東日本大震災から早くも2年半。
政権交代だ、憲法改正だ、集団的自衛権だと、何となくマスコミの目が
被災地の復興という、一番大事な事から目が遠のいている感じがする。
僕はと言うと、生まれたのが親父の転勤先だった宮城県仙台市なのと
20代はその仙台まではるばると出かけて、駅の近くに有ったライブハウス
『ビレッジ・バンガード』で何回かライブに出演したり、
その後は東北大の国家プロジェクトの特殊装置の設計と納入で
月曜日に出かけて金曜日に戻るといった出張を半年近く続けていた
と言う事もあって、東北の事が頭から離れないで居た。
そうは言っても、いわゆる考えていただけ・・・・
定期的に義捐金を寄付した程度で、自分の体を被災地に向けるような
行動をしてきた訳じゃない・・・・
バンドをやっている相方と、音楽仲間の話をしながら、何だかモヤモヤ。
そんな中、3年ほど前までライブ活動の中心だった市川市のライブハウス
『アルマナックハウス』のオーナー、『マイスター』こと鈴木輝雄氏が中心となって
被災地の慰問を兼ねて、アマチュアミュージシャンが東北の被災地で演奏をする
『The North Journey Reunion』
http://ameblo.jp/almanachouse-staff/
の活動に参加できないか?と、鈴木氏に連絡を取ったところ
『お主らが参加する事に意味が有る』と言われて、ちょっと嬉しかった。
それで11月2日(土)~4日(祝・月)に開催されるイベントに相方と二人で参加する事にした。
前日の夜中に千葉の市川を出発し、4日の夜に帰京だから前後の二日間に
休暇を取って、万全の態勢で参加する事にした。
なんだか少し、胸のつかえが下りた感じ・・・・
この目で被災地の現状を見ておきたい。
そして、まだ何か出来る事を探して来ようかと思って居る。
しかし、鈴木輝雄氏という人物。
行動力は、高校生の頃から変わって居ませんねぇ・・・・
僕らの世代は、音楽絡みで色々とやってきた世代。
アマチュアコンサートを開いたり、ラジオやテレビのコンテストに出たり、
その後は音楽事務所を開いたり、ライブハウスを開いたり・・・・
今度は音楽で被災地復興の手助け・・・・
今までの単なる『ワクワク感』とは違ったものが湧きあがって来ます。