久しぶりに太陽が顔を出して、湿度も低い気持ちのいい天気。
週末に市民大会があるので、週末の今日はひと汗かいておいた。
去年、初めて優勝した『市民大会』は40歳以上の壮年のカテゴリーで
子供用のグラウンドを使用して、8人で行う昭島市独自のルール。
子供用のゴールだから、小さくてGKが立っているだけで点が入らない。
そのせいか、意外と動き回ることが多くなる。
他のチームと圧倒的に体力が違う我々のチームが、2年間準優勝に甘んじたのは
シュートが入らないから、PK戦に持ち込まれてのもの・・・・
敵に一本もシュートを打たせないで、準優勝したこともある。
今年も連覇目指して、昼のサッカーに仲間が集まる。
なのに、今日は若手のメンバーの方が多かったかな?
そういえば僕のシニアチームでは40歳以下のメンバーは『お子様』と呼ばれる。
40歳以下のメンバーは3人しかいないから、仕方がないのだけれど・・・・。
と言っても、37歳が二人に38歳が一人。
今年、やっと40歳になったメンバーが一人居て、シニアチームの中で肩身が狭かったのか?
『やっとお子様枠から脱出しました!』と、嬉しそうに話していたのが微笑ましい。
5年前の2010年にチームを作ったばかりの頃は、その『お子様』のメンバーがまだ更に
3人居て、当然その頃32歳だった今の『お子様』達は、更に差別されて面白かった。
その一人、チームNo.1のファイター、一仁との会話を聞いていたチームメンバーの言葉。
僕:『おい、一仁…お前いくつになった?』
一仁:『はい、もう32歳になりました!』
メンバー:『なんだよ・・・・だっせぇなぁ…』
一仁:『ダサい・・・・って言われても・・・・』
僕:『早く大人になりなさい!』
こんな調子です(笑)
ちなみに最近は『お子様』と呼ぶにはちょっと可哀そうな気もしてきたので、
新しい造語で、未成年ならぬ『未壮年』と呼ぶことにしました。
20歳で成人、20歳以下が未成年と言われるのと一緒です。
でもね・・・・
負け惜しみじゃないけれど、若いということで得をした事って
59年間生きて来て、そんなに記憶にないのですよ。
あるとしたら、年上の女性に囲まれた時くらいだったかもしれない。
こう見えても結婚前の20代は、何故か年上の女性に凄く可愛がられて、
良い思いを沢山してきました。(思い出すなぁ~・・・・デレェ~)
今でも劇団のオバちゃま達から、『万年少年』と言われて、からかわれていますが・・・・
ところがそれ以外では、何一つ良い思い出が無い。
特に体育会系の男集団の中では、年齢が全ての部分があるから尚更なのかも?
それこそ、『大人になった』と感じるようになったのは50歳過ぎてからかなぁ?
何処へ行っても、大人のカテゴリーに入れるし、お金もそこそこ持っていたからね。
そういう意味では40代も、まだまだ『若造』の部類に入る気がする。
そういえば、40歳になった時にお袋にこう言われました。
社会に出ても20代は『赤ん坊』、30代は『子供』、40代は『鼻たれ小僧』
50歳過ぎて、やっと『若造』になって、『大人』として扱われるのは60歳過ぎてから・・・・と。
この歳になって、その意味が判ってきた気がする。
劇団の中ではまだまだ『若手』の僕。
おじさんたちの中に入ると、まだ貫禄不足の気がする。
この間、芝居を観に行った時に、別に来ていた『隊長』に会ったんだけれど、
一緒に友人から『隊長にはなんだかオーラみたいなものがある』って言われた。
確かに、そうだ・・・・悔しいけど、一流企業の社長をやるような人には
そういうものが無いと、貧相で通用しないのかもね?・・・・・
僕には、とてもオーラなんか出そうもないし・・・・・
そのうち、そんな『大人』になれる事に期待して、さて次は何をしようかなぁ・・・・・