『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

『春一番』

2016年02月14日 | Weblog

春一番の強風。
30年ほど前に夢中になっていたウィンドサーフィン。
ウィンドサーファーにとって『春一番』はお祭りみたいなもの。
風が強くて、一番小さなセイルを使っても、まともに乗れないほど、
僕にとって『春一番』は、見るためのものだった気がします。

それでも取りあえず海に行く。
たとえ乗れなくても、その場所に行くことがウィンドサーファーにとって
大事な時間だった気もします。

初めて『春一番』で海に出た時に、凄い恐怖心に襲われた。
あっという間に沖まで出られる代わりに、高い波が襲ってくる。
その波に乗った時の快感が、一度だけある。
でも、そのまま海岸線まで乗って、サーフィンの命であるフィンを
クラッシュしてしまった。

その一回のために、沖で何度も波に巻き込まれながら、
何とか戻って来れたのは、今にしてみれば運が良かったと思う。
波に巻かれたときに、セイルの下に入ってしまい抜け出せなくて
このまま溺れるのか…?と、必死になればなるほど水の中から
抜け出せなかったことを思い出す。

今朝は天気予報で「風速27m、瞬間最大風速35m」と言っていたから
今日はとてもじゃないがウィンドサーフィンは無理だなって・・・・
もう止めてから20年も経つのに、気持ちだけはそんな事を考える。

そんな『春一番』で、ウィンドサーフィンの仲間が一人、命を落とした。
死因は溺死・・・・あの時の恐怖が頭に蘇った。
『なんで、こんな日に…』なんて思うのだが、彼にしてみれば
ずっとウィンドサーフィンを続けてきた若い頃と、
何も変わらない気持ちで、海に行ったのでしょう。

しかし、若いころと違って亡くなった彼も歳を重ねていた。
まだ50歳そこそこの年齢だったんじゃないかな?

最近、サッカーをやっていて年齢には勝てないなって思うようになった。
それでも年相応のサッカーをやればいいと考えて、精一杯やる。
死ぬほどサッカーが好きだけど、死んでしまったら楽しめない。

馬鹿だな・・・・
申し訳ないけれど、そう思う。
でも、好きなことをやって命を落としたのなら、本人にすれば本望かも?
何とも言えない気持ちです。

コメント
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