映画「君は行く先を知らない」を映画館で観てきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/78/dad75508101effd746225adaee26e4fc.jpg)
映画「君は行く先を知らない」はイラン映画のロードムービーである。父親が反体制の映画監督ジャファル・パナヒの長男であるパナー・パナヒが本作のメガホンをもつ。シーア派のイスラム国で常にアメリカと対立しているイランの映画も、別の中東の国で撮影してイランのことを描く作品に見るべきものがある作品もある。でも、昨年の「白い牛のバラッド」などを除いては相性は良い方ではない。それでも、映画ポスターに映る子どもの表情が無邪気な感じで好感を持ったのと、自分のロードムービー好きもあり映画館に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/2d/32103f4bd1fa1c586a41f79777135d2d.jpg)
夫婦と成年に達したばかりの長男とまだ幼い次男の4人と一匹の犬を乗せた車で、イランの国土を縦断している。そのまま高原地帯に入っていき、不穏な人物と出会う映像が続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/e0/5e933f735d1967a798752dcf43183b6f.jpg)
よくわからない映画だった。
宗教的な背景やイラン国に住む人たちに関する潜在的知識がないと、映画の内容を理解するのは難しいのではないか?自分はさっぱり意味不明だった。解説を読んでも、書いてある言葉に対応するシーンで、ハッキリと言葉で示されていないのでよくわからない。何かしら登場人物をバックストーリーの映像で示すと背景がわかったかもしれないが、それもない。
長男の目的が隣のトルコへ移り住むということなのに、それを幼い弟に示さないで最後の旅をするということなので、言葉にされないのでよりわかりづらい。ここまで観客の能力を要求されると自分にはきつい。
もともとイランというと、自分は乾いた国土というイメージを持っていた。実際に砂漠のようなエリアやまさに乾いた荒野のような場所も走る。その一方で、緑あふれる山を映し出し、涼しげに流れる川で水際にいるシーンや温泉のようなところに皆が浸かっているシーンなどを観ると、まず人生でイランに足を踏むことはないだろう自分にとっては興味深い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/b5/44aa96dc8cc63e84d6c8ebca64f57730.jpg)
反体制派の監督がメガホンを持つのに,イランイスラム共和国大使館イラン文化センターが後援となっているのは,国家批判の言葉が少なく見ようによっては観光映画のように描かれているせいかもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/ce/289b0d9c904320eaa69f6c25b4040b89.jpg)
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映画「君は行く先を知らない」はイラン映画のロードムービーである。父親が反体制の映画監督ジャファル・パナヒの長男であるパナー・パナヒが本作のメガホンをもつ。シーア派のイスラム国で常にアメリカと対立しているイランの映画も、別の中東の国で撮影してイランのことを描く作品に見るべきものがある作品もある。でも、昨年の「白い牛のバラッド」などを除いては相性は良い方ではない。それでも、映画ポスターに映る子どもの表情が無邪気な感じで好感を持ったのと、自分のロードムービー好きもあり映画館に向かう。
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夫婦と成年に達したばかりの長男とまだ幼い次男の4人と一匹の犬を乗せた車で、イランの国土を縦断している。そのまま高原地帯に入っていき、不穏な人物と出会う映像が続く。
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よくわからない映画だった。
宗教的な背景やイラン国に住む人たちに関する潜在的知識がないと、映画の内容を理解するのは難しいのではないか?自分はさっぱり意味不明だった。解説を読んでも、書いてある言葉に対応するシーンで、ハッキリと言葉で示されていないのでよくわからない。何かしら登場人物をバックストーリーの映像で示すと背景がわかったかもしれないが、それもない。
長男の目的が隣のトルコへ移り住むということなのに、それを幼い弟に示さないで最後の旅をするということなので、言葉にされないのでよりわかりづらい。ここまