『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

久しぶりにテレビ

2013年08月26日 | Weblog

今夜は夕食の後に時間が空いたので、久しぶりにテレビを観た。
観た番組は『たけしのテレビタックル』
話題は税金の問題。消費税率を上げる話の影に隠れた、介護保険や老人医療負担のアップ
それに何と死亡消費税なる、亡くなった人の財産から一定の率で取る税金の話まで出た。

介護保険は、もともと健康保険組合の老人保険拠出金の負担を軽減する目的で
別の財布で老人医療や介護に関わる保険制度を作ろうと創設されたもの。
労働組合が『だまされた』と言って嘆いて居たのを覚えている。
保険制度のことについては
http://www.kenporen.com/include/press/2012/2012041601.pdf
を観るとある程度判ると思うので、興味があったら見てください。

さて、色々と税収を上げようと国会議員の皆様は考えて居るようですが、
頭が悪いというか、今の制度ありきの中での発想にしか見えないんだよね。

そもそも国会議員の皆さんがどれだけ税金を使ってるか?
考えたことがあるのだろうか?

国会議員の給料は、国会法第35条で、
「議員は、一般職の国家公務員の最高の給料額より少なくない歳費を受ける」と決められている。
つまり、最高裁判事みたいな特別職の公務員は別にして、最も給料の高い一般公務員と同じか、
それ以上の給料(歳費)を受けとっているということになる。

調べてみたらついこの間、ヨットで遭難してお騒がせしたニュースキャスターの
辛坊 治郎 (しんぼう じろう)さんがこんな事を書いていた。
国会議員の給料
無役の議員で月額137万5000円。
これにボーナスにあたる期末手当てが718万円。これだけでざっと年収2400万円。
これにプラスして、文書交通費という名目で、毎月100万円が追加支給されている。
これとは別に、議員にはJR各社や航空会社の特殊乗車券(航空券)なども提供されている上に、
公務出張の場合は別途実費の交通費等が支給される。

国会議員の所属する会派には、一人あたり月65万円の立法調査費なるものが支給される。

ここまで合計して、国会議員一人に対して税金から支払われる学は、実に年間4400万円。 
さらに、国会議員一人あたり、三人の公設秘書は、給料全額税金で丸抱えである。
三人あわせてざっと2000万円。
結局、ヒラの国会議員一人維持するために年間6400万円以上の税金が、直接費だけで必要なのだ。
 
この額は基本的に、衆議院でも参議院でも同じ。

現在衆議院議員は480人、参議院議員は247人が定数。合計727人に、6400万円をかけると465億円!! 

この額には、国会を維持する為の事務方賃金、設備費、選挙に要する膨大な費用、
さらには大臣、議長等の役職加算、役職者に提供される運転手付きの車等の費用は一切含まれていない。

これに加えて、8年前には政党助成制度なるものが創設された。
今年度分の支出だけで実に317億3100万円にものぼる。
先ほどの、議員個人と公設秘書に支払われる税金とこの政党助成金を合わせると、
実に国会議員らの手に渡る直接費だけで800億円にものぼる。
この数字は、日本の政府税収の0.2パーセントにも及ぶ。


日本はアメリカなどに比べて、人口あたりの国会議員数そのものが3倍近い。
議員定数を1/3にしたら、単純計算で議員報酬だけで300億円削減できるし、
支出総額が半分になったら400億円が浮くことになる。

復興費用だって子の400億円を回せば、かなりのことが出来るはず。

安倍さん、呑気にゴルフやってる場合かよ?
人の財布の中身を伺う前に、自分たちの財布の中を見直して頂戴な!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする