『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

話をしてみないと分からないもの

2016年02月05日 | Weblog

今日は、朝一番の8時に医者へ行き、血液検査。
検査の後は、整形外科で首と肩のリハビリを受けてから事務所へ向かった。
事務所に着いたのは11時。
今日は昼過ぎから、とある案件の下調べで川越まで出張。

友人の所長と営業のS君と僕に加え、現地で山梨本社から技術担当の
執行役員が合流して、4人で客先を訪問した。

この執行役員、僕が初めて山梨の本社に会長を訪ねた時に
応接室で専務から紹介されたIさん。
その時は僕に『デジタル関係は得意ですか?』と質問してきた。
もちろん僕の答えは『私はドが付くアナログ屋で、デジタルには興味ない』
と答えたのでした。
すると『いまどき、アナログですか?』と挑発的な言葉を投げかけて来たので、
すかさず『アナログが判らずに、デジタル技術では何もできませんよ。』
と答えて、ちょっと空気が怪しくなったのを覚えている。

その印象が強かったので、正式に契約が決まり、その御仁と再会した時に
別人かと思うくらい、妙に人当りが柔らかかったのも覚えている。

そして出張が終わって、事務所まで後ろのシートで並んで話をした。
話をしてみると、おかしいくらい話が合う。
ほぼ同年代で、車好き、バイク好き、山愛好者と共通の話題が多かった。

車に関してはお互いに主義主張がありながら、認め合う感じ。
バイクに関しては『敵』の方が一枚上だったから、ちょっと悔しかった。
そして山の話になって、お互いに北アルプスが好きだということで意気投合。
槍ヶ岳までのルートの話をしていたら、彼が自慢げに携帯電話の写真を見せる。

何と、穂高連峰のジャンダルム(山岳用語で、尾根上の通行の邪魔をする岩の意味)の写真。
Iさんが若いころに登った際、撮影したものらしいが、さすがに迫力がある。

さっきバイクの件で後れを取った僕はすかさずタブレットを取り出して
『僕もこんな写真しかないんですけど・・・・』
 
と、去年、一昨年と続けて行ったスイスのマッターホルンの写真をさりげなく(嘘です)見せた。
するとIさんが絶句・・・・・しめしめ・・・・
『あぁ…負けたぁ・・・・悔しい』と言いながら大笑い。

その後は山の話に花が咲き、前で聞いている二人はさっぱりわからない様子。
僕が白馬を『しろうま』と言うと、これは山屋の言葉だとか・・・・
登山靴は革製のゴローをお湯に浸けて、足に合わせた話とか。

2時間弱の帰路で、何だか凄く距離が近づいた気がした。
最初は『気に入らないオヤジ』と思っていたけれど、
きっとお互いにそうだったのでしょう(笑)

人間、じっくり話をしてみないと分からないものですね。
帰りがけに『今度、本社に来たときはじっくり飲みましょう』
と声をかけられた。

コメント
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