映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

映画「ホワイトゴッド 少女と犬の狂詩曲」 

2015-11-25 20:09:21 | 映画(自分好みベスト100)
映画「ホワイトゴッド 少女と犬の狂詩曲」を映画館で見てきました。


これはすごい映画である。今年見た公開作では文句なくナンバー1だ。
映画ポスターなどの静止画ではわからない躍動感がある。元妻がしばらく留守にするために元夫(父親)に娘と犬を預ける。少女が飼っている雑種犬に税金がかかることを父親が嫌がりいったん犬を捨てる。その犬と離ればなれになった少女の物語だ。これだけでは、どこにでもある話に見える。でも、これは違う。

この映画にはアクション映画のようなリズミカルな動きと疾走感、スリラー映画のような恐怖、そして人知を超えた愛情の世界がある。ストーリーは単純でわかりやすい。でも常に緊張感があり、見ていて次にどうなるのかを追うのに目が離せない。それによくまあ犬たちを手なづけたものだ。カンヌ映画祭で「ある視点」部門グランプリとパルムドッグ?!を受賞したのは当然と思わせる傑作である。


多感な少女リリ(ジョーフィア・プショッタ)は13歳にして自分を取り巻く世界に疑問を抱いていた。両親は離婚し、学校で所属するオーケストラでは問題児扱いされている。 どこにも居場所がないリリの心のよりどころは賢くて素直な飼い犬のハーゲンだけだった。


そんなある日、リリは数日間、折り合いの悪い父親のもとに預けられることになった。久々に対面したこの日も、 父親はアパートに連れ込んだハーゲンのことが煩わしくてしょうがない。最近、この国では雑種犬の飼い主に重い税を課す新たな法律が施行されていた。
当局からの税金の催促と、リリの反抗的な態度に怒った父親は、高架下にハーゲンを置き去りにしてしまう。 「必ず迎えに来るから!」と涙するリリ。これが少女と犬の長く壮絶な受難の日々の始まりだった。

リリはいっそう孤立感に打ちひしがれ、必死にハーゲンを捜し続けていた。途方に暮れて犬の保護施設をも訪れるが見つけられない。 ハーゲンは執拗な野犬狩りを行う当局に追われ迷い込んだ路地でホームレスに拾われ、野犬ブローカーに売り飛ばされてしまう。 安全な場所で穏やかに育ってきたハーゲンにとって、行く手に広がるのは恐ろしいほど無秩序な世界だった。 流浪の果てに裏社会の闘犬場へと駆り出され、獰猛な野生に目覚めるのであるが。。。(作品情報引用)

自分はいわゆる愛犬家ではない。10代から20代にかけて自宅でマルチーズを飼っていたことがあるけど、それ以降はまったくご縁はない。犬が好きで見たというわけではない。犬の映画といえばディズニーの「101匹のワンちゃん」を子供のころにみた。これはアニメだ。この映画ではCGを使わずに、200匹の犬を思いっきり走らせる。いずれも施設にいる犬のようだ。ある意味、野犬に近い存在の凶暴な犬といってもいい。そんな大勢の犬を手なづけ撮影する。それだけでもすごすぎる。

ネタバレ若干含みながら語る。(見ていない人は読まないでください)

1.犬と離れてからの少女
住んでいるアパートの人に雑種犬は飼っちゃいけないよと言われる。しかも、当局にたれ込まれ、危うく持ち去られそうになる。仕方なく、少女はオーケストラの練習に犬を連れていくが、演奏中にワンワン吠えられてしまう。指揮者である指導者にとがめられるが、逆らって犬を持ち返る。その話を聞いて父親はもはやこれまでと犬を橋の下に捨てる。犬は2人を追いかけてくるが、離れ離れになる。


少女は懸命に犬を探すが見つからない。がっかりした少女はやがてオーケストラのメンバーとして戻るが、ストレスがたまっている。オーケストラの先輩と酒を口にしたり、夜ディスコに出入りしたり遊び歩く。酔ってぶっ倒れて警察に保護されるが、ポケットからはドラッグの入った袋が見つかってしまうのだ。これはやばい!!

