映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

全日本柔道チャンピオンのプライド

2008-08-15 22:15:27 | Weblog
石井が勝った。
伝統ある4月の全日本選手権で優勝しているわけだから、彼が現在の日本ナンバーワンといっていいはずだ。

さすがに昨日の鈴木のようなことはないとは思ったが、しっかりと勝った。
明らかに決勝の相手はこちらの方が上という感じ。大きなポイントすらないけれど、これでよかった。

あまり頭はよさそうな顔をしていない??おそらくは柔道以外のことは何もできなそう。でもひたむきに練習しそうな気がする。敵は多そうだが、せこく生き残っていきそうだ。「マスコミの期待よりも斉藤先生のプレッシャーの方がきつかった。」といった。師弟関係に畏怖の念があるほうがうまくいくことが多い。いかにも国士舘らしい。斉藤監督も後輩のおかげでプライドを保てたね。

塚田は惜しかった。
中国選手の捨て身の一本背負いは、谷本の内股と同じで、タイミングがうそのように良く決まった。悔しいが仕方がない。でも、あの二人の喧嘩のような立ち回りはなかなか見ごたえがあった。

これで柔道終了
一段落という感じだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柔道  オリンピック3

2008-08-15 06:46:26 | Weblog
鈴木選手があっさり負けた。
今まで一度も金を取ったことのないモンゴルの選手に負けた。モンゴルの選手は勢いづいてそのまま一気にトップに上り詰めた。
両手がりを何度も仕掛け、最終は場外ぎりぎりで一本決める。敗者復活戦も同じように負けた。非常に残念である。

モンゴルの選手は鈴木選手が当然自分より強い相手なので、捨て身で必死になって攻めて来る。こっちはむしろ受けに入っている。黙っていれば立ち技で一本取れるつもりである。必死の度合いが違う。
しかし、そうなのかわからないのだが、柔道やっていて不思議なくらい力が入らない時ってある。力が入らないままにあれよという間に技を取られる。しかも抵抗できない。稽古でなく試合でだ。小川直哉が金を取りそこなった時の決勝戦がそんな感じだった。
小川が負けた時も自分に照らし合わせた。

モンゴルの選手に比べると絶対に強いはずなのに力が出ない。そんなもどかしさを持ったままやられた。谷の負けと違ってこちらは若干同情する。
しかし、自分の精神力のピークを今日に持ってこれなかったのはやはり実力不足だったのであろう。

全日本柔道という日本柔道の最高峰で勝っている石井には期待したい。上り調子なだけにひたむきな柔道をやってほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする