こんな事を書くと、また僕の人格を疑われるかも知れないけれど、
会社に居てストレスが溜まるので、たまにはガス抜きしないと・・・・
で、・・・今日は、我社の恥をさらすような話。
ここ数カ月、やる事が無いので他人が書いた報告書を読む時間が多くなった。
それも、ラインから完全に外されている状態だから、完成品の報告書。
それを見るたびに、うちの会社の技術者、とりわけ設計部署の人間のレベルが
余りにも低くて、何だか溜息も出ないような状態になってしまうのです。
見るたびにストレスが溜まる・・・・まさに怖いもの見たさみたいになってる(笑)
そもそも、学生時代のレポートと会社の報告書は全く違う。
学生のレポートは、そう云う意味では社会に出て通用しない様なものでも
内容が判れば、それなりに評価されるのだろう。
ところが会社の報告書と言うのは全く違う。
一番大事なのは『タイムリー』である事。
僕はいつも、仕事の区切りは報告書を作成する事・・・・と指導して来た。
何かの理由で、仕事を中断せざるを得ない状況になったら、
その旨をきちんと判り易く報告して、一旦仕事の区切りをつける。
そうすれば、同じ遅れるのでも意味合いが変わって来る。
そう言い続けて来ても、なかなか根付かない。まさに企業風土なんですな。
唯一、僕の弟子は最初から僕の下で、そういう訓練と、環境下で仕事をさせているから
最近は、少しずつだがそれが出来るようになってきた。
最初は僕に出す報告書を作成するのが、嫌で仕方が無かったに違いない。
何かをするには目的が有って、それを実現するために検討をする。
検討した結果を整理して作るのが、僕の業界でいう仕様書。
料理でいえばメニューみたいなものです。
それを実験したり、机上の計算などで検証して、実際に作ったものの評価の目安にする。
料理でいえば、実際に作って、食べてみて、思ったよう通りの味が出ているか?・・・です。
その結果を書くのが報告書。
つまり①目的②内容③結果④結論でA4一枚に書くのが良い報告書。
要は
『あれどうなんだ?』とか『あれ、調べておいてくれ・・』と言う質問に
『良いですよ』とか『駄目ですよ』と、いつでも応えらるようにしておくのと同じ。
そうすると
『どう良かったんだ?』、『何が駄目なんだ?』と言う質問が出て、
『○×だから良いです』とか『×○で駄目です』と応えるように、
簡単に報告書と言う形で書けばいいのです。
ところが、これを出来ない人間が殆ど・・・・
報告書の承認をする人間(上司)が、報告書をまともに書けないんだから
そう云った報告書の内容は、想像できるでしょう・・・・
もっと阿呆なのは、装置開発の振り返りをして、報告しろと指示されたら
会議を招集していきなり『良かった事』『悪かった事』なんて訊きだしたリーダー。
余りにもレベルが低いので呆れていたら、リーダーの横で弟子が苦笑いしてる。
前に書いた、何を目標にして作ったのか?を評価するのに、『振り返り』という言葉で
思い出話と勘違いしちゃったのかなぁ・・・・(爆笑)
こんな連中に無視されている自分が情けなくて、ストレスがたまるのです。
でも、毎日時間潰してるだけで給料くれるんだから、良い会社です。
後2年ちょっとで定年・・・・
今さら頑張って成果を出そうなんて気力が湧かない・・・・
また、トンビに油揚げをかすめ盗られるのがオチだし・・・・
組織を信用していないから、そのために頑張るなんて気持が起こらない・・・・
ストレスを溜めないで、過ごすよう、努力します。