2.少女と離れてからの犬(ハ―ゲン→マックス)
飼い主を追っていくが見つからない。そうしていくうちに同じような野犬たちがいる場所にたどり着く。そこで1匹の犬となかよくなる。野犬狩りの当局に見つかり追われるが、なんとか逃げ切る。(このカーチェイスならぬドッグチェイスがなかなか迫力ある)でも仲良しの犬とはぐれ、ホームレスの男に保護される。彼は悪知恵が働き、野犬ブローカーに売る。闇ブローカーは賭け闘犬の試合に出すために、野生の犬のように凶暴に育て上げるのだ。

試合では見るからに強そうな犬と戦う。負けそうになるが、最後の力を振り絞って相手を噛みやっつける。
(この闘犬シーンもすごい迫力だ。)
ここで主人公の犬は完全に猛獣と化しているのである。この犬が欲しいという別のブローカーと今の持ち主が争う中を主人公は巧みに逃げだす。そのとき、仲良くなった犬と再会するが、再度当局にみつかる。今度は逃げ切れず犬の養護施設に入ってしまう。


3.クライマックスへ
施設に入ったが、闘犬でキズだらけの主人公の犬には貰い手がいないだろうと処分されるところだった。
ところが、とっさの隙に管理人を襲う。凶暴でもう手がつけられなくなっている。すると同じような野犬も一緒になって大勢逃げ出すのだ。ここからは大勢いる犬のリーダー格になって、今まで自分を懲らしめた人たちを襲うのである


逃げる犬たちの動きは実にスピーディだ。
ハンガリーの首都ブタペストで交通規制をしてとられたという映像が疾走感あふれ興奮が高まる。

次から次へと恨みをはらすべく人に飛びついていく。野生の猛獣と一緒である。
まさにスリラーかオバケ映画の世界だ。
野犬が暴れていることを知り、少女はハーディがいると信じる。はたしてどうなるか。

すごい興奮であった。



最後にキーとなるのがリスト作曲「ハンガリー狂詩曲第2番」だ。
難曲といわれるこの曲が何度も流れる。
ある時はシビアに、ある時はやさしく流れるこの曲とともに自分の興奮が最高に高まった。
ホロビッツのピアノ↓


リストの曲となるとこのくらいの名手でないと無理

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「私の少女」 ぺ・ドゥナ&キム・セロン

2015-11-23 21:15:44 | 映画(韓国映画)
映画「私の少女」は2015年日本公開の韓国映画


見てみると脚本、構成、映像いずれも非常によくできた映画である。キムセロン「冬の小鳥」「アジョシ」「バービー」と若干重い題材を少女ながらこなしてきた韓国の期待の星である。このブログでも出演するたび毎回取り上げている。今回はぺ・ドゥナが主演で助演の立場だが、重要な役を演じている。「空気人形」のぺ・ドゥナ主演のロードショーがあるのは気がついていたが、ひっそり上映されていたので、キムセロンの存在はうっかり見過ごしていた。

今回は訳ありで片田舎に移動してきた女性警察署長が、継父から虐待を受けている少女を保護しようとしたにもかかわらず、継父から恨みをかって逆にとんでもない訴えを受けるという話である。児童虐待、イジメ、田舎の過疎問題など韓国社会の中で蓄積してきたであろう恥部が浮き彫りにされている。

若き女性警官のヨンナム(ぺ・ドゥナ)は、ソウルから警察署長として田舎の海辺の村に赴任してきた。そこで14歳の少女ドヒ(キム・セロン)と出会う。ドヒは実の母親が蒸発し、血のつながりのない継父ヨンハ(ソン・セビョク)と、その母親である祖母と暮らしていた。酒クセの悪いヨンハから日常的に虐待されていた。若者はほとんど村を出てしまっており、老人しか住んでいなかった。それなので村に残った若いヨンハの横柄な態度を容認し、悪さも見てみぬふりをしている。ヨンナムは、ドヒへのあまりにひどい父親からの暴力虐待や学校のいじめから守っていった。


夜中、ヨンナムの家にドヒが訪ねてくると同時に「老人の遺体がみつかった」と署から電話が入る。海辺に駆けつけると、崖からドヒの祖母が落ちて死亡していた。「パパとおばあさんが追いかけてきて落ちた」とドヒは涙ながらに説明する。ヨンハが現場に到着し、「クソガキのせいだ」とドヒに殴りかかる。


エスカレートしてゆくヨンハの暴力から守るために、ヨンナムはドヒを一時的に自宅に引き取り面倒をみることにする。しかし、本当は親元に帰さないとならないのに、次第にドヒはヨンナムに執着しはじめる。そんなとき、一人の女性が警察署を訪ねてきた。そこで偶然にもヨンハは衝突を繰り返していたヨンナムの過去の秘密を知りしまうのであるが。。。

舞台になるこの海辺の町自体は、日本の海辺にある漁村と似たような風景だ。日本統治だった戦前にできた村も、それから大きく変わらないのであろう。若者がいなくなっていくのは日本の過疎地の漁村も同じだ。そんな過疎地では若者が大事にされるが、ここでも酒クセが悪い若者が登場し、しかも血の繋がっていない娘を暴力でいたぶる。誰もそれを否定しない。変な光景だ。そんな話が続き、児童虐待とイジメどう解決するのかと見ていると事件が次々起きていく。
単純な話でなかった。


この作品はあまりネタバレしない方がいいだろう。
なかなかストーリーがよく考えられていて、訪ねてきた1人の女性もいったいだれなのか?ドヒの実母なのかとふと思ってしまう。軽い迷彩にひっかかる。しかし、この女性との話がこれからの話にじわっと効いてくる。

よかれと思ったことなのに、それが裏目裏目に出る。とどのつまりは、正当な行為を行ったものが逆に疑いをもたれてしまう。自分の味方である警察にまで誤解を生んでしまう。このストーリー展開は実によく練られている。うまいなあ。

ぺ・ドゥナは久々だけど、さすが上級の演技だ。キムセロンは今までの作品とはちがった動きを見せる。毎回重い題材だけど、これがいちばんヘビー級かもしれない。年輪を重ねて、もっともっといい女優になるだろう。お見事だ。

(参考作品)

冬の小鳥
韓国孤児院からフランスに渡った著者の実体験。キムセロンの出世作(参考記事)


アジョシ
韓国版レオン、キムセロンがかわいい(参考記事)


バービー
韓国人身売買の実態
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「コードネーム U.N.C.L.E.」 ナポレオン・ソロ

2015-11-23 16:17:43 | 映画(洋画 2013年以降主演男性)
映画「コードネーム UNCLE」を映画館で見てきました。


ナポレオン・ソロという響きに魅かれる。小学生の低学年の頃、日本テレビで日曜夜9:30にロバート・ボーンとデイヴィッド・マッカラム共演で放映されていた。CIAとKGBのスパイが組むなんて設定も、冷戦時代の映画ではありえないのでおもしろそうだ。ナチス残党の組織に大量破壊兵器をつくれる能力をもつ科学者が拉致される。それを米露のスパイが一緒になって救い出そうとする話だ。


自分の理解度が弱いのか、ストーリーの詳細がわかりづらいまま話が展開されていく。スパイ映画なので本来の敵と味方がだましだまされる中で進むので、一緒に組むのにもかかわらず、わけがわからなくなるからだ。それでも、60年代を舞台にしたストーリーを現代的センスを交えて映す映像は、バックの音楽も含め実にお見事でそれを見ているだけで楽しい。若い人というより50代後半以降の男性が見ると楽しめる映画なのかもしれない。


冷戦下の60年代、謎の国際的犯罪組織の核兵器による世界破滅計画を阻むため、米ソはCIAのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カヴィル)とKGBのイリヤ・クリヤキン(アーミー・ハマー)にチームを結成させる。組織に拉致された天才科学者ウド・テラー博士の身柄の確保と、相棒を出し抜いてでも博士の研究データを自国に持ち帰ることが、2人に与えられたミッションだ。性格も仕事のスタイルも真逆の2人は反発し合いながらも、博士の娘ギャビー(アリシア・ヴィキャンデル)とともに、ナチの残党組織を牛耳るヴィクトリア(エリザベス・デビッキ)に接触する。(作品情報より)


