『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

悪夢で目覚め、仲間に癒された一日

2014年10月14日 | Weblog

今日は悪い夢を見て、うなされて良く眠れなかった。
夢の舞台が会社の中での事だったから、休み明けの『出社拒否症』かも知れません。
とにかく頭がボーっとして、デスクに行く時にまた心臓がバクバク・・・・

それでも、何とか10時の休憩時間まで持ち堪えて、一服。
その後はまたやる事が無いので、11時過ぎにふらりと本社まで出かけて来た。
用事は昨日作った『テラリウム』を古い仲間のT常務に届けるため。

奴は忙しくて席に居ない。
勝手に居室に入って、見てみたら古い方は無残にもミイラのようになっていた。
それを新しい『テラリウム』と入れ替えて・・・・・
昼休みのサッカータイムまで時間を潰そうと思っていた。

その隣に、また古い仲間の執行役員F氏が居たので、ちょいとお邪魔!
僕が全く仕事を与えられていない事を知って、『嘘だろう?・・・・』なんて反応。
子会社の設計責任者に及ぶと『開発ってやった事が無いんだね』と言われた。
やっぱり、仕事のやり方を見れば、判っちゃうものだよな・・・・・

そんな話をしていると、何処からかT常務の声が・・・・
見たら、かつて僕とサッカーチームでコンビを組んでいたOと話ている。
それを見て、T常務に声をかけて退散しようとしたらOの奴が気を遣ってくれて、
T常務の居室で、しばし雑談+仕事の話。

『水は1週間に一度、霧吹きのようなもので湿り気を与える程度でいい』って
『テラリウム』の取り扱いを説明。
『これ、難しいんだよな・・・・』とT常務。
『愛情込めて・・・・』と言う事をつけたして取扱説明はおしまい。

その後、系列の仕事をどう進めるか?で、ちょっと相談。
なんせ、僕の部署の連中は自力で何もできないからね・・・・
色々、話しながらも僕の精神的な部分を気遣ってくれて
『もっと気楽に生きなよ・・・・仕事もさ・・・・』と一言。
立場は全く違い、奴の方がずっと上の立場なんだけど、やっぱり長い付き合いの仲間。
そういう言葉に温かいものを感じて、本当にありがたい。
そういう気遣いに応えようじゃなく・・・・気楽に・・・・だってさ。

話をしている間に、昼休みになったので、僕はサッカーをやりに行くので話はおしまい。
昼は、サッカーの仲間と思い切り汗をかいて、すっきりした気分で自社に戻る。
この仲間と一緒にいるときも、どこか気分が癒される。

そして、自社のデスクに帰ったら、また夕方までの憂鬱な時間。
こればかりは、今のところどうにもならない。ひたすら我慢するだけ・・・・

そんな中、かつての部下、僕の一番弟子からメールが来た。
僕が開発した超高圧電源の後任者として、いまや一人前の技術者になった弟子。
開発当初、散々苦労した回路はダイオードの特性に左右される。
ここへ来て、メーカーが部品の素材を変えたらしく、それで電源の性能が変わってしまい、
その原因を追究しているうちに、20年前に僕が悩んだ問題に突き当たったらしい。

メールの内容はそれを調べた報告書で、ほぼ問題は解決されている様子。
それでも、僕が開発した当時のことや、メーカーとのやり取りを知りたくて
メールをよこしたんだけど、前出の通り僕が出しゃばるような場面じゃない。
自力で解決して、アドバイス・・・・・と言うところでしょう。

それでも、メールの最後に『かつて言われたこと、改めて勉強になります』
と書いてあったのを見て、何だかちょっと嬉しかった。
20年前に開発した、新しい電源はそんな簡単な仕事じゃなかった・・・・
それを弟子が知っていてくれたこと、そして僕のような今や
『過去の人』にも気配りしてくれることが、何よりも嬉しかった。

今日は悪夢にうなされて目が覚めた一日だったが、かつての仲間T常務の
気遣いと、サッカー仲間に、そして一番弟子のそんなメールに、
ちょっと癒された一日でした。

コメント
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