映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

2023年好きだった映画10+10

2023-12-30 19:43:16 | 映画 ベスト

2023年好きだった映画を10本列挙する。(まだ観るので一日早いけど)
もちろん映画の出来もあるけど好みが優先である。
結局観た映画の本数は186本(名画座、Netflix映画含む)、自分なりに気に入って自分の控えに〇(マル)したのが50本。(2007年からつけて控えは3279本)選んで観ているから絶対没は少ない。いざ選ぶとなるとなかなか難しい。意識していないが、頑張る女性への応援という作品がなぜか多い。

順番は順位ではありません。題名クリックすると記事になります

⒈ロストキング

シェイクスピア劇では悪者にされている英國王フィリップ3世を擁護しようとシングルマザーのサリーホーキンスが歴史の新事実に迫る物語。

⒉バッドランズ

特殊詐欺の首謀者で社会の底辺を彷徨う大阪の女を安藤さくらが演じる。脇役の援護射撃もありリズミカルに泥くさい世界に迫る作品となる。

⒊アウシュヴィッツの生還者

アウシュヴィッツの収容所で負ければ死ぬボクシングの試合を勝ち抜き、戦後は不敗の王者ロッキーマルシアノに挑戦した男の生き残り物語

⒋あしたの少女

コールセンターに勤めた実業高校の実習生が派遣先でむごい目にあう。それを警察が取り締まる刑事役のペドゥナがカッコ良すぎる。

⒌ジュリア

あるピアニストが人生それぞれの場面で別の選択していたらどうなったの?それぞれの場合の別の道を映像で教えてくれる。音楽、美術、カメラワークいずれも絶品

⒍アンダーカレント

突如夫が失踪して1人となった銭湯の店主が探偵を使って真相を探ると意外な展開に。真木よう子が主役で「さよなら渓谷」以来の情感こもる好演。

⒎BLUE GIANT

上京してジャズのテナーサックスで身を立てようとする青年の成長物語。上原ひろみ中心の現役プレイヤーによる臨場感あるサウンドを劇場で楽しめる。

⒏絶唱浪曲ストーリー

ちんどん屋稼業をしていた大卒女が、たたき上げの浪曲師の口演に魅せられ入門。師匠が病に倒れ100歳の三味線弾きの弟子になり修行するドキュメンタリー。

⒐仕掛け人 藤枝梅安

鍼医者なのに暗殺請負の藤枝梅安を豊川悦司が演じ、料亭女将天海祐希と対峙するが2人に因縁あり。天海祐希の存在感が圧倒的で夜のムードが冴える時代劇の傑作。

⒑縁路はるばる

香港の理系独身男に突如モテ期が訪れて、次々と美女とデート。女の子がいずれも香港の辺境に住み、あちらこちら右往左往する現代香港の風景を実感するラブコメ。

キネマ旬報のベストとは被らないものが多いだろうなあ。でもこんな映画が自分の好みだ。

自分なりのベストと甲乙つけがたい10本

⒈セールスガールの考現学

アダルトショップで働くモンゴルの女子学生

⒉TAR

ケイトブランシェットの怪演

⒊市子

時間軸をずらして真実に迫る構成力に優れたミステリー

⒋AIR

エアジョーダン誕生秘話と営業のお手本

⒌フェイブルマンズ

スピルバーグの青春、ミッシェルウィリアムズが良かった。

⒍愛にイナズマ

一流映画監督を目指そうと崩壊した家族を撮る女の子

⒎茶飲友達

茶飲み友達を装った高齢者向け風俗、リアル感が半端でない。

⒏メグレと若い女の死

パトリスルコント監督による簡潔なフランスサスペンス

⒐春に散る

師弟関係の描写に優れる高揚するボクシング映画

⒑ナポレオン

恐妻家ナポレオンの実態と戦闘場面の大迫力

追加

わあ!迷うなあ

⒈ポトフ

最初の30分で究極のグルメ映画と確信

⒉正欲

同時並行のStoryの収束と新垣結衣の瑞々しさ。

⒊告白、あるいは完璧な弁護

クライムサスペンスの韓国らしい観客の読みを外す展開

⒋花腐し

荒井晴彦の世界に陶酔、「さよならの向こう側」がアタマに焼きつく

⒌SHE SAID

真の報道はこれぞと思わせる登場人物の行動力

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アクセス多い映画記事「ベスト10」

2023-11-14 08:02:54 | 映画 ベスト
このブログもできて15年
記事も2000を超える。映画中心のブログでアクセスが多い記事ってある。
自らの記事なのに僭越だけど、ここ3ヶ月のアクセス数でベスト10をピックアップする。

1.遠雷(記事)
1981年(昭和56年)   主演 永島敏行、石田えり


2.誘拐報道
1982年(昭和57年)伊藤俊也監督 主演 萩原健一


3.傷だらけの天使 ヌードダンサーに愛の炎

1974年(昭和49年)深作欣二監督 主演 萩原健一、中山麻理


4.セックスチェック第二の性
1968年(昭和43年)増村保造監督 主演 緒形拳、安田道代

5.にがい米
1949年(昭和24年)主演 シルバーノ・マンガーノ

6.バスケットボールダイアリーズ
1995年(平成7年)スコット・カルヴァート監督 主演レオナルド・ディカプリオ

7.彼女が水着に着替えたら
1989年(平成元年)ホイチョイプロダクション 主演 織田裕二、原田知世

8.火口のふたり
2019年(令和元年) 荒井晴彦監督 主演柄本佑、瀧内公美

9.新宿泥棒日記
1969年(昭和44年)大島渚監督 主演 横尾忠則、横山リエ

10.黒薔薇昇天
1975年(昭和50年) 神代辰巳監督 主演 谷ナオミ、岸田森


次点 恋文
神代辰巳監督 主演 萩原健一、倍賞美津子

こうやって,人気記事のベストテンを並べてみると,昭和の時代に上映された作品が多い。あれほど洋画を見て,新作が出るたびに記事を書いていても,ベストテンにはかすりもしない。10位台にも神代辰巳監督作品や内田裕也出演作品などが並んでいる。1位の「遠雷」は自分が大学生の頃の映画である。当時人気俳優だった永島敏行と新人の石田えりのコンビが首都圏近郊の農家で若き夫婦を演じる。石田えりは気前よく脱いで,ボリュームたっぷりのバストを見せてくれる。わりと衝撃だった。見れば見るほどに味のある作品である。

「遠雷」の記事を書く気になったのは元キャロルのジョニー大倉がなくなったからである。見所たっぷりの「遠雷」の中でジョニー大倉の出てくる場面が映画の肝になっている。この映画の中でのジョニー大倉を見ると,矢沢永吉に比べて悲運だったジョニー大倉の人生にどうしてもかぶせてしまう。そんなジョニー大倉への追悼の思いで書いた。多くの人が読んでくれるのはうれしい。

そのジョニー大倉が映画の中で殺してしまうスナックのママがいる。演じるのは横山リエだ。彼女は9位となっている大島渚監督「新宿泥棒日記」でも主演を演じている。高橋洋子が主演の「旅の重さ」でも気前よく脱いでいるし、梶芽衣子のライバル役の「女囚701号さそリ」でも重要人物を演じている。その後新宿3丁目の末広亭近くでバーを開いていて,自分も行った。残念ながらお店はなくなった。60代になっていた彼女は,もう映画とは縁のない状態になっていた。同時期に活躍していた女優たちが,映画に出演するたびにまだ活躍の機会はあるのではと思っていた。
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2022年キネマ旬報ベスト10を見て(邦画:映画芸術との比較)

2023-02-05 16:43:07 | 映画 ベスト
2022年キネマ旬報ベスト10 (邦画)
洋画のベストの方はすんなりブログにアップできたが、邦画のベスト10はなんかスッキリしない。「え!そうなの?」と思うことが多いからである。10作で観ていないのが、「夜明けまでバス停で」「土を喰らう十二ヶ月」である。

荒井晴彦主宰の「映画芸術」の邦画ベスト10も発表になっている。自分の経験では両方のベスト10に入っている映画はまともな作品が多い。両方を比較する。「ケイコ 目を澄まして両方の雑誌でトップになってしまう。これはあまりあることではない。ただ,日本アカデミー賞の作品賞の候補には入ってはいない。


1位の「ケイコ 目を澄まして」で文句なしという感じはない。もちろんいい映画だったけど、女性ボクシング映画の名作「ミリオンダラーベイビー」「百円の恋」のような中間点での高揚感がなかった。岸井ゆきのパンチが自分にはどうにも貧弱にしか見えなかった。それでも、哀愁漂うストーリーに三浦友和の存在が光った。キネマ旬報助演男優賞受賞は当然という感じがする。

2位の「ある男」は予告編で観てみたいと思わせる作品だった。話の展開も単純ではなく、よくできていた。でも、配給の松竹が今期減益になった理由に「ある男」が予想以下の興行成績と記事が出ていた。残念である。3位「夜明けまでバス停で」はぜひ観てみたい。映画芸術でも2位で評価が高い。高橋伴明健在である。


4位の「こちらあみ子」は風変わりなキャラクターのあみ子を子役が巧みに演じた。実にのびのびとしていた。映画芸術でも6位である。井浦新、尾野真千子が脇役にまわってフォローする。5位の「冬薔薇」は殺人が起こっているのに昭和に戻ったような事件処理で、監視カメラがあるハイテク時代の捜査にそぐわない映画だった。絶対におかしい。時代設定が昭和から平成の初めなら良いけど、阪本順治の脚本には難ありだ。小林薫や石橋蓮司の好演はあっても、これでは気の毒だ。ここでいい点数をつけているのはいずれも老人評論家


なぜか6位が3作、こんなに審査員がいるのに同点になるのも奇妙だ。10作の中で今回イチオシなのが「ハケンアニメ」である。アニメ道を極めようと奮闘努力する若き面々を描いていてパワーをいただいた。怠け者を描く映画が多いので,真摯に働く人たちを見ていると気持ちが良い「PLAN 75」の老けてしまった倍賞千恵子を見るのが切ない。年下だが同世代の吉永小百合が妖怪に思える。今年も多くの作品で河合優美の活躍が目立つ。


「土を喰らう12ヶ月」を避けてしまったのは, ジュリーが嫌いなわけではない。野菜を中心とした料理のメニューを見て,肉や魚中心のワイルドな食事を好む自分には合わないと思ったからだ。同年代からは称賛の声も多い。そろそろ考えを変えてみる時期が来たのかもしれない。その時にはプラスでブログに書いてみる。


9位も2つだ。今年はどうしちゃったんだろう。「さがす」は単純に捜査するだけではない話をうまくまとめた。構成力に優れた作品であった。懸賞金付き犯人を追う父親を探す娘の話が中心ではあるが、かなりきわどい場面も用意している。「千夜一夜」情感のこもったいい映画だった。孤島で行方不明になった夫を待つ女を田中裕子がしっとりと演じた。共演の尾野真千子は他にも「こちらあみこ」や自分が昨年いちばん好きだった「サバカン」でも脇にまわっても良い活躍をする。

今回不思議だったのが、こんなに頑張っているのに今泉力哉監督作品と城定秀夫監督作品が入ってなかったことだ。「愛なのに」はベスト20にも入っていない。でも、映画芸術では9位だった。日本映画の審査員はちゃんと観ているの?と思ってしまう。


12位の「夜を走る」や13位の「マイスモールランド」は残念。「夜を走る」は低予算だけど、脚本はうまくまとめておもしろい「マイスモールランド」映画芸術では7位に入る。やっている映画館少ないからなあ。


「あちらにいる鬼」は16位、寺島しのぶが髪を剃って体当たりで頑張った。キネマ旬報で助演女優賞を受賞した広末涼子が一皮剥けたと自分は感じた。でも、映画関係者である新宿ゴールデン街のママにそう話したら,広末涼子は脱いでいないじゃないと酷評だった。そうか、ダメか。
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2022年キネマ旬報ベスト10を見て(洋画)

2023-02-03 21:44:35 | 映画 ベスト
恒例のキネマ旬報ベスト10が発表された。

日本の映画評論家筋の評価が集積するということで、いつもこのベスト10には注目している。おそらく審査員全員が代表作といえるものを観ているわけではない。抜けているものも多いのではないか。自分はたまたま今回の洋画ベスト10をすべて観て、感想をブログにアップしている。作品名の上をクリックください。


ただ、今年の洋画のトップに「リコリスピザ」が登場するのには驚いた。いくらキネマ旬報とは言っても、本来であれば、娯楽作品の頂点と言える「トップガン」がトップになるのが普通であろう。世の中には素直でない人も多い。意外な展開が生まれたのであろう。

1位の「リコリスピザ」は確かにおもしろい。見どころも数多く用意されている。でも、着想豊かなポール・トーマス・アンダーソンが、あれもこれもと題材を入れすぎた感じがした。2位の「トップガンマーヴェリック」にはいい刺激を受けた。ジェニファーコネリーの起用も絶妙だった。周囲には何回も観たと公言する連中もいる。娯楽の最高峰であるのは間違いない。


大好きなペドロアルモドバル監督「パラレルマザーズ」が3位となる。いつもながら完璧な色彩設計の映像が堪能できる。これも良いけど、前作の方が自分にはよく見える。脚本にアルモドバルらしい重層性が感じられない。ペネロペクルスは歳を重ねても美貌がかわらない。


4位の「クライマッチョ」は意外にも上位という感じ。90を過ぎて大人の恋を演じるクリントイーストウッドには頭が下がる。いつも思うけど、キネマ旬報ベスト10では過大評価されすぎてる感をもつ。5位の「アネット」は久々のレオンカラックス監督作品で、奇想天外な絵づくりをしたミュージカル仕立てだ。予算も豊富という感じで盛りだくさんの内容だけど、強く心には響かなかった。6位の「コーダ愛のうた」アカデミー賞作品賞を受賞したのには驚いた。障がいの夫婦を中心とした話自体が多様性を求める世界の時流にのったのでは?普通に健常者だった娘が自分にはよく見えた。この中では「トップガンマーヴェリック」の次に好きな作品だ。


7位の「ベルファスト」子ども体験の回顧はモノクロでいい映像だった。人形劇時代のサンダーバードが出てきて童心に戻れた。8位の「ウエストサイドストーリー」では完璧なダンスが見れてよかった。その中でもアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリアナデボーズの迫力あるダンスはピカイチだ。主役2人がちょっと弱かった。ただ、リバイバルの存在意義を問う屁理屈人間には閉口する。


9位の「戦争と女の顔」では主役2人の熱演は認めても、説明が省略されすぎで自分にはわかりづらかった。10位の「あなたの顔の前に」では超絶長回しで難しい演技を要求される。人生の末期にさしかかった渡米した女優が韓国にもどって過去を振り返る展開だ。2作ともインテリ群の好みそうな映画だ。


今回はアジア系少なかった気がする。

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2022年好きだった映画10+10

2022-12-31 21:45:23 | 映画 ベスト
2022年好きだった作品

2022年結局観たのは190本(Netflix、amazon、名画座含む。DVDはほんのわずか)であった。前年201本までいかず。厳選して観にいくようにしているので、そこから約1割の20本選ぶのも難しいし、10本選ぶのはもっとむずかしい。たぶん普通の人が選ぶ作品と違うと思うけど、これが自分の好みです。下記番号は順位ではありません。題名をクリックするとブログ記事になります。

⒈コーダあいのうた


⒉猫は逃げた


⒊夜叉


⒋トップガン マーベリック


⒌サバカン


⒍スワンソング


⒎あのこと


⒏キングメーカー 大統領を作った男


⒐声 声なき犯罪者


⒑ハケンアニメ!


「トップガン マーベリック」は文句なしのナンバーワン、ケニーロギンス「デンジャラスゾーン」のイントロが流れて背筋に電流が走った。「キングメーカー」は金大中の選挙参謀に焦点をあてる。当選させるためには手段を選ばない強引な手口が面白い。「コーダあいのうた」は主人公のハートフルな歌声がこころに響く。手話で意思を伝える素朴な家族がいい。「あのこと」では、舐めるようなカメラワーク望まない妊娠に立ち向かうリアルな心理状態を追う。

「夜叉」はNetflix作品。韓国得意のクライムサスペンスだけど、猥雑な香港と瀋陽を舞台。「サバカン」がもつやさしいムードには心を洗われる。今年いちばん泣ける「愛なのに」も良かったが、今泉力哉監督がいつもより簡潔にまとめた「猫は逃げた」の方が自分にはよく見えた。「スワンソング」は不良老人のロードムービーで心地よい映画だ。

B級韓国映画の「声」振り込め詐欺が題材、こんな組織的に犯罪をやっているのかと驚く。「ハケンアニメ!」ではアニメ業界で懸命に働く主人公に共感を持てた。働き方改革で社会主義者のように没落した日本の働き手と違う主人公に共感をもつ。

上記10作に次いで自分が好きな10作を選択する。

⒈ウエストサイドストーリー
⒉声もなく
⒊ブラックボックス
⒋ちょっと思い出しただけ
⒌愛なのに
⒍渇きと偽り
⒎夜を走る
⒏エルヴィス
⒐あなたと過ごした日に
⒑3つの鍵

リバイバル「ウエストサイドストーリー」の存在意義を問う人もいるが、素直じゃない。前回に劣らないダンスシーンは出演者の鍛錬を感じる。韓国映画「声もなく」誘拐された少女と預かる裏社会の男との友情という今まで見たことない設定が楽しめる。フランスのサスペンス「ブラックボックス」は急展開の逆転ストーリーにジェットコースターみたいな感覚をもつ。

現代若者の偶像を描いた「ちょっと思い出しただけ」「愛なのに」「猫は逃げた」の3作がよかった。初老の域に入った自分には、理にそぐわない恋がよく見える。迷ってベスト10に「猫は逃げた」を入れたが遜色ない。「愛なのに」ではピンク出身の城定秀夫監督得意の男女の絡みシーンが観られる。

エリックバナが故郷オーストラリアに帰ってつくった「渇きと偽り」は上質のサスペンス。連邦捜査官が帰郷して自分にも関わりある未解決事件に関わる。誰が犯人でもおかしくない展開にしびれる。低予算B級映画のムード満載の夜を走るは別に夜のドライブだけでない。数々のハプニングに出くわす展開がおもしろい。

「エルヴィス」では、人気の出始めで腰ふるエルヴィスに女性ファンが熱狂するシーンに高揚感を覚える。「あなたと過ごした日に」ではコロンビアの公衆衛生専門の医師にクローズアップする。実話をもとにしたラテン系の明るさをもつシリアスドラマだ。「3つの鍵」はミラノの3階建高級アパートに住むそれぞれの住人たちの物語だ。ドッシリとしたワインを飲むような重厚感をもち見応えがある。


補足
ブルーバイユー
ボイリングポイント
千夜一夜
ザリガニの鳴くところ
ツユクサ
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オバマお気に入り17本2022

2022-12-30 07:50:46 | 映画 ベスト
オバマ元アメリカ大統領が今年2022年のベスト17本を自らSNSに公開している。興味深い記事なのでup

まだ日本で公開されていない映画が多い。観ているのは7作

観た映画に自分の記事を重ね合わせる。観ているが「秘密の森の、その向こう」はあまり好きでない。悪くないドキュメンタリーだが、コメントが難しいので「クロティルダの子孫たち」も記事にしていない。「トップガン」「あのこと」は自分の2022年ベストにも入る。2023年は公開のたび観に行ってみよう。特にスティーブンスピルバーグの新作と「別れる決心」が楽しみだ。

『フェイブルマンズ』
『別れる決心』
『ザ・ウーマン・キング(原題) / The Woman King』
『アフターサン(原題) / Aftersun』
『エミリー・ザ・クリミナル(原題) / Emily the Criminal』
『秘密の森の、その向こう』
『クロティルダの子孫たち -最後の奴隷船を探して-』

『あのこと』
『ティル(原題) / Till』
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
『トップガン マーヴェリック』
『ザ・グッド・ボス(原題) / The Good Boss』
『偶然と想像』
『英雄の証明』
『砂利道』
『ター(原題)』
『アフター・ヤン』


参考までに2021年のオバマ元大統領のベストだ。
「ウエストサイドストーリー」「カモン カモン」などは今年観た。
結局日本で公開されていない作品で観たいなあと思う映画もある。
うーん、残念。

「ドライブ・マイ・カー」
「サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)」
「ウエスト・サイド・ストーリー」
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
「Pig」
「PASSING -白い黒人-」

「The Card Counter」
「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」
「The Worst Person in the World」
「Old Henry」
「最後の決闘裁判」
「マクベス」
「C'mon C'mon」
「アイダよ、何処へ?」

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2021年キネマ旬報ベストテンを見て

2022-02-05 09:18:49 | 映画 ベスト
恒例のキネマ旬報ベストテンが発表された。
権威ある日本の映画賞というとこれに限られるだろう。自分のブログ記事「2021年自分が好きだった作品10作」と比較しながら語ってみる。別にキネマ旬報ベストテンを意識して自分が作品を選んでいるわけではないが、比較すると面白い。

日本映画ベストテンでは水俣病の映画「水俣曼荼羅」以外は全部観ている。日本映画であえてベスト3を選んだ「すばらしき世界」4位、「いとみち」9位、「由宇子の天秤」8位、「ドライブマイカー」1位いずれも入っていた。