主演2人はヘンリー・カヴィル「マン・オブ・スティール」スーパーマン(クラークケント)役、アーミー・ハマー「ローン・レンジャー」の主役と、赤丸急上昇中の今が旬の男優である。いずれもイイ男で、これから映画界を背負って立つ存在だ。ここでも2人の頑張りが目立つ。むかしのリメイクと書いてあるが、ちょっとちがうよな。

当時の西側陣営の映画ではKGBのスパイは、どの映画でも敵そのものなのだ。それと西側の諜報組織が組むというのは絶対ありえなかった。ここでは新たにこの映画シリーズを造ろうとするがごとく、共通の敵というべきナチス残党およびその血をひいた悪党をつくってストーリーを成り立たそうとしている。しかし、2人の主人公それぞれにいつでも敵(米に対する露、露に対する米)を始末していいよと指令が出ていく。それなので、最後の最後までお互いの対決が見られそうな展開が続くところに緊張感を生むところがうまい。

1.ナポレオンソロ
スパイ映画全盛時代である。アルフレッド・ヒッチコックも「007」の流行に影響され、ポールニューマンとジュリー・アンドリュース主演の「引き裂かれたカーテン」なんて作品を撮っていたし、日本が舞台のショーンコネリーの「007は二度死ぬ」が大ヒットして、子供だった自分たちもわけもわからず、スパイごっこをしていた。
このワルサ―の銃にしびれたんだよなあ。↓


そんなころ、ロバート・ボーンとデイヴィッド・マッカラム「0011ナポレオン・ソロ」のスティール写真をみて我々子供も興奮していたが、当時はまだ小学校低学年で夜9時にはもう寝ていた。気合を入れて起きようとしても、すぐ眠ってしまう。それなんで2人のカッコいい姿は印象深くてもストーリー展開はまったくわからない。

このテレビシリーズはテーマソングも実にカッコよかった。ベンチャーズ「秘密諜報員」とともに「ナポレオン・ソロ」のテーマ音楽を演奏していたレコードを持っていて針ですりきれるくらい聴いたものだ。本当に懐かしい。
これはベンチャーズの「ナポレオンソロ」のテーマ



2.ごきげんな60年代映像
テーマ音楽からしびれまくる。時代がかった盗聴器やテープレコーダーなどが映ったり、60年代後半の匂いがプンプンする映像に興奮する。自分がこの世の車で一番好きなジャガーEタイプがでてくる。この時代のしなやかな欧州車のボディラインは本当に美しい。それにあわせて、2人の美女がいかにもその当時のスタイルで出演するのがニクイ。

2人を煙に巻いて、騙し騙されあう教授の娘を演じるアリシア・ヴィキャンデル峰不二子のように自由奔放にふるまう。自分にはヒッチコックの「鳥」「マーニー」で主演したティッピ・ヘドレンの匂いを感じた。このオレンジのドレスはクレージュ製だそうだ。なるほど。自分が大学生の頃はクレージュのバッグ持った女の子いっぱいいたなあ。最近見かけないけど、本家のフランスではどうなんだろう。


同時に悪の親玉エリザベス・デビッキがしびれるほど妖艶だ。彼女はなんと190cmもあるそうだ。でけえ!!この小悪魔的な雰囲気はイタリア映画「黄金の七人」のロッサナ・ポデスタを連想させる。この映画の字幕がまさに「黄金の七人」のような感じで、ローマも出てくるので、なおのこと感じてしまう。見ようによってはパリスヒルトンにも似ているゴージャスなイメージだ。


そういえば、ディカプリオ版「華麗なるギャツビー」にもでていたね。モデルみたいでちょっとイメージが違うかなとあの映画では感じたけど、この映画の悪役はまさに適役だ。

ストーリーが途切れ途切れ理解できなかったけど、60年代の雰囲気を見ているだけでたのしい作品だった。

(参考作品)
引き裂かれたカーテン
ヒッチコックのスパイ映画


黄金の七人
エリザベス・デビッキは悪党女同士この映画のロッサナ・ポデスタとつながる
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール出張4(マリーナ・ベイサンズ ホテル2)

2015-11-20 22:09:15 | 散歩
マリーナ・ベイサンズの屋上にはすごいプールがある。


宿泊者しかプールに入れない。
57階のエレベーターを降りて、カードキーを叩いてプールサイドへ


プールサイドを歩いていくと


プールの向こうはオープンエア


みんなカメラをもってプールの中へ


怖そうに見えるけれど


実はこんな感じ


ここでキスをしても大丈夫


裏の方は?


植物園だ


夜になると




これはこれですばらしい


至福の夜だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール出張3(マリーナ・ベイ・サンズ ホテル1)

2015-11-19 20:55:53 | 散歩
シンガポールでの宿泊はあこがれのマリーナ・ベイ・サンズ・ホテルだ。

マーライオンから見上げると


マーライオンだ。


ホテルを横から見ると


すげえ吹き抜けだ。


部屋の中に入ると、自動的にカーテンがあいてシティ側がみえる。


サニタリー、バスタブ




部屋のインテリアもいい感じ




窓からはこんな感じの景色だ。





抜群だ。

ショッピングモールはあらゆるブランドが揃っている








夜になると




(続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール出張2

2015-11-18 19:15:14 | 散歩
あるビルの屋上からシンガポールの街を眺める



このあたりもいずれコンドミ二アムになるらしい




50階を超えるビルにこんなバルコニーがあるのは日本ではありえない


チャイナタウンを上から眺める




鳥かごビル


このチキンライスはおいしい


ユニークな街並み






チリクラブの夕食がおいしい




スープ


エビのから揚げ


魚料理


野菜料理


カニだ。チリクラブ


シンガポール式やきそば


これはムチャクチャうまい

(続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シンガポール出張1

2015-11-18 17:03:50 | 散歩
クアラルンプールのあとはシンガポールに向かう


シンガポール航空で向かう。
世界一美人といわれるシンガポール航空のスッチーは本当にきれい
写真をとろうとしたが、緊張してしまってとれなかった。この出張で一番の後悔

一時間でシンガポールへ
海には多くの船が停泊している。


マリーナベイサンズの広告はベッカムだ。
いよいよ今日は泊る


鍋で腹ごしらえ




ラッフルズホテルを見学





ゴージャスだ。





チャイナタウン


(続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クアラルンプール出張2

2015-11-18 16:09:09 | 散歩
クアラルンプールはものすごく発展している。
ベトナムとちがって街がきれい。

ここでもイオンが進出


こんなビルが立ち並ぶ
すげえ!!


郊外のショッピングモールもマンションと共存で規模が違う


マレーシア版のシリコンバレー
IT系の企業が集まっているエリア、周辺には住宅ができている。




クアラルンプールの中心部の繁華街








KLタワーの近くで夕食
マレー料理


なかなか雰囲気がいい












タワーがきれいだ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クアラルンプール出張1

2015-11-18 16:07:15 | 散歩
ベトナムのあとはマレーシアへ

クアラルンプール空港はかなり近代的だ。


でかいので電車で移動


空港の近くには日本から進出したアウトレットがある


ポルトガルのブランドは日本ではみていない。
ロナウドのポスターだ


ホテルに向かう
なかなかゴージャス
ロビーも豪華だ。(11月下旬の国際会議で安倍首相もこのホテルに泊まったようだ;後記)








部屋のインテリアも抜群にいい


周辺はでかい建物が立ち並ぶ






ホテルのバーで飲む







(続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホーチミン出張3

2015-11-15 14:55:42 | 散歩
欧風の建物が多い
窓もフランス植民地の匂いが強い。ホーチミン広場だ。


ブランドショップが集まっている建物


オペラ座

このあたりは植民地文化を感じさせる。

ベトナムといえばバイク
ベトナム人は50m歩くにもバイクを使うらしい。だから歩道を歩く人が少ない。

信号があるところは一部


まがい物市場にいくが、何も買う気が起こらない。


海産物に注目


一応は共産系らしい看板

こんな広い通りでも車の谷間を自力で渡る必要ある。
これはちょっと苦手、このタワーがでかい


ベトナムといえばこの笠のイメージだが、たまにしか見ない


夜はレストランへ


小泉首相も来たという




スープはどれもこれもうまい


春巻き


てんぷら?南蛮渡来というのがわかる




これ以外に十八番の中国野菜炒め
蓮の葉に包まれたチャーハン

これはちょっとねえ

ダック
これはうまい。


典型的南国フルーツ


美人ホテルレディ


夜景もきれいだ。


以上でホーチミン終了
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホーチミン出張2

2015-11-15 14:06:15 | 散歩
仕事の合間に市内観光名所へ

統一会堂(南ベトナム大統領の官邸)

国民の血税で建てられ、ここで毎晩のように宴がもたれたそうだ。アメリカ人もかなり接待されたらしい。
自分の子供のころは、北ベトナムは北朝鮮のようにむしろ敵のような扱いを受けていて、南ベトナムが味方という存在。
さすがのアメリカも北ベトナムと南ベトナム解放民族戦線によるゲリラ戦には音をあげる。ニクソンは和平交渉に持ち込み、73年パリ条約で撤退

大統領専用のミーティング室


世界史上に名を残す75年の条約はここで結ばれ、南北統一となる。
今はホーチミン像が飾られる。ベトナム国民から尊敬されている。




地下室で無線を傍受し、作戦会議


日本は原爆であっさり降伏する。本土決戦とはならず、ゲリラ戦は回避したが、ベトナムはアメリカに制空権を奪われたにもかかわらず、ゲリラ戦で徹底的に粘りに粘ってアメリカも面倒臭くなってしまう。結局、共産国の北ベトナム側が統一した。それでも観光客に米国人が目立つような気がした。
中国同様に共産党一国独裁だが、経済は市場主義をとりいれ、目を見張る発展を遂げている。ある時期にシフトしたのが正解。北朝鮮も転換すればいいのに、全く先が見えない。

中央郵便局
黄色の外壁が美しい。


アーチ天井の先にはホーチミン像が


昼食はこんなところでベトナム料理




スープがおいしい

そのあとは









こんなもんかなって感じ。


目の前に歴史のあるサイゴン教会


教会の中だ。


ステンドグラスがムチャクチャ美しい


(続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホーチミン出張1

2015-11-15 13:13:16 | 散歩
東南アジア三カ国へ社命で出張してきました。
それなんでブログはしばらくお休みしていました。

まずはベトナム・ホーチミンへ
ビジネスクラスの座席はこんな感じ


一番前の座席は前が空きすぎてちょっと調子が狂う
まずはシャンパンがすぐ出てくる


ワインを飲んでいると、サーモン系の前菜が出てくる


メインは肉で


それでもワインを飲んでいると、チーズのサービスが


しめはマンゴプリン


そうしているうちにホーチミンへ


ホテルに入る


部屋はこんな感じ、廻り縁とケーシングがでかい


天井高が高い、3m以上だ。日本ではこんなの見たことがない


朝になる。サイゴン川が見渡せる。


バイクが見えるとわくわくしてくる


朝食は実にバラエティでうまい。
下のような中華風もあるし、インディアン、欧米系スタイルといろいろ
これは大絶賛しかない!





ベトナムフォーだ。おにいさんが給仕してくれる


これはとり肉でつくったもの


牛肉系だとこんな感じ
それは翌日に


フルーツを見て南国に来たことを実感
それにしてもうまい。アメリカ系ではありえないうまさ


癒し系のドアガールに見送られて仕事に向かう


(2に続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「カミーユ、恋はふたたび」 ノエル・ルボウスキー

2015-11-04 19:46:10 | 映画(フランス映画 )
映画「カミーユ、恋はふたたび」を映画館で見てきました。


この間の日曜日に大学の同期が50代にして再婚パーティをやった。久々の同窓の結婚パーティで大勢集まったけど、かなり盛り上がった。そんな思いで、この映画をピックアップして見に行った。
これはなかなかおもしろい。40代の売れない女優が、若い女にうつつを抜かした亭主に離婚してほしいと言われ、やけくそになって飲みすぎたら15歳の時にタイムスリップしてしまうという話だ。韓国映画「サニー」に似たタッチだけど、この映画のすごいところは10代半ばの女の子に交じって40代のおばさんがそのままの姿で演じてしまうということだ。主演のノエル・ルボウスキーが自らメガホンをとるが、コミカルなセンスが良い感じだ。


パリに住むカミーユ(ノエル・ルボウスキー)は、40歳を過ぎた今、女優の仕事を続けているが、もらえる役はほんの数分、台詞も叫び声だけといった全く仕事とは言えない状態。家庭では、娘は独立しており、夫エリック(サミール・ゲスミ)との仲は冷え切っている。そんな上手くいかない人生の慰めはネコとお酒。そんなある日、25年も連れ添ったエリックが20歳の若い女を作り離婚を言い渡してきた。

失意のどん底のカミーユは、大晦日の日、旧友とカウントダウンパーティで大はしゃぎし、酔っ払って転倒、目が覚めると、そこは病院のベッド。傍らには今は亡き両親がいる。どうやら学生時代にタイムスリップしてしまったようだ。


それも顔や体形は40代のままの姿で。童心に返り、大好きだった両親や友人たちと、2度目の青春を楽しむカミーユ。そして人生を見つめ直す機会を得た彼女に、恐れていた同級生のエリックとの出会いが訪れる。彼女は将来を危惧し逃げ出すのだろうか-?それとも先が見えていてもエリックを再び愛するのだろうか-?(作品情報 引用)

2012年の映画なのになぜか今公開だ。何でだろう。特に前評判が高いわけでもないけど、高校生へタイムスリップの物語というのは相性がいい。客の入りはさしてよくないけど、見ていてなかなか楽しい。脚本ストーリー的には、韓国映画のようなドンデン返しの波状攻撃といった鋭さはなく、最後の詰めが甘いという印象すら受ける。でも不快な感じがなく後味はいい。ついこの間若き日を思い出すパーティがあったからだろうか。


1.ノエル・ルボウスキーとおとぎ話のような高校時代
15歳の時から25年たったという設定だと、40歳ということになるがちょっと無理があるなあ。主人公は少し老け過ぎで50代といってもおかしくない気がする。調べてみたら1964年生まれという。すなわち撮影当時48歳だ。そうだよな。タバコをバカスカすったり、ワインをガボガボ飲んだりして、夫から愛想尽かされても仕方がないルックスに自分には見えてしまう。

それでもよく頑張ったと思う。自分の子供のような女子学生と踊りまくったり、夫とこのまま一緒にならないように、童貞ぽい男子学生に言い寄り、ベットに誘ったら自分から腰をふろうとして相手に嫌がられたりと笑う場面はいくつも用意されている。ふと目を覚めたら、死んだ自分の父母が目の前にいるなんて光景が実際に起きたら、思わずびっくりしてしまうだろうなあ。


この次の電柱で未来の夫は自分にキスをしてくるなんて予測をして周りをビックリさせる。自分の母親の死期を知っているので、CT検査をすすめたり、いろいろ手を尽くすけど結局は流れに逆らえない。うーん、タイムマシーンに乗っても自分の周辺を変えることはできないのであろうか。

2.熟年結婚パーティ
ついこの間のお互い2回目の再婚パーティでは、ケーキカットで司会も「初めてのお仕事とはいえないけど」とみんなの笑いを誘う。そのあたりが楽しい。会社ではいつも偉そうにしているんだろうなあというおじさん同世代がたくさんいたし、長い間通っている飲み屋のマスターもいる。世の教育ママたちからみれば、羨望のまなざしのパーティだろう。この年になってこんな楽しいパーティができることがうれしかった。こういう楽しみは減ったもんね。


奥さんは下からずっと附属で、大学からの自分とは違う家柄の出身だ。それだけにもう社会人の息子も大学生の娘も容姿は超淡麗だ。そのむかし殺人的な美貌を誇った世が世であればお姫様のような方だけど、さすがに年を重ねると色は若干あせる。それもいいんだろう。
この映画をみながら、もう一度むかしに戻ってみたい気がした。きっと大きくは人生変わらないけど、いくつか変えてみたいこともある。そしてこの出演者のように同じようなパーティや悪さをやってみたいそんな気を起こさせてくれた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする