『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

10日遅れの誕生日プレゼント

2013年08月27日 | Weblog

先週の土曜日は、赤坂でスタジオを借りて練習したわけですが
一時間、時間を間違えて行く前に、実は出かける用事が有ったのです。
土曜日の午前中に、三鷹に行き次女を連れて西東京市にある管楽器専門店の
カワウチ楽器『BAND PIT』http://www.kawa-net.co.jp/bandpit.html
まで行き、2か月ほど前から予約してあったテナーサックスを受け取りに行った。

次女の持っているサックスは中学校に入学した時に買い与えたYTS-475。
軽量でなおかつ上級モデルのテイストを網羅したスタンダードモデルで、
決して安物では無いのだが、高校に入って吹奏楽部の部長をやるようになり
ソプラノからアルトの持ちかえをするほど、演奏が上達した。

演奏が上手くなったら、一生物になるような楽器を買ってやろうと思っていたのだが
本人は高校卒業後に吹奏楽を続ける意思がはっきりしないのでと言って
新しい楽器を買って貰う事を、ずっと躊躇って居た。

ところが長女が、専門学校を卒業後の今春から、地元の三鷹吹奏楽団に
入団して、演奏活動をするのを見て、自分も高校卒業後に加わって
お姉ちゃんと一緒に、吹奏楽を続けたいと思ったようだ。
それで、本人が『新しいサックス、買って貰えるの?』って訊いて来たのだ。

実は2年ほど前に一回、買ってやるつもりで店で試奏した事が有った。
次女の持っているスタンダードモデルは軽量で、初心者でも音が出る。
ところが上級モデルは、重量も少し有って、なおかつ大きな音が簡単に出なかった。

僕の想像では、初心者用モデルは音が簡単に出て演奏力をつけるため
楽器そのものの肉厚が薄く、鳴り易いのではないかと思う。
ところが音が出やすいと言う事は、ダイナミックレンジは広くない。
これは管楽器に限らず、楽器の特徴だと思う。
簡単に音が出ないから逆にピアニッシモからフォルテッシモといった音の幅を
コントロールし易くなるのではないかと思う。

このあたりは電気設計をやって居ても、似たような事が有って苦労する点。
高度なものをやろうとするには、それなりに基礎技術が要ると言う点では
通じるものがあるのです。

で、次女に今回買ってあげたサックスは、本人の希望でテナーサックス。
YAMAHA YTS-875 カスタムモデル
http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/winds/sax/tenorsax/custom_875_series/yts-875_02/?mode=model#tab=product_lineup
須川展也氏(http://www.sugawasax.com/)による、選定品。

取りあえず、今僕のポケットマネーで買ってやれるのはこれくらいのモデル。
それでも僕のMartinD-35が2本買える値段だから、決して安物じゃないです。

三鷹の自宅へ持ち帰って、僕は赤坂に行くために出かけたのだけれど
夜に電話したら、嬉しそうな顔で嫁さんに見せていたそうだ。
やっぱり父親には、そう云うところは見せないのですねぇ・・・

10日遅れの誕生日プレゼント。
この楽器を使って、長女と一緒に演奏している姿を見るのが楽しみです。

コメント
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