ドライブマイカー」が一位に選ばれたのは順当というべきだろう。村上春樹の短編集「女のいない男たち」から「ドライブマイカー」を選んで「木野」と「シェエラザード」のエッセンスを取り入れ,濱口竜介監督が適切に1つの作品に仕上げたのはお見事としか言いようがない。ただ、個人的には4位になった「すばらしき世界」の方が映画作品としてよく見えた。西川美和監督が各方面への取材を積み重ねて,練りに練ってこの作品を作ったのがよくわかる。

2位となった「茜色に焼かれる」も石井裕也監督による傑作である。よくできている映画だけど、いつのまにかお口でサービスする風俗嬢に転落するという設定が、最近よくありがちで好きか?というとちょっと違うかな?という理由で自分の好きな映画に入れなかった。宮台真司が日経の映画評で絶賛していた。社会学者が好むような設定もすこし疲れてきたのかもしれない。


3位の「偶然と想像」ももちろんいいけど、TVドラマのような感じがしてしまう。「ドライブマイカー」は広島や北海道などロケも多く、濱口竜介監督が本気でつくった感があるけど偶然と想像にはそれがないので、自分としてはドライブマイカーほどはひかれない。

それにしても、主演男優女優、助演男優女優賞の4名の選出には全員納得できる。「すばらしき世界」の刑を終えた受刑者が、復帰後の日常になじめないという設定を役所広司が巧みに演じた。さすがである。尾野真千子が風俗嬢で生計をたてる役を演じた「茜色に」についても異論はない。ただ、瀧内公美が「由宇子の天秤」で演じた役柄も難しく、すごくいい女優になった。彼女が受賞してもおかしくないとも感じる。

狐狼の血LEVEL2」の鈴木亮平は実質主演といえる活躍である。ともかく身体も大きく圧倒的に強い。トコトン強い脇役のでる映画にハズレはない。ヤクザ映画の常連ともいえる俳優たちを手玉に取るという設定もよく、強さを際立たせる。逆に松坂桃李がイマイチ突っ張っていてもひ弱にしか見えない。相性が悪いのか7位となった「告白」を評価しない1つの理由も松坂桃李の存在である。


ドライブマイカー」の三浦透子はまさに適役だった。彼女自体は魅力的な女性だが,村上春樹が小説の中で語っている必ずしも美人でない容姿にはぴったりなのかもしれない。冷静で適切な運転技術をもったドライバーになりきっているし、北海道の田舎出身で自分のルーツを語り、原作にない一緒に西島と雪の故郷に運転して行くシーンが好きだ。

洋画については、2位「ボストン市長」と9位「MINAMATA」を見ていない。「ボストン」は長さに怖じけつく。でも機会を見つけていかなきゃ。やはり1位は「ノマドランド」なの?という印象で、フランシス・マクドーマンドは好きな女優だけど,この映画に関してはそんなに好きではない。変人というべきキャラクターである主人公に感情流入できないからかもしれない。「プロミシングヤングウーマン」が3位で予想以上に評価されている印象を持つ。どちらかといえば清純派のキャリーマリガンがどぎつく変貌した演技は確かにうまいが、この復讐劇が女性に受けるのかな?



自分の一押しは6位「ラストナイトインソーホー」だが、好き嫌いはあるだろう。自分自身の好きな作品は10位台から20位台に固まっていた。「インザハイツ」は抜群のミュージカルだと思うが、それほどの評価でないのが意外だ。

ただ、自分が好きだった作品にもチョイスした中国映画の「春江水暖」が7位と「少年の君」が10位に入っていたのは、むしろ意外だった。「春江水暖」の川での長回しシーンは圧巻で、杭州市の風光明媚な情景のバックもよく全体に流れるムードは裏社会の話をすこし入れても心地よい。「少年の君」は中国の現代大学受験事情と裏社会事情の両方に切り込んでいて興味深く勉強にもなった。


ついに北京オリンピックが始まったが、国家当局の統制がとれている中で、裏社会を描いた中国映画にハズレは少ない。
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2021年好きだった映画10作

2021-12-31 08:22:26 | 映画 ベスト
2021年観た映画201本(DVD、Netflixと名画座含む)7年ぶりに200本超えた。

その中で10作ピックアップする。優劣つけがたいがサブで10作をピックアップしてみる。
これは自分の好みが入る。映画の質がいい悪いは別である。

(観た順番で、内容はクリックして確認ください)
1.すばらしき世界 

2.水を抱く女

3.いとみち

4.インザハイツ

5.サマーフィルムにのって

6.ドライブマイカー

7.由宇子の天秤

8.花椒の味

9.ファイター、北の挑戦者

10.ラストナイトインソーホー

前年は日本映画でいいものがなかった。逆に5作も入ってしまう。今年は西川美和監督の新作「すばらしき世界」が口火を切った。念入りに映画の材料を取材をして、娯楽作品として観客を楽しませようとする要素に満ち溢れている。そのほかにも若手監督のよくできた作品が目立った。「いとみち」では普通の青森の女の子がメイドカフェに勤める設定で、津軽三味線という小道具も効果的に効いていい作品になった。父親役豊川悦司の存在を横浜聡子監督が巧みに使っていた。「サマーフィルムにのって」も好感がもてた。高校生にして大映の監督三隅研次を崇拝する時代劇オタクという主役に加えて周囲の高校生の特異なキャラクターの設定に成功している。

もはや日本を代表する映画監督かつ論客になりつつある濱口竜介監督も2作披露してくれた。村上春樹の短編集にある「ドライブマイカー」では題名作品に加えて、2つの作品からエッセンスを引用してすばらしいシナリオにした。途中演劇の部分が長すぎる気もしたが、あの短編集をここまで映像化してくれたことに感激した。もう一作偶然と想像の方がいいという人もいる。もちろん水準を大きく超えるが、室内劇中心で明らかな低予算の作品なので映画としての膨らみがあると自分には思えない。ここまで名が売れたら次回はもっとぜいたくして作って欲しい。

瀧内公美がいい女優になってきた。火口のふたりで大胆な演技をしてから前年のアンダードッグも含めてこのところ脱ぎっぱなしであった。そうしているうちに「由宇子の天秤」というインテリの役をもらった。この映画のストーリー展開は先を読ませぬ巧さがある。でも若干長回しが長すぎるかな?という印象をもつ。それでも春本雄二郎監督光石研をはじめとした演技の職人を絶妙に使い、今後に期待できる監督だ。

「水を抱く女」のミステリータッチに若干ホラー的要素を加えた展開には思わずドキドキした。クリスティアン・ペッツォルト監督はこれまでニーナホスという1人の女優とのコンビが主だった。今回女優をかえて、テイストも若干変わったのがいい結果を生んだ。「インザハイツ」はラテン版「LALALAND」といった感じで、観ていて気持ちが高揚した。古い映画からの引用も多々あるが、ひたすら楽しい。たぶん他の評者はピックアップしないと思う「花椒の味」はまったく仲のよくなかった父娘の関係だったのに、父が死んで2人の異母妹が現れて父の経営した火鍋店をやるという設定だ。ここで娘が亡き父を想う気持ちに同化した。デモとコロナでしばらく行けていない香港が舞台ということも自分にはプラス要素だ。

「ファイター、北の挑戦者」は脱北者の若い女性がボクシングで身を立てようとする話だ。女性のボクシング映画には「ミリオンダラーベイビー」と「百円の恋」という素晴らしい傑作がある。脱北者の苦悩が映画の要素に加えられた脚本が良く、どこにでもいるような女の子が演じているのも良かった。そして「ラストナイトインソーホー」が実に良かった。60年代のロンドンを魔界のように仕立て上げ、2人の美少女をピックアップして悪夢と現実を渡り歩く。照明設計も美術も音楽もみんな良く、デイヴィッドリンチ監督やヒッチコック、パルマなど古今東西の映画作家の要素を盛り込んだ素敵な作品にしてくれた。今年一年の洋画ではいちばん好きだ。

1.わたしの叔父さん

2.世界で一番幸せな食堂

3.春江水暖

4.キャラクター

5.一秒先の彼女

6.17歳の瞳に映る世界

7.少年の君

8.サマーオブソウル
 
9.ONODA

10.悪なき殺人

一転して日本映画が一作のみ。日本のクライムサスペンス映画のレベルは韓国と比べると低いが「キャラクター」はその見方を変えるほどよくできていておもしろかった。ここにピックアップしていないがあのこは貴族も良かった。自分の母校のことも語られていて懐かしい思いになった。

コロナ禍でアメリカ資本の映画が少なく、欧州や中国系の映画が増えてくる。「わたしの叔父さん」と「世界で一番幸せな食堂」はいずれも北欧産でよく似たやさしいムードをもつ。いずれも自分の肌合いに合った映画だ。それに似た感じで中国映画「春江水暖」も心地よい。台湾映画「1秒先の彼女」はファンタジーの要素を持つがコミカルな主人公の存在が笑えてしまう。中国映画「少年の君」は現代中国受験事情がこれを観てよくわかり、裏社会的要素を加えてニュースだけではわからない中国事情がつぶさにわかった。

「サマーオブソウル」は1969年のソウルミュージックフェスティバルの映画化である。こんなすごいフィルムが残されているとは思わなかった。個人的にはフィフスディメンションがでてきたときにいちばんドッキリ。「ONODA」は小野田少尉のフィリピン生活を描いている。日本人が作れないフランス人による日本映画という内容だ。サスペンス系では緻密に映画の設計がされているフランス映画「悪なき殺人」は今年一押しだ。

前年公開の作品で今年見た中で、前の年に観たなら絶対入れていたのは「37セカンズ」と「異端の鳥」
いずれもすごく良かった。


特別に日本映画外国映画でそれぞれ3つ選んでみる。

日本映画
1.すばらしき世界
2.いとみち
以下はどうしようかと一日考えて同着
3.由宇子の天秤
3.ドライブマイカー

外国映画
1.ラストナイト・イン・ソーホー
2.インザハイツ
3.水を抱く女


2007年から手書きでノートに観た作品の題名を書いている。いよいよ2900を超えた。
3000を目標にしてきたが、2022年にようやく達成できそうだ。果たして死ぬまでに5000いくだろうか?
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ベストムービー100と監督

2021-05-03 10:51:33 | 映画 ベスト
このブログももうすぐ丸13 年だ。自分なりのベストムービー100を選んでみる。
一般的な評価でなくあくまで自分が好きな映画である。

作品優先というより監督を100人列挙する。作品だけで100本選ぶなら入るべき作品もカッコで記載
上位3位は固定だが、それ以外は順位通りでない。一般の人から見てなんでと思う作品は多いと思う。でも好みは好み
(なお、今後編集される可能性は高い)
はアジア、は日本,は欧州映画

⒈アラビアのロレンス デイヴィッドリーン
⒉ブルースブラザーズ ジョン・ランディス
⒊天国と地獄 黒澤明
⒋殺人の記憶 ポンジュノ(パラサイト)
⒌水を抱く女 クリスティアン・ペッツォルト
⒍ショーンシャンクの空に  フランク・ダラボン(グリーンマイル)
⒎仁義なき戦い  深作欣二
⒏リバーランズスルーイット  ロバートレッドフォード(ナチュラル)
⒐情婦 ビリーワイルダー
⒑ダークナイト クリストファーノーラン
11.ザプレイヤー ロバートアルトマン
12.近松物語  溝口健二
13.赤ちゃん泥棒  コーエン兄弟
14.花様年華 ウォンカーウァイ
15.スラムドックミリオネア ダニーボイル
16.男はつらいよ夕焼け小焼け  山田洋次
17.いつか読書する日  緒方明

18.ヒストリーオブバイオレンス デヴィッド・クローネンバーグ
19.春夏秋冬そして春 キムギドク(嘆きのピエタ)
20.その土曜日、7時58分  シドニールメット(評決)
21.ブラックブック ポールヴァーホーヴェン
22.カリブの熱い夜  テイラー・ハックフォード
23.チェイサー  ナ・ホンジン
24.パブリックエネミーズ マイケルマン(コラテラル)
25.love letter 岩井俊二
26.異人たちとの夏  大林宣彦

27.LAコンフィデンシャル  カーティスハンソン
28.浮草  小津安二郎
29.夜  ミケランジェロ・アントニオーニ
30.存在の耐えられない軽さ  フィリップ・カウフマン

31.ブラックスワン ダーレン・アロノフスキー
32.愛の勝利を ムッソリーニを愛した女 マルコ・ベロッキオ
33.ゴーストライター ロマンポランスキー

34.マネーポール ベネット・ミラー
35.スクールオブロック リチャード・リンクレイター(6才の僕が大人になるまで)
36.ローラーガールズダイアリー ドリューバリモア
37.灼熱の魂  ドゥニ・ヴィルヌーヴ
38.ミッドナイトインパリ ウディアレン
39.きっとここが帰る場所 パオロ・ソレンティーノ
40.ゆれる 西川美和
41.カリフォルニア ドールズ  ロバートアルドリッチ
42.ゼロダークサーティ キャスリンビグロー
43.ラブソング ピーターチャン
44.ホーリーモーターズ レオンカラックス
45.みなさんさようなら  中村義洋
46.ゴッドファーザー フランシスコッポラ
47.バベットの晩餐会  ガブリエル・アクセル
48.キャプテンフィリップス  ポール・グリーングラス
49.ザドライバー ウォーター・ヒル
50.浮き雲 アキカウリスマキ(ルアーブルの靴みがき)
51.そこのみにて光輝く 呉美保
52.ピアノレッスン ジェーン・カンピオン
53.ベニスに死す ルキノ・ヴィスコンティ
54.インターステラー クリストファーノーラン
55.運命じゃない人 内田けんじ
56.百円の恋 武正晴

57.ラブ&マーシー 終わらないメロディー  ビル・ポーラッド
58.ホワイトゴッド コルネル・ムンドルッツォ
59.レヴェナント アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
60.ブリッジオブスパイ  スティーブンスピルバーグ
61.ザコンサルタント ギャヴィン・オコナー
62.LA LA LAND デイミアン・チャゼル
63.スリービルボード マーティン・マクドナー
64.シェイプオブウォーター ギレルモ・デル・トロ
65.あさがくるまえに カテル・キレヴェレ
66.ビジランテ 入江悠
67.ナチュラルウーマン セバスティアン・レリオ
68.暗殺の森 ベルナルドベルトリッチ
69.ある船頭の歌 オダギリジョー
70. 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を ジョニートー
71.愛人ラマン ジャン=ジャック・アノー
72.薄氷の殺人 ディアオ・イーナン
73.はちどり

74.ある画家の数奇な運命  フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
75.帰れない二人 ジャ・ジャンクー
76.ジョーカー トッド・フィリップス
77.キャロル トッド・ヘインズ
78.ゴーンガール  デヴィッド・フィンチャー
79.パッション ブライアンデパルマ
80. 恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ スティーブ・クローブス
81.さよなら渓谷  大森立嗣
82.グッドウィルハンティング ガス・ヴァン・サント
83.インドシナ レジス・ヴァルニエ
84.乱れる 成瀬巳喜男
85.にっぽん昆虫物語 今村昌平
86.セックスチェック第二の性  増村保造
87.遠雷 根岸吉太郎

88.男と女 クロードルルーシュ
89.チェンジリング  クリントイーストウッド
90.ロストハイウェイ デイヴィッドリンチ(マルホランドドライブ)
91.ジャッキーブラウン クエンティーノタランチーノ
92.恋人たちの食卓  アンリー
93.LOVERS チャンイーモア

94.冷たい熱帯魚 園子温
95.めまい アルフレッドヒッチコック
96.スイミングプール フランソワーズオゾン
97.レオン リュックベンソン

98.赤目四十八瀧心中未遂  荒戸源次郎
99.私が生きる肌  ペドロアルモドバル
100.亀は意外と速く泳ぐ 三木聡


本当にこれで良いのであろうか?とずっと思い続けるのであろう。
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2020年キネマ旬報ベスト10をみて

2021-02-07 18:12:40 | 映画 ベスト
2020年度キネマ旬報ベスト10が発表になった。

コロナ騒ぎで休館になる時期もあり、例年よりも作品は少なくなったと思う。日本映画をベストで出せるほど見ていなかったので、年末は日本映画の「ラストレター」を含めた自分のなりの2020年好きな映画を年末ブログアップしたけど、日本映画「ラストレター」を除く9作のうち6作がダブっていた

2020年度キネマ旬報ベスト10洋画では1位の「パラサイト 半地下の家族」については文句のつけようがないだろう。アカデミー賞にも驚いたが、映画評で自分がもっとも信頼している週刊文春のシネマチャートで超久しぶりの25点満点をゲットした時の方がもっと驚いた。


2位の「はちどり」も韓国映画、瑞々しい中学生に感情流入してしまう。むごい話もあるが基調に流れるムードがいい。ブログ記事どう書こうかと迷うほど良かった。韓国映画のレベルは高い。


3位の「燃ゆる女の肖像」もよかった。ラストのヴィヴァルディの「四季」が響き渡ると同時に背筋に今年いちばんの電流が走った。


あと観たのは4位の「若草物語」、7位の「フォードvsフェラーリ」、8位の「ペインアンドグローリー」、9位の「1917命をかけた伝令」、10位の「テネット」であるが、4位にまで評価されたが、「若草物語」はそんなに好きではない。「テネット」も同様でブログ記事アップしていない。自分の好きな映画ベスト10にNetflix映画「ルディ・レイ・ムーア」とイタリア映画「盗まれたカラバッジョ」を入れたが、これは当然入らないとは思っていた。でも両方とも大好きだ。5位、6位の中国映画と「異端の鳥」はスケジュールが合わず見れていない。これはなんとか映画館にたどりつきたい。

自身で次点にした「鵞鳥湖の夜」や「リチャード・ジュエル」は10番台前半だ。さすがのイーストウッド作品も今回はそんなものかもしれない。
日本映画でスパイの妻はそこまでいいとは思えなかった。「朝が来る」が一位になってもいいくらいかと思っていた。「ラストレター」の評価は低かったのがちょっと意外だ。「アンダードック」「本気のしるし」は上映時間が長いので後回しになってしまった。上映館探していってみたい。
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2020年好きだった映画

2020-12-29 19:25:30 | 映画 ベスト
2020年観た映画作品は161本(旧作DVDと名画座含む)
その中で10作ピックアップする。優劣つけがたいがサブで10作をピックアップしてみる。
これは自分の好みが入る。映画の質がいい悪いは別である。

1.パラサイト 半地下の家族

2.フォードvsフェラーリ

3.盗まれたカラバッジョ 

4.ルディ・レイ・ムーア

5.ペイン・アンド・グローリー

6.ある画家の数奇な運命

7.燃ゆる女の肖像

8.はちどり

9.ラストレター

⒑.1917 命をかけた伝令

「パラサイト半地下の家族」はドキドキハラハラで最後まで走り抜く。何度ものけぞった。同時期にフェラーリvsフォードが公開された。今年の1位2位が最初に出尽くしたのかと思った。「盗まれたカラバッジョ」は歴史的名画の盗難事件をめぐる顛末を書いた名目上の著者とゴーストライターをめぐってのサスペンスで実に面白かった。さほど注目されていないが、好きだ。「1917 命をかけた伝令」は伝令を伝える兵士を追いかける抜群のカメラワークにうなった。久々の岩井俊二映画「ラストレター」中山美穂と豊川悦司が出てきたとき、背筋に電流が流れた。同じストーリーで中国で撮った「チイファの手紙」も良かった。

その後、コロナで映画を見に行けない時間が長かった。
Netflix映画のルディ・レイ・ムーアエディマーフィ健在がわかってうれしかった。70年代前半の黒人ソウルフル映画の系統は大好きだ。ペトロ・アルモドバル監督作品ペイン・アンド・グローリーも期待を裏切らない。独特の色彩感覚の映像と異常性愛の異種感覚にしびれる。現代ドイツ史の裏側を描くある画家の数奇な運命では歴史の事実の中に登場人物を効果的に放っていた。燃ゆる女の肖像では最後の場面でヴィヴァルディの四季を聴いたとき今年最高のゾクゾク感を感じた。はちどりでは瑞々しい若き14歳に同化してしまった。レベルの高い韓国クライムサスペンスの末梢神経を刺激する感覚とは違う素敵な映像を堪能する。

1.シチリアーノ 裏切り者

2.鵞鳥湖の夜

3.アイリッシュマン

⒋クイーンズ・ギャンビット

5.ヒルビリー・エレジー

6.ラストディール

7.朝が来る

8.リチャード・ジュエル

9.火口のふたり

10.赤い闇 スターリンの冷たい大地で

クイーンズ・ギャンビットをベスト10にいれるのか迷ったけど、一応ドラマシリーズだから外した。これは面白かった。ヒルビリー・エレジーの二人の女優は来年のアカデミー賞女優部門で受賞するのでは?河瀬直美監督の作品はこれまであまり好きじゃなかったけど、「朝は来る」はよかった。

「盗まれたカラバッジョ」もそうだけど、美術品が絡むミステリーって好きだな。フィンランド映画ラストディールも自分の好きなタイプの映画だ。現代中国の闇の世界を描いた映画っていい作品が多い。鵞鳥湖の夜もその一つで、これは良くできている。スターリンの粛清に絡んだ映画はいくつかある。「赤い闇 スターリンの冷たい大地」で飢えに苦しむソ連の貧民を深い雪の中で描いた映像がいい。

これとは別に「さようなら、コダクローム」も好きな映画だ。胸にしみる。
今年は昭和30年代から40年代にかけての邦画をずいぶんと見たなあ。今年の現代日本映画で好きになる映画がすくないのは極めて残念、題材に興味が持てない。
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2019年好きだった映画ベスト10

2019-12-31 19:40:20 | 映画 ベスト
2019年観た映画作品は129本(旧作DVDと名画座含む)
その中で10作ピックアップする。優劣つけがたいがサブで10作をピックアップしてみる。
これは自分の好みが入る映画の質がいい悪いは別である。

1.迫り来る嵐

2.グリーン・ブック

3.運び屋

4.ワイルドライフ

5.ロケットマン

6.帰れない二人

7.ある船頭の話

8.ジョーカー

9.イエスタデイ

10.ダンスウイズミー

以上10作、優劣の順番ではない。
グリーン・ブックと運び屋には上質なワインを飲むような安定感を感じられた。ジョーカーでの地下鉄構内で悪への道を一歩踏み出すときのシーンの緊迫感は今年一番だ。現代中国史の暗部を描く迫り来る嵐、帰れない二人ともに重層構造で厚みがある。ロケットマン、イエスタデイともに自分の青春には切っても切れない存在を取り上げてくれて感情流入してしまった。ワイルドライフでは家庭崩壊を見つめる息子の眼に共感を持てた。ある船頭の話がもつゆったりしたムードを堪能、最後の逆転にはビックリした。ダンスウイズミーでは主人公のダンスにおったまげた。敢闘賞ものだ。

次点は
1.さよならくちびる

2.COLD WAR

3.よこがお

4.凪待ち

5.ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

6.惡の華

7.ブラック・クランズマン

8.ひとよ

9.第三夫人と髪飾り

10.ドッグ・マン

以上
ギャンブル好きの転落を描いた凪待ちとDVの夫を始末した妻が刑務所から戻ってきたあとの混乱を描いたひとよ白石和彌監督作品が二作、どちらも社会の底辺に生きる人を描く。両方甲乙つけがたい。ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドブラック・クランズマンはどちらも一時代前のアメリカの世相にきわどく入り込む

逆だけど
今年はブログにアップしずらいのが割とあった。

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2018年好きだった映画10作

2018-12-31 21:29:25 | 映画 ベスト
2018年は80本しか見れなかった。

1.スリービルボード

2.シェイプ・オブ・ウォーター

3.ナチュラル・ウーマン

4.ファントム・スレッド

5.ペンタゴン・ペイパーズ

6.寝ても覚めても

7.響

8.孤狼の血

9.きみの鳥はうたえる

10.ボヘミアン・ラプソディ
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2017年観た映画

2017-12-31 07:17:58 | 映画 ベスト

1.江分利満氏の優雅な生活◎
2.モヒカン故郷に帰る◎
3.マネーモンスター
4.打撃王☆
5.サイコ☆
6.山河ノスタルジア
7.ファイトクラブ・レディス
8.アウトバーン
9.網に囚われた男◎◎
10.フィッシュマンの涙
11.好きにならずにいられない
12.二重生活
13.ザ・コンサルタント◎◎
14.この世界の片隅に◎
15.団地
16.シング・ストリート
17.マグニフェント・セブン◎
18.クリーピー偽りの殺人◎
19.恋するインターン
20.ゴーストバスターズ
21.花様年華☆
22.山口組三代目
23.マリアンヌ
24.スリ
25.日本で一番悪い奴ら◎◎
26.グランドイリュージョンⅡ
27.葛城事件
28.沈黙◎◎
29.オフィス
30.LALA・LAND◎◎
31.バンコクナイツ
32.イレブンミニッツ
33.ティエリー・トグルドーの憂鬱
34.アンヌとアントワーヌ愛の前奏曲◎
35.コクソン◎◎
36.アシュラ
37.ムーンライト
38.お嬢さん
39.ジャッキー
40.永い言い訳◎
41.ある天文学者の手紙
42.お父さんと伊藤さん
43.ジョイ
44.追憶
45.男はつらいよ・フーテンの寅☆
46.マンチェスター・バイ・ザ・シー
47.ブルーに生まれついて
48.何者
49.ブリジットジョーンズの日記
50.ダルトン・トランボ◎
51.淵に立つ◎
52.さらば愛しき女よ
53.フラワーショウ
54.ミモザの島に消えた母
55.ラスト・タンゴ
56.エリザのために
57.ジャック・リーチャー
58.溺れるナイフ◎
59.ビニー
60.カーズ
61.グッバイ・サマー
62.人魚姫
63.僕と世界の方程式
64.幸せなひとりぼっち◎
65.マイベストフレンド
66.土竜の歌
67.ハクソーリッジ◎
68.フェリスはある朝突然に☆
69.ファウンダー◎
70.王様のためのホログラム
71.牝猫たち
72.スノーデン
73.アラビアの女王
74.海賊と呼ばれた男
75.ベイビー・ドライバー◎
76.幼な子われらに生まれ◎◎
77.ELLE◎
78.ワンダーウーマン
79.パターソン◎
80.ロスト・イン・パリ
81.三度目の殺人
82.スウィート17モンスター
83.海は燃えている
84.ダンケルク◎◎
85.素晴らしきかな人生
86.たかが世界の終わり
87.めぐりあう日
88.裏切りの街
89.未来を花束にして
90.ANTIPORNO◎
91.あさがくるまえに◎◎
92.トッド・ソロンズの子犬物語
93.14の夜
94.わたしはダニエル・ブレイク
95.沈黙の女
96.わたしたち◎
97.ドリーム◎◎
98.アウトレイジ最終章◎
99.はじまりへの旅
100.汚れたミルク・あるセールスマンの告発
101.あゝ荒野前編◎◎
102.雨の日は会えない、晴れた日は君を想う
103.マギーズプラン
104.ナイス・ガイズ
105.女神の見えざる手◎◎
106.あゝ荒野後編
107.バリーシール
108.ボヤージュオブタイム◎
109.人生タクシー
110.素敵な遺産相続
111.ブレードランナー2049
112.彼女がその名を知らない鳥たち◎
113.ウーナ
114.チア・ダン
115.ノクターナル・アニマルズ
116.ザ・サークル
117.流れる☆
118.下町ダウンタウン
119.密偵◎
120.メッセージ
121.ラスト・フェイス◎
122.夜を生きる
123.LION
124.幸せはパリで
125.希望のかなた
126.最低◎◎
127.ビジランテ◎◎
128.夜空はいつでも最高密度の青色だ
129.くも漫◎
130.美しい星
131.残像◎
132.22年目の殺人
133.小さな恋のメロディ
134.愛のお荷物
135.シンプルシモン◎
136.氷点
137.ベット・バッカーズ

この一年を振り返る。◎◎ 自分にあっている。好み ◎ いい感じ☆好きな昔の映画再見 
毎年本数は減っている。
2013年 216本、2014年 258本、2015年 178本、2016年 141本

ともかく反省しきりの一年だ。ある一定の評価を受けたものは観るようにしているが、コメントがなかなか書けない。◎をつけたものも感想書けていない作品がある。毎年退化しているのであろうか?飲む回数も確かに増えている。ダメだ。
◎◎は外国映画10本、日本映画5本列挙した。
その中で好きな外国映画を順位づけすると
(それぞれ感想にとびます)
1.ラ・ラ・ランド
2.コクソン
3.ファウンダー
4.ドリーム
5.あさがくるまえに
6.網に囚われた男
7.女神の見えざる手
8.沈黙
9.ザ・コンサルタント
10.ダンケルク
「ダンケルク」は団体戦だけど、「ファウンダー」「ドリーム」「女神の見えざる手」「ザ・コンサルタント」はいずれも異端な個人。「コクソン」や「沈黙」もある意味そうだな。ふだん居心地悪い企業という団体戦の中にいる自分からすると、異端な個人のほうが好きだ。今日終了の日経新聞「私の履歴書」江夏豊もおもしろかった。

世間の評価とちょっとちがうのは「ムーンライト」、「希望のかなた」。

日本映画を順位付けすると
1.ビジランテ
2.幼な子われらに生まれ
3.あゝ荒野前編
4.最低
「日本で一番悪い奴ら」は前年だ。いっぱい観たといえるほど日本映画見ていないので。あえていれるならANTIPORNOかな。「ビジランテ」は北関東のある街でのいざこざ。スケール感が地方都市なのでありえそう。篠田麻里子演じる政治家の妻がピッタリ。きわどい表現もドキドキもので、脇役がうまかった。
「幼な子われらに生まれ」は浅野忠信が抜群に良かった。後編もよかったら「あゝ荒野」が今年のベストになるんだけどなあ。「最低」では異母姉妹の交情がよかった。涙が止まらなかった。
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2016年見た映画

2016-12-31 09:57:42 | 映画 ベスト
1.イン・ユア・アイズ
2.ワイルドスピード
3.ラン・オールライト
4.皇帝のために
5.はじまりのうた
6.真夜中のゆりかご◎
7.国際市場で会いましょう
8.完全なるチェックメイト◎
9.ブリッジ・オブ・スパイ◎◎

10.駆けこみ女と駆けこみ男
11.ザ・ドライヴ
12.グローリー
13.白鯨との闘い
14.殺されたミンジュ
15.予告犯
16.ビューティフル・インサイド◎
17.悪党
18.共犯
19.極道大戦争
20.俳優 亀岡拓次◎◎
21.ブラック・スキャンダル
22.ザ・ウォーク
23.オデッセイ
24.ドリームホーム 99%を操る男◎
25.99分世界美味めぐり
26.キャロル◎◎
27.あの日のように抱きしめて
28.アリスのままで
29.ロマンス
30.テッド2
31.死刑台のメロディ
32.ドライバー
33.愛のメモリー
34.ヘイトフル・エイト◎
35.マネーショート
36.マイ・インターン
37.彼は秘密の女ともだち
38.ピース・オブ・ケイク
39.バットマンVSスーパーマン
40.蜜のあわれ▼
41.砂上の法廷
42.ヴィンセントが教えてくれたこと
43.孤独のススメ
44.dear ダニー 君へのうた
45.マジカルガール
46.ボーダーライン
47.トランスポーター イグニション
48.夏をゆく人々
49.ごろつき
50.歌行燈
51.リアリティのダンス
52.ヴィヴィアンマイヤーを探して
53.黒衣の刺客
54.グラスホッパー
55.スポットライト世紀のスクープ◎
56.レヴェナント◎◎

57.コインロッカーの女
58.グランドフィナーレ
59.ステーキ・レボリューション
60.さよなら人類
61.奴がわらう
62.岸辺の旅
63.北陸代理戦争◎
64.RE LIFE
65.悪党たちに粛清を
66.ディストラクション・ベイビーズ◎◎
67.顔のないヒトラーたち
68.エベレスト
69.海よりまだ深く◎
70.64前編
71.64後編
72.レジェンド 狂気の美学
73.教授のおかしな妄想殺人
74.ふきげんな過去▼
75.ブルックリン◎
76.Xミッション
77.独裁者とその孫
78.起終点駅 ターミナル
79.サウルの息子
80.失楽園
81。いますぐ抱きしめたい
82.シアタープノンペン
83.遊び
84.どっこい生きている
85.キクとイサム◎
86.花芯
87.後妻業の女
88.ギターを持った渡り鳥
89.COP CAR
90.家族はつらいよ▼
91.オーバー・フェンス◎◎
92.イッツ・フォローズ
93.恋人たち
94.怒り
95.女が眠る時▼
96.あの頃エッフェル塔の下で▼
97.ハドソン川の奇跡◎
98.シン・ゴジラ
99.インサイダーズ
100.裁かれるは善人のみ
101.SCOOP◎◎
102.君の名は
103.ニューヨークの眺めのいい部屋▼
104.リリーのすべて
105.アイヒマンショー
106.クヒオ大佐
107.ジェイソン・ボーン
108.へイルシーザー▼
109.殿利息でござる◎
110.サウスポー
111.湯を沸かすほど熱い愛
112.奇跡をくれた数式
113.香港華麗なるオフィス・ライフ
114.二つ星の料理人
115.さよならをもう一度◎
116.極秘捜査◎
117.ジュリエッタ◎◎
118.エブリバディ・ウォンツ・ヒム◎◎
119.ソフィーの選択◎

120.ベストセラー編集者パーキンズに捧ぐ
121.ロスト・バケーション
122.クーパー家の晩さん会
123.ボバリー夫人
124.社長洋行記
125.弁護人◎
126.すれちがいのダイアリー
127.JACO
128.ヒッチコック&トリュフォー◎
129.ダニエラという女
130.めまい◎

131.3つ数えろ
132.間違えられた男
133.ヤングアダルトニューヨーク▼
134.MILES AHEAD
135.エクス・マキナ
136.疑惑のチャンピオン
137.帰ってきたヒトラー
138.サムライ
139.聖杯たちの騎士▼
140.マイケルムーアの世界侵略のススメ◎
141.さざなみ
142.エイト・デイズ・ア・ウィーク

◎◎ 自分にあっている。好み ◎ いい感じ ▼ちょっと

今年は例年に比べて大幅減で終わりそう。
2009年 254本、2010年 222本、2011年 210本、2012年 191本、2013年 216本、2014年 258本、2015年 178本
ブログにアップできていない作品も多い。アウトプット能力が衰えている。
古い映画では「愛のメモリー」「ソフィーの選択」「ギターを持った渡り鳥」が書けそうでかけていない。「リリーのすべて」や韓国映画の「極秘捜査」や「インサイダー」も途中で書ききっていない。

時間がないだけ、事前情報も得ながら選んで映画をみようとしたが、そうはうまくはいかない。
この数だと、年間ベスト10はちょっと選べないなあ。反省しきりだ。

それでも◎◎をつけた中から洋画で自分の好みにあったのは
1.レヴェナント
2.キャロル
3.ブリッジ・オブ・スパイ
4.ジュリエッタ
5.エブリバディ・ウォンツ・ヒム

あとはドリームホーム 99%を操る男とハドソン川の奇跡

日本映画で自分の好みにあったのは


1.俳優 亀岡拓次
2.SCOOP
3.ディストラクション・ベイビーズ
4.オーバーフェンス
5.海よりまだ深く


ダメ男に惹かれるのかもしれない。
ふきげんな過去、家族はつらいよなどが冴えなかった。

俳優 亀岡拓次
2016年日本映画ベスト
コメント
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