『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア・『芝居の醍醐味』

2016年02月21日 | Weblog

昨日に続いて今日もまた、稽古で色々なことを勉強してきました。

前半は唄の振り付けで、唄が無い僕はほとんどやる事が無いので、
午前中に3月に壮年大会で対戦するチームと練習試合をやってきました。
うちの方はメンバーが揃わなくて、本来のチームでは無かった事もあって、
相手に2点を先行されて、今日は負けるのかな?なんて思ったけれども、
終わってみれば2点を返して引き分けに終わった。
相手チームのメンバーから『大したことなかった』なんて声が聞こえて、
次回は格の違いを見せつけて去年同様にボコボコにしてやるつもりです(笑)

試合が終わったのが1時前だったので、着替えてから稽古場へ直行。
参加予定を16時からと伝えてあったのだけれど、14時半に到着したので
座長のご機嫌を損ねることなく、しめしめ・・・・・。

それでも、唄の振り付けが3時過ぎに終わって1幕から芝居の稽古。
最初は僕の出番なし。台本で言うと幕開けから4ページほど出番が無い。
唄の振り付けが入ると、その前後の役者の配置が微妙に変わるので、
そういった面での修正も加わって、結局夕方までその確認で終わった感じ。

夕方から新宿区立柏木地域センターという公立の施設へ場所を移動。
約50畳の会議室は予想以上に広く、中には稽古用の小ホールまである。
今後はここを使うことが増えそうな気がします。

夕方の休憩時間に座長と二人で、珈琲を飲みに行きちょっとした芝居談義。
最近、僕が台詞の言い回しで同じ役をやっても、気持ちが変わる事を話した。
ちょっとした語尾の上げ下げで、ニュアンスが変わるように、
台詞の強弱やテンポを変えると、僕自身の役に対する気持ちが変わるのです。

そんな事を話しながら、稽古会場に戻り稽古再開。
さっきの話のせいか、座長の要求するハードルが高くなる。
台詞を区切らず、流暢に一気に言ってみろという要求。
やってみたが、どうしてもうまく言えない。
覚えていたはずのセリフが飛んでしまい、台本を持って読む羽目に・・・・
それでも、長台詞なのでどうしても息切れしてしまう。

唄の石崎先生が『唄と同じ、最後は根性と腹筋』と発破をかける。
たまらず『そんなぁ…プロじゃないんだから…』
僕が一番言いたくない言葉を、思わず吐いてしまった。
思わず吐いたのではない、本音です。

でも、台詞の言い方を変えているうちに、何か意識が変わってきた。
今までは、自分のやり方でやっていたのに、今日の稽古の状況では、
自分が『雄二』ではない別の人間になっているような・・・・

帰りに座長と二人で新宿まで歩きながら、そんな感覚を話したら
『それが芝居なんだよ。普段の自分じゃなく人格を変えるのがね…』
なんだか、凄く納得した一言でした。

『ある人はどんな役をやっても、いつも同じに見える・・・』
と公演を観に来た仲間に言われ、意識してやってきたつもりだったけど・・・・
今度の芝居は、いつもとちょっと違う自分を表現したいですね。

コメント
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