『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

劇団ステージドア・『すべてが勉強』

2016年02月28日 | Weblog

芝居を始めてもう11年になります。今年の公演が10回目。
最初は芝居って、段取り通り台詞を言うことしかできなかった。
舞台上の動きも、言われたとおりにしか動けなかった。

それが10年経つと、台詞の言い回しや舞台上での動きを自分でやるようになる。
それも最初の方は『こう動いて、こっちを向いて・・・・』
なんて考えながら、自分で考えたとはいえ決まったルーチンでやっていた。

僕より先に芝居を始めて、いまだにそういう芝居しかできない人が
結構多いのには驚きなのですが、それがアマチュアなのでしょうかね?

昨日も書きましたが、芝居って普段の生活で無意識にやっている事を
意識して、それも人に解るように大袈裟に表現する事だなぁ…って思います。
もちろん、わざと『臭い芝居』をする場面もあります。
これも普段の生活で、意外とやっているんじゃないでしょうかね?

他人にものを伝える…
芝居をやって居ると、こんなことを普段の生活の中で意識するようになります。
電車やファミレスなどの中で、人が会話している仕草を見たり、
お客さんと対応する店員の仕草や、話し方をチェックしたり。
芝居の中、特に台詞を言っていない時に、そういうものが意外に役にたちます。
そういう意味で『すべてが勉強だなぁ…』と感じる今日この頃です。

今日は昨日休んだ主役が稽古に復帰しました。
やっぱり代役とやるのでは違いますね。
どちらが芝居が上手いかではなく、誰とやるか…なのだと思います。

今日は台詞のやり取りを聴いていて、なんだかおかしいなぁ…って感じることがありました。
うちの劇団は、イントネーションがおかしい人が結構いるのですよ。
そのイントネーションがおかしな人達が今回の芝居の中心になるから、
なんだか、芝居が田舎の話になっちゃう感じ。

イントネーションって、直らないのでしょうかね?
最近はNHKのアナウンサーでさえ、おかしなイントネーションで話しますからね。
民放のアナウンサーなんか酷いもので、とてもプロとは思えません。
昔は『芝居をやるなら、標準語を覚えろ』なんて言われていましたが・・・・
アマチュアの芝居は、そういう処も許されちゃう。
だからアマチュアなのかも知れません。

もうひとつ、今日は体の使い方を指摘されました。
稽古が終って、帰宅してから一人で鏡の前で練習したり。
一人暮らしになって、一番大きいのはこう云うことが出来ること。
自宅で子供たちと一緒に暮らしていると、声を出して台詞の練習や、
仕草や表情の練習なんて、しているところを見られたら
『馬鹿じゃないの・・・・』
って言われちゃうので出来ませんからね。

稽古に入って2カ月。ちょうど折り返し点に来た感じ。
唄の振り付けもほぼ終了したので、あとは細かいところを修正して行く。
唄に関しては、まだまだだなって感じですが、芝居の方はだんだん気持ちが入ってきて、
芝居の流れや、雰囲気が良くなって来ています。

コメント
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