映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

映画「時々私は考える」 デイジーリドリー

2024-08-06 19:10:09 | 映画(洋画 2022年以降主演女性)
映画「時々私は考える」を映画館で観てきました。


映画「時々私は考える」はアメリカの小さな港町が舞台のドラマ映画。人気若手スターのデイジーリドリーが主演。女性監督のレイチェル・ランバートがメガホンを持つ。他にはのれそうもない題材の映画が多く、その中からピックアップする。人付き合いも少ない孤独な女の子という設定に惹かれる。

人付き合いが苦手で不器用なフラン(デイジーリドリー)は、会社と自宅を往復するだけの静かで平凡な日々を送っている。友達も恋人もおらず、唯一の楽しみといえば空想にふけること。それもちょっと変わった幻想的な“死”の空想。そんな彼女の生活は、フレンドリーな新しい同僚ロバートとのささやかな交流をきっかけに、ゆっくりときらめき始める。デートを重ねる二人だが。。。(作品情報 引用)


居心地のいい映画だった。
やさしい感触をもつ。魅力的な主人公だ。
ロケーションがいい。海と橋が印象的な坂のある函館を連想する港町という印象を持った。実は海でなくコロンビア川でオレゴン州アストリアだそうだ。街の名前はでない。人口1万人だから確かに小さい。女性社長の小さな会社で働く。得意なのは表計算ソフト、変わらない毎日だ。

退職した女性の後に1人の男性が入社してくる。シアトルから来たようだ。事務用品の購入で質問してきたのをきっかけに付き合いが生まれる。映画に誘われてついていく。でも付き合いは得意ではない。徐々に接近していくがつい余計なことを言ってしまう。


こういう無器用な生き方をする女性が好きだ。恋愛経験はない。フランス映画の「アメリ」のようにいつも夢想している。そんな1人の内気な女の子に焦点を合わせる。女性向きの映画かもしれないが、男性の自分も親しみを覚える。徐々にそれまでの日常から変化が生まれる姿をやさしいまなざしで追う。後味は悪くない。

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