気がつけば、10月も残り3日。
ついこの間、出かけて来たと思っていたスイス旅行から帰国して、
すでに1か月が過ぎてしまった。
今年は、週末になると雨だったり、台風が来たりして
6月から通算して5試合が順延になったりしたのだけれど、
そのせいで9月末から10月にかけて、市民大会やら壮年大会といった
サッカーの試合の予定が入っている事が殆どだった。
その他は、週末に芝居を観に行ったり、ライブハウスに通ったり、
相方と久し振りに短いスパンで毎週のように練習をしたり、
思いの外、時間が過ぎるのが早く感じた気がする。
何かをするって言うのは、やっぱり大事ですね。
少なくとも会社に居る時のように、時間を無駄に過ごしている気はしない。
一旦始まると、土日の殆どの時間を使わざるを得ない劇団の稽古は、
個人練習をして来ない人に取られ、待ち時間の方が多く、
何だか時間を凄く無駄にしている感じが強いのだけれど、
無い物ねだりしても仕方がないので、そう云う時間も割り切って楽しんでいる。
自分以外の人に、座長や先生が演技指導して居る事を聞いているだけでも、
勉強になるし、そう考えれば無駄な時間じゃないと思うから・・・・・
そういう意味では、充実している時間なのかな?
公演が終わって、稽古が無い時期がやって来ると、週末に丸々時間が取れ、
自分の事をやれる時間が多くなって、別の意味で充実した週末が送れる。
今月は、11月の3連休に再び東北の大船渡へ行って、歌を唄いに行くので、
相方とは珍しく、毎週のように練習をやって来たので、
唄や演奏の方も、いつもに比べると研ぎ澄まされて来ている気がする。
今回はギターの演奏は二の次で『言葉を伝える唄い方』を中心に練習した。
これは芝居の影響が凄く強くて、石崎先生に言われて居る事の受け売りなんだけど、
歌詞をハッキリ唄う事、メリハリをキチンとつける事をポイントに練習した。
相方いわく『芝居掛かってるなぁ・・・・』と言うので
僕は『言葉で表現して伝えるのは一緒でしょ?』と応える。
僕らは『ギターデュオ』では無く『デュオボーカル』なのだから・・・・
なんて、自分たちのギターのヘタクソさの言い訳にして・・・・(笑)
劇団に参加して、石崎先生の指導を受けるようになってから、
唄い方が変わったと、色々な人から言われる。
僕自身も、そう云う事を感じているから、自分だけじゃつまらないなって・・・・
でも、実際に今まで通りやった時と、言葉を意識して唄った時の
録音を聞いてみると、格段に違うのが解るんですよ。
そういう『進化する自分』を感じられる時間と言うのは
『生きている時間』と言う感じで、気持ちも前向きになる。
少なくとも、あらゆる面で自分よりレベルの低い輩に無視されながら、
会社に居る時の『死んだ時間』とは比べ物にならない。
会社に居る時は時間が早く進み、会社以外の時間はゆっくりと進んでくれたら・・・・
そんな事ばかり考えている今日この頃です。