映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

ふぐ飲み会

2009-01-31 22:09:13 | Weblog
今日は風強かったなあ。
樹木の葉っぱがゆられまくっていた。
昼食事に行ったら、誰もいなかった。土曜日であってももう少し人がいるのに

昨日は子会社の社長と埼玉の責任者にごちそうしてもらった。
埼玉にこられたので、大宮に出てふぐを食べた。「玄品ふぐ」という店初めて入ったが、予約でいっぱいであった。フリーで入ってくる人が次から次に満員で断られていった。今どきすごいなあ。
いわゆるてっさも2種類出て、から揚げが終わったあと、ふぐちりになる。
特別うまいとは思わないがまずまずの水準であろう。
大阪にいるときは、ふぐはよく食べに行った。
東京では高級であまり食べたことがなかったのに、大衆魚のように安かった。
ひれ酒も出てご機嫌

子会社の社長は以前は自分の会社の常務をつとめた方
直属の上司ではないが、間接的に評価をつけていただいていたこともある。
子会社の業績をよくしたので63才でも現役の社長だが、後継者が今年きて来年はご勇退らしい。

スナックのようなところへ行き、カラオケを歌った。
しばらくぶりに行く店だが、ホステスはほとんど30代後半以上。それも結構いっぱいいる。他に客はいない。大丈夫なのかな?ママ
でもこのホステスたちもみんなばばあだから、他に雇ってくれるところもないだろう。これだけで生計を立てているのであろうか?そんなつまらないこと考えた。

それにしてもここのところの決算発表のすさまじさには正直驚く
日立は7000億の赤字だし、パナも東芝もNECも1000億以上のすさまじい大赤字。いくらなんでもすごいよね。
通常マクロの統計数字は不景気といわれるようになってから、少し遅れて下がっていくけど、今回は年度末ベースで急落。いやあすごい

今月の本業の受注はまずまず、前年数字は大きく上回る見込み
でも営業マンでずっと成績の悪いのがたくさんいる。来週木曜みずから研修することに決めた。底辺さえうまく上げられたら何とかなるとは思うが。。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大統領の理髪師  ソンガンホ

2009-01-30 06:34:09 | 映画(韓国映画)
時代は李承晩韓国大統領の末期からスタート
再選選挙のときの不正開票の場面がいきなり出てくる。
朝鮮戦争が国土全域で少し前まであったわけだから、当時の韓国は貧しい時代だったと思う。
荒廃した国土の中、産業発展も遂げられず腐敗政治の時代であったと聞く。
結局軍事クーデターが起こり、朴正煕が政権をにぎる。

そんな中床屋の主人公は、できちゃった結婚をして、男の子が生まれる。
その息子の回想記である。主人公の理髪店にすぐ近くの大統領官邸から警務の責任者が散髪に来る。
「このあたりにスパイが来るから気をつけるようにと。。。」注意をして帰る。
すると本当に夜屋根にスパイがいるではないか、警察を呼び捕り物がくりひろげられるが情報部員であったことがわかる。でもそれは警務責任者が情報部を陥れる話であった。
それでもそれをきっかけに大統領官邸で朴新大統領の散髪をするようになる。

朴大統領と実質秘書の警務部長と情報部長の3人が主な登場人物
警務部長と情報部長は非常に仲が悪い。
10年以上2人の勢力争いがくりひろげられる。

北朝鮮のからみで、下痢が横行する。マルクス病と言われる。
下痢になった人間が北朝鮮のスパイだということだ。
ところが、主人公の床屋の小学生の息子が下痢になり、取調べを受けるようになる。
すぐ終わると思ったらなかなか出られない。。。。。。
父親は困って動くが。。。

朴正煕というと軍事政権の韓国のトレードマークのように言われた有名人
当時怖い顔をしているなあと思ったっけ。韓国というと彼の顔が思い出されイメージ悪かった。
しかも、金大中事件も起こって当時KCIAというと一番怖い存在だった。
韓国大統領が軒並み汚職で捕まっていた中、潔癖だといわれる。
日本と国交回復を交わしたし、戦前の日本に関するコメントも、戦前の日本当局が貧しい人たちにも教育を施したことで好意的だと伝えられる。

でも貧しかった韓国経済を大きく転換させたのは彼であることは間違いない。
戦前の日本の陸軍士官学校を出て満州国の高級士官だったようだ。
ヘタすると戦犯になってもおかしくない人だったのかも?
それでも満州国の繁栄の仕組みを韓国経済発展に役立てのであるから微妙な?存在
映画の中で日本語を一言しゃべる場面があり、それはどういう意味をもつのであろうか?

フィクションだけど現代韓国史に即しているのでフィクションには思えない作品
小学生がスパイの容疑をかけられること以外は不自然さはない。
楽しめた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラスベガスをぶっつぶせ

2009-01-29 18:54:48 | 映画(洋画 2006年以降主演男性)
カジノの教則本でイェール大学の学生がカードカウンティングでブラックジャックで大もうけした話を聞いたことがある。
その話には非常に興味をもっていた。

映画の主人公はMITの学生、数学に天才的才能を示し、教授ケビンスペイシーからも注目を浴びる。
母に育てられた苦学生で地元のJ-PRESSで働きながら、医大への転向を目指す。
その彼があるときある小教室に呼ばれる。教授とともに何人かの学生がいる。
その中には主人公の仲間たちがマドンナと慕う女性もいた。
学生たちはブラックジャックのカウンティングを学んでいる。
教授ケビンからもその数学的天賦の才能をブラックジャックで生かさないかと誘われる。
彼は断るが、学費を稼ぐためと割り切ってブラックジャックのカウンティングと連係プレイを訓練する。
そしてラスベガスに向かう。

カジノの裏の監視員にカウンティングがばれないように酔った振りを装いながら
週末ごとに勝っていき、医大に行くための学費を貯めていく。
しかし、勝ちっぷりのよさから監視員フローレンスフィッシュバーンににらまれると同時に
主人公の勝ちっぷりに嫉妬した仲間から邪魔をされることになるが。。。。

単なるサクセスストーリーには終わらないとは思った。
途中からケビンの悪党の一面が強調され、ストーリーも時間を飛ばしながらまとめあげられていく。

プレイ自体はものすごく驚かせるところもなく、カジノの場面だけでいうと「レインマン」でダスティホフマン
が勝ち続けるシーンの方がスリリングだった。でも僕自身がカードカウンティングに詳しくないこともあるかも?
数学的才能がある学生が出てくる「グッドウィルハンティング」のマットデイモンの方が数学の才能がはっきりわかる印象だ。

ケビンやフローレンスが脇役に回っているので映画は締まるが
それなりにおもしろいといった程度か?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お茶漬の味  小津安二郎

2009-01-28 17:31:51 | 映画(日本 昭和34年以前)
昭和27年というと朝鮮戦争特需が生まれだしたころか?
小津安二郎監督がその世相をリアルに映像にしている。

パチンコ、競輪、野球場、そして当時の銀座とロケがずいぶんとはいっている。
これが非常によい。パチンコは玉を一個づつ台の中に入れていき、当然手動。
競輪は12車立てである。レースぶりが映し出されるが、ライン戦の現代競輪と多少違うレースぶり。
後楽園野球場に木暮美千代が友人と観戦にいくシーンもある。黒澤映画の「野良犬」にも当時の後楽園が出てくる気がした。バッター4番別当だ、いかにもこれは古い。

木暮が神戸須磨の友人のところに遊びに行くシーンで当時の特急に乗るシーンが出てくる。最後尾がオープンになっているブルートレインのようなやつである。浜松に12時すぎについた後、名古屋に14時、大阪に17時に着くと列車の場内放送がいっている。映画「天国と地獄」に出てくる有名な鉄橋も映し出される。

そういう昭和20年代の映像を見るだけでも非常に価値のある作品である。

佐分利信木暮美千代が倦怠期に入りつつある夫婦。佐分利は商社の部長で、木暮はお嬢様育ちが抜け切れない奥さん。妻は昔の友人である淡島千景小桜葉子、そして姪の津島恵子と遊び歩いている。長野出身の佐分利に対して都会的お嬢さん育ちの木暮とはあわない。妻のほうがむしろ自分勝手である。その二人に佐分利のおい役の鶴田浩二、佐分利の軍隊時代の部下でありパチンコ屋となっている笠智衆が脇に回り、淡島千景加山雄三のお母さんの小桜葉子が木暮の友人役として出てくる。

小津得意のローアングル切り返しはこの作品でもさえを見せる。
淡島や津島が若く、鶴田浩二もその後のやくざ映画と違うアイドル的顔を見せる。
二枚目美女の競演でローアングルがより引き立てている気がする。

どちらかというと原節子三部作に比較すると、カゲに隠れるが個人的にはこの方が好感を持てた。ちなみに自分が小津で一番すきなのは「浮草」である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あの子を探して  チャンイーモウ

2009-01-27 18:42:21 | 映画(アジア)
素人を使わせるとうまいチャンイーモウ監督の傑作

中国僻地の小学校の先生が母親の看病のため一ヶ月学校を離れるので、村長が代用教員として主人公の13歳の女のこを連れてくる。村には金もなく、報酬の50元も後払い。
ほとんど何も教えられない彼女は生徒たちをうまく扱えず、28人の生徒たちは教室の中を走り回る。
村を先生が離れるときに、生徒が一人もいなくならなければ10元払うよという約束だったため、主人公は生徒の離脱に神経を払う。
しかし、足の速い女の子が一人町に連れて行かれることになる。必死に阻止しようとするが、女の子は町に行く。
その後一番の腕白坊主が家の借金の埋め合わせに町に働きに行かされる。
彼が町に行ったのを知った先生は、彼を連れ戻そうと試みるが、町に向かうバス代すらない。
生徒たちにも手伝ってもらってレンガ運びで15元稼ぐが、バス代は片道20.5元これでは往復の運賃に足りない。
バスの無銭乗車で向かうが、結局ばれて降ろされて歩くことに、途中で運良くトラクターが来て町にいく。
しかし、町に着いて彼の行き先に向かうと、彼は途中で脱走したことがわかる。
何もわからない町の中で必死に彼女は探そうとするが。。。。

チャンイーモウ監督「初恋のきた路」でも僻地の学校が舞台であった。
あの時は、村に来た新任教師をチャンツィイー扮する村の娘が恋する話であった。
チャンイーモウの生い立ちは教職と何か関連があったのであろうか?
それにしても日本では考えられない13歳の代用教員である。
明治の日本でもここまでの代用教員はいなかったであろう。

中国には都会と農村に強烈な格差があると聞いているが
大きく経済発展を遂げた現在でもこれに近いこともあるのであろうか?
いまだに義務教育の途中で生活のために学校を辞めざるを得ない子供たちが
いっぱいいるらしい。大変だ。

主人公は中国人のいやらしさもあるが、農村育ちのたくましさがある。
非常にけなげだ。テレビ局の前で教え子を探してもらうためにずっと待ち続けるシーンは素敵だ。

チャンイーモウらしい色彩の美しさはこの映画では出てこない。
でも現在の日本には考えられないような素敵で素朴なな人と人とのふれあいがある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読んだ本1/26

2009-01-26 22:13:38 | 
先週は割りと映画を見た方なので読んだのは軽いもの4冊

1.リーダーシップ魂  トムピーターズ
本のデザインが他と違っていかしているでも内容は普通
それほど参考にならなかった。

2.スピードハックス  大橋悦夫、佐々木正悟
仕事のスピードをいきなり3倍にする技術

いわゆる仕事術の本。打ち合わせ前の休憩で読んだ。今まで聞いてきたことが多い。でも参考になることはいくつかあった。
引用がうまく、デビッドアレンの「3時間かけて自分のきになることをすべて1枚の紙に落とす」とか、「ちょっとしたリスト」の作成、メモはメールを使って記録
など。。。

3.臆病者のための株入門  橘玲
本質的に株式投資が難しいことが言いたいことという感じ。
株式先物の原理、インデックスファンドの原理、株投資およびそれに類したものは誰かが儲かれば誰かが損するゼロサムゲームであること。長期投資が短期投資よりたやすいはずがないこと。競馬、宝くじ、生命保険の胡散臭さなどが主な内容
読むの2回目だけどそれなりには役にはたつ

4.友だち地獄  土井隆義
現代若者たちの人付き合いの難しさ、今のいじめは昔のいじめとは明らかに違うということ。見るからに非行少年という連中が明らかに減っていること。引きこもりが生まれやすい社会になっていることなどが主な内容
なんとなく感じていたことではあるが、ずいぶんと社会が変わったことを感じる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母の納骨  香港園

2009-01-25 19:32:41 | 食べもの
いよいよ納骨の日となった。
なんか落ち着かなかった。段取りを自分でしたが、果たしてそれでいいのであろうかと思案していた。
寺の坊さんへのお布施の額、呼んだ人が出席するかどうか、お供えの選択、手土産どうするか、昼食場所への移動の方法、食事のレベル、お金の収支計算などなど。。。
落ち着かなかった。簡単なようでこれでいいのかと思ってしまう。
自分なりの設計図に自信がもてなかった。

結局何とかなった。母の遺骨も墓の中に納まった。
しかし、父の遺骨と比べると入れ物が小さいのに驚いた。火葬場で遺骨を拾うときに、小さいなあとは思ったが、実際小さかった。
前の父の納骨のとき、お供えを持ってこなかったり、お布施を勤行のあとにわたしたことを母にグチグチ言われた。それは訂正した。確かに住職も以前よりきっちりやっていた気もした。

高輪の寺から目黒に移動した。
食事の場所もそこでいいのか迷った。父の納骨のとき、都ホテルの「四川」にした。
「四川」はおいしい店なんだけど、辛めなので食べづらいひともいるはず。
今度は目黒駅前の老舗中の老舗中華「香港園」にした。

母の新婚当時の日記にも「香港園」が出てくる。
母の元職場の先輩女性が、弁護士の先生と不倫?(男の方が所帯持ちか聞いていなかった。)をしている。デートは香港園で食事して、どっかにしけこむ様子
母は目黒の名門式場(元上場会社)で挙式をして、五反田に住んでいた。
すぐそばの「とんき」のとんかつといい何かと縁があった。

たまに昼食で寄ると一階で食べるが、美智子皇后のご実家正田家の父上正田英三郎夫妻をはじめとしたご家族が会食している写真があり、いかにも一時代前のセレブな感じがする。五反田の旧正田家はすぐそばだからね。個人的にも大好きな中華である。
今日も予想以上によかった。おいしい蒸し鶏の入った前菜、鶏肉料理、エビチリのソースの味も非常に上品。若干四川ぽいホタテとイカの炒め物、典型的広東料理の中国ちんげん菜(これを見て厨房の実力が判断できる)、豆腐料理、豚など、高菜チャーハンもグッド
割と薄味なのが自分にあっていると思う。上品な味だ。
母の姉妹の中で薄味なのであえて味付けをしている人がいたが、そういう人も確かにいるだろう。でも典型的広東料理らしさがあって自分は大満足。50年以上東京のど真中で続いているのは理由がある。

お酒を飲む人が少なかったせいもあるが、総額も安く収まった。
収支計算的にもなんとかなり一件落着でした。
これでひと段落、肩の荷も下りた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三文役者  竹中直人

2009-01-24 06:07:56 | 映画(日本 2000年以降主演男性)
内容のことは知らず見た。なんだ殿山泰司の物語だったんだ。

40年代から50年代のテレビドラマの脇役として欠かせない人だった。彼がいなければ、ドラマが存在しないくらいの存在感であった。
殿山泰司がおでんの「お多幸」の息子だったとは、まったく知らなかった。
入社当初東京駅の近くに事務所があったときは、銀座にも八重洲のにもよく行ったものだった。でもそこのお坊ちゃんとして育っている感じはまったくない。

どちらかというと下町のエロおやじをやらせるとうまかった。
愛のコリーダの実写版は昔パリに行ったとき上映していて、凱旋門の近くで見た。
そのとき藤竜也とともに出演していて、殿山さんも「あそこ」を見せてくれた気がする。にっかつポルノにもでていたなあ、エロおやじ役でね

映画は竹中扮する「たいちゃん」こと殿山泰司が、鎌倉の本妻吉田日出子と赤坂の愛人荻野目慶子の間でうろうろしながらの役者人生を描いている。時折新藤兼人監督の作品の殿山が写っている場面を織り交ぜると同時に、乙羽信子が「たいちゃん」に呼びかけるように語っていく。これがいい。
竹中は好きだが、殿山泰司の声の特徴を無理やり真似しようとしているのが、ちょっと違うのかな?という気がする。しかし、飾り気ない殿山をうまく演じている。
でも彼ってもう少し教養系のところもなかったかしら?
ミステリーとジャズが好きなのは私も知っているくらい有名だった。映画の中でもそのことが触れられているが、もうちょっとインテリぽさもあった気がする。

未だに頭の中でわからないことがある。
この映画2000年の作品だが、乙羽信子の語りがある。あれ?彼女もっと前に死んだんじゃなかったかな?そう思って調べたら94年になくなっていた。
たしか彼女最後は病魔に冒されながらふらふらになって演技をしていた印象がある。映画の画面の彼女の顔はふっくらとして往年の美貌を髣髴させるものである。
とすると彼女の語りは90年から92年くらいに撮られていたのではないか?
そうすると新藤監督はこの映画の構想を殿山さんが亡くなった89年から持っていて、長期間かけてつくったのではないか?殿山の役者魂が、この映画が成り立たせた感じだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

定額給付金と足の引っ張り合い

2009-01-23 18:32:07 | Weblog
オバマさん大統領就任おめでとう
テレビでアメリカの様子を見ると、オバマさんをみんなで盛り上げようとする気運が感じられる。すばらしい!

日本人はなんで足の引っ張り合いをするのであろう。
定額給付金のアンケートをとると、70%は給付に反対するが、いざ給付されるとなれば85%は受け取るとの話、素直じゃないなあ。。
ほしいなら素直に何で欲しいといえないんだろう。
消費税アップと引き換えと思うからなのかしら?
でも景気回復しなかったら消費税は上げられないものね。

確かに経済学的な限界消費性向の概念からいって、定額給付金が消費に回るとは限らないかもしれない。それでも年末調整的感覚でお金が戻ってくれば、それなりに動きがあると思う。台湾で同じような考えで、買い物券が配られているようだ。
みんな非常に喜んでいる。素直だなあ

どっちみちもらっても奥さんに全部渡すけど、もらえるというのはうれしいよ。
もっと日本人素直にならないと景気もよくならないと思うなあ。

足の引っ張り合いをやめて、民主党と自民が保守合同することが景気回復には一番と私は思うけど


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石器料理の夜

2009-01-23 18:26:18 | Weblog
今朝は軽い二日酔いだった。

昨日は元上司の退職をねぎらう会を3人でやった。
年上の二人と一緒に新宿の石器料理に行った。この店はだいぶ前に行っておいしかった気がしたのでそこに決めた。
石鍋の上でシーフードやヒレ肉を店の人が焼いてくれる。
ハーフワイン無料券を渡したら、3人でボトル一本分はサービスであった。
今日はこちらのご馳走のつもりでたくさんお金を下ろしてきたが割に安上がりで助かった。

元上司は、定年を一昨年迎えられていて、1年半くらい子会社の役員をやっておられたが
子供いないし、もういいやということで、悠々自適の道を選ばれたようだ。
もう一人は自分の会社の役員をつとめられていた大物で、退任後別の会社にいかれている方である。
役員をやられていたときに、私が当時出向していた栃木の販売会社の社長をつとめていただいた。
そのときの幹部3人である。
昔の仲間の動静を聞いたりしたあと、元上司と二人でカラオケ屋に行った。
昔だったら女性のつく店に行ったものだが、定年後は金のかからないところが良いと
カラオケ屋行きである。古い歌を中心に歌いまくった。
今はある年で曲候補がリストアップされるようだ。
質素な遊びだがそれはそれで楽しかった。時間が長いので金額は割とはった。

電車に乗ってかえったが、先日の乗り過ごし事件の教訓を得て
座らないようにして、北浦和まで帰った。

今朝は会議であったが、今月の業績も今のところぱっとしない。
難しい情勢である。
株価も今日は安い。世間のムードは少しも良くならない。
誰にも打開策が見つからない感じがする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母の日記

2009-01-21 08:47:15 | 家族
昨日は20年以上前の顧客からの相談があり、大森へ車で行った。
担当に任せるのが本当はいいが、学校の大先輩ということもありむしろ遊び半分と言う感じだ。
首都高速はすいていた。さいたまから大森までほとんどノンストップであった。
正月とその後は一般の人の車も多く渋滞していたが、やっぱり不景気なのか商用車の利用が減っていると思う。鈴が森で降りて第一京浜を走って向かったが、高速のいわゆるウォーターフロントエリアの高層ビル群に比べると、昔からの変化はさほど大きくない。

商談を終えて、品川の家に向かった。

今日は泊まりなので、本をたくさん持ってきていた。それを読む前に母の新婚当時の日記をなんとなく見てみたい気になった。母がなくなった後見つけたもので、一通り読んでいる。読み出したら止まらなくなった。

当時五反田の駅のすぐそばにいた。家は事業をしており、新婚の父と母、父方の祖父祖母、住み込みで働いていた使用人ですんでいた。家で働く人がそのほかに3人いた。
結婚式の様子、新婚旅行の様子、新婚生活の不安、商売とそれにかかわるわが家族、元の職場の先輩とその彼氏?の話、この先輩ある小説のモデルになったくらいの人だからなかなかやることが大胆
初めて母のふるさとの静岡に帰ったときのこと。昔の友達の動静などなど

読み出すときりがなかった。
でも本当は新婚生活を楽しもうとして、最初の子供はおろそうと思っていたことなど新事実がわかった。そうするとこの僕は存在しない。
祖父祖母に懐妊の話が分かって父がふくれた話は傑作だけど、「おじいちゃんおばあちゃん」には本当に感謝

でもこれって小説になるなあ。。映画にすると「三丁目の夕日」と同じころだから十分いけるよな。家の近くには都電も走っていたし

ゆっくり作ってみよう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

王妃の紋章  チャンイーモウ

2009-01-20 06:16:59 | 映画(アジア)
ド派手な衣装と宮廷内の装飾が際立つ作品である。
チャンイーモウの作品で言えば、「HERO」や北京オリンピック開会式のにおいがする。

中国の唐の時代が終わり、後唐時代の宮廷内でのいざこざを描いている。
コンリー扮する皇后と血のつながらない皇太子とが不倫の関係にあるのに気づいたチョウユンファ皇帝が、トリカブトの入った薬を飲ませて命をとろうとする。
皇太子には二人の異母弟がいるが、いずれも皇位を狙っている。また、皇太子は宮廷内にいる待女と関係を持ち始める。彼女は医者の娘だが、医者の妻は昔武将時代の皇帝と関係を持った女性である。
関係がこんがらなり、みな憎しみあうように争いあうハッピーエンドとは無縁のストーリー展開
日本も父子、兄弟間での勢力争いがあった時代もあったというが、中国の場合は極端に多い。皇帝が支配する時代は、皇帝と一部の官僚を除いては虫けらのように人の命が扱われていたのではないであろうか?
訪ねてきた客人をもてなすために、自分の子供の蒸し焼きを出すなんて話が普通にあるような国だから価値観が日本と違うのは仕方ない。現代香港映画でもなんてこんなに残酷なの?という表現がずいぶんと散見される。

コンリーは気の強い女性をやらせると天下一品
「SAYURI」で主人公の先輩芸者をやったときも、憎たらしい女を演じていた。
「さらばわが愛覇王別姫」での主人公の友人の妻役も適役で、娼婦上がりの俳優の妻を好演した。「マイアミガイス」もマフィアの女帝であり、刑事と良い仲になり女ぽいところを見せるが、根本に流れるのは強い女
好きになれないが、なんだかんだでコンリーの作品見てしまう。

後味がよくないので、日本での公開遅れたのかな?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

読んだ本1/19

2009-01-19 21:00:31 | 
先週飲み会の間に読んだ本 2,4,5は特によかった。いずれまとめたい

1.捲りまくられ降り振られ  白川道
競輪場を有名作家と一緒に回る。相手は女性中心に素人も多い。裏街道まっしぐらの彼は借金王。競輪では十万単位で張っていくようだ。伊集院静とも似たハチャ滅茶さに驚く。「流星たちの宴」はよかったけどね。

2.営業と詐欺の間  坂口孝則  ☆
営業の本質をよくわかっているコメントが目立つ。
営業は必ずしも口八丁手八丁ではなく、顧客に誠実だと思わせ、顧客の利益のためにがんばっていると演出することが大切と説く。
悪質商法や宗教のマインドコントロールの話もありかなり面白い。

3.女はなぜキャバクラ嬢になるのか  三浦展
題名に惹かれて買ったが、面白くなかった。
アンケートをたくさんとっていたが、どういう方法で取得したのかな?

4.勝負脳の鍛え方  林成行
結果それ自体を目標にするのではなく、結果にいたる技や作戦の達成に全力を尽くして、結果のことを忘れるくらいがいい結果を生むといっている。
よい結果への流れを頭脳が瞬間的にイメージできるように、普段の行動を心がけるように説く

5.文章のみがき方 辰濃和男
いろんな人から「文章作成法」の引用が比較的多いが、非常にまとまっている。
自分を飾ることなく、素直に実際に感じたことや見たものを書いていくことが一番と説く。修飾語の多用にも警鐘を発する。
推敲、文章作法の章は書棚にずっと置いておく価値のある本だ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番

2009-01-19 06:04:34 | 音楽
NHKテレビでラフマニノフのコンサートをやっているのを新聞で知り見た。
しかもラフマニノフのピアノ協奏曲2番は、私の一番好きな曲である。
週に1回以上はバックグラウンドミュージック的にヘッドホンをつけて聞く曲だけど、テレビで演奏者がやっているのを見るのも迫力あっていい。

レイフ アンスネスというピアニストは、30代後半だけどなかなかやるようだ。
N響のバックもやる気十分
特に第三楽章のヤマ?の部分では、各演奏者たちがみんな自分に酔いしれているようだった。
そんな顔が見れるのもコンサートのいいところである。
指揮者とピアニストも目で合図しながらテンポよく進行していた。指揮者も相当のっていた。

以前ラフマニノフの映画を渋谷文化村で見た。
彼の波乱の人生がわかってよかったが、音楽的には中途半端だった気がする。
ピアノコンチェルト第2番も第一楽章の最初だけやって、盛り上がる第3楽章がないがしろになっていたのが残念。
映画「逢びき」では、浮気した妻が夫の元に帰ってきて、
「ずっと遠くに行っていたみたいだね」「帰ってきてよかったよ」
と夫に言われる世紀の名場面のバックに非常に美しく流れるのが印象的だ。
若手ピアニストの超絶技巧に酔いしれた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「バブルへGO」 阿部寛&広末涼子

2009-01-18 10:34:49 | 映画(日本 2000年以降主演男性)
映画「バブルへGO」はホイチョイプロダクション制作のコメディ映画

「私をスキーに連れて行って」からの3部作だけでなく、「東京いい店やれる店」のグルメ本など彼らが現代軟派文化に貢献したのは間違いない。
90年代前半くらいまでスキーによく行った当時は、映画を見る前に必ず「私をスキーに連れて行って」をビデオでみてからゲレンデに行ったものだった。
もちろんスキーにすすむ車の中のBGMは「ユーミン」でね。

「東京いい店やれる店」のグルメ文化に与えた影響も「ミシュラン」以上のものであった。
何よりもただ高級店という選び方でないのがいい。イタリアン、中華、B級グルメなどバイブルのように使わせてもらった。BOOKOFFで105円で売られている今も色あせていないと思うのは、古くからある東京の老舗に対する見方の鋭さであろう。

成蹊ボーイの育ちのよさがいたるところに感じられる。

そういう彼らのつくる映画であるから面白くないわけがない。
当然タイムマシーンなんて設定はフィクションだし、時代考証的にも多少オーバーかな?と感じる部分もあるけど、楽しめた。

財務省の窓際役人阿部寛が、日本の景気の悪化の根源は90年の「不動産総量規制」とみなして、主人公フリーター広末涼子の母親の電器会社のエンジニアである薬師丸ひろ子の発明のタイムマシーンをつかって、薬師丸と広末を90年の3月に送る設定である。
広末は当時の大蔵省に駆けつけ、17年前の阿部に会う。阿部は毎晩遊びまくる大蔵省のエリート、自分が17年後に依頼したことなど忘れて、広末に接する。
次第に何かおかしいということを感じて、「不動産総量規制」の指令の中止に動き出すという話

私自身が89年4月に東京から大阪に異動になったこともあり、90年それ自体の真実の姿はわからないが、描かれている風俗はボディコン服の使い方、眉毛の太さといい多少オーバーだったのではないか?スクウェアビルも全盛は80年前半がピークで88年後半はもう少しおとなしくなっていた気がする。ディスコだけでなく麻布クラブなんてカラオケ屋もあったんじゃなかったかな?
でもオーバーな方がいいだろう。ある意味お金を使わないといわれる今の若者たちにいい?影響を与えるだろうしね。

ただ不動産総量規制はきっちり90年3月でなく、もう少し前から大蔵省の厳しい業務指導が始まっていたと思う。90年の初めに銀行にいくとそういう話でもちきりであった。
実際東京の地価が下落し始めたのは、87年の末からと思う。87年の10月に300㎡以上の取引に国土法の届けが義務付けされてから極度ではないが下がっていた。そして88年に100㎡にラインが下げられた。むしろ東京の取引で儲かったお金で周辺地区が買われたり、関西の土地が買われたと思う。
89年4月に大阪に行って驚いた。まだ土地の値段が上がっていたのである。しかも89年の終わり位になると、東京の相場と変わらない取引が多く、絶対下がるなあと思ったものだった。そうしていくうちに大阪でも100㎡規制となり、むしろ東京を越える下げ幅となった。

経済の話をしだすと止まらないないのでこんなところで。。。
でもどっかでつまずいていたんだろうなあ。

参考作品
波の数だけ抱きしめて
中山美穂&織田裕二


彼女が水着にきがえたら
原田知世&織田裕二で昭和の終わりを楽しむ


私をスキーに連れてって
これを見たらスキーに行きたくなる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする