工⇒西武⇒ダイエー⇒巨人⇒横浜⇒西武)が
『今の高校生は、140〜150Km/h台の球を平気で投げる』と言うように、
プロ選手並みのスピードボールを投げる選手が増えて来た事に加え
打つ方でも、スタンドまで飛ばすホームランを打つ選手が増えて来ている。

それだけに今回の千葉君の活躍は、見ていて楽しかった。
体が小さいという、自分の特徴(ハンデと言うにはふさわしくない)を考慮して、
ファールで相手投手に多く球を投げさせたうえに出塁すると言う技術。
出塁率8割という驚異的な数字は、今大会で準決勝まで駆け上がってきた
花巻東の武器と言っても良かったと思う。

準々決勝まではその技が認められていたのに、準決勝の前に言うなんて
高野連の選手に対する配慮の無さとともに、良く見て欲しかった。
僕は小学校から中学校まで野球部に居て、社会人になってからも
25歳まで野球をやっていた経験が有って、千葉君の技は凄いなと思って居た。

審判はあの打ち方を『バント』と見たらしいが、あのバットの持ち方では、
ボールの圧力に負けて『バント』は絶対に出来ない。
つまりファールにするには、振らないと前に飛ばないのです。
これは野球経験者ならばだれでも判る事。

プロ野球も含めた日本における野球の公式ルールを定めた公認野球規則では、
「カット打法」への規制はない。
しかし、高校野球には特別規則17項目に
「自分の好む投球を待つために、打者が意識的にファウルするような、いわゆる“
カット打法”はそのときの打者の動作(バットをスイングしたか否か)により、審判員がバントと判断する場合もある」
とバントの定義が書かれている。
つまり千葉君の技はルール上もバントでは無いのです。

結果として花巻東は負けたかも知れない。
ただ、全力を出しきる事をさせて貰えなかったという点では、余りにも可哀想。

高校野球は教育の一環・・・・として、推進され続けてきた大会なのに、
選手に対する教育的な配慮も無ければ、ルール上の問題をきちんと検証した上で
下した高野連、審判団の通達でも無い。タイミングも悪すぎる。

毎日、楽しみにして観ていた甲子園球児の活躍だが、こんなくだらないことで
観ていて白けてしまった。
高野連は、きちんと検証し、審判団の間違った見解を正し謝罪くらいはしろよ!
それこそ、教育の一環だろう?

コメント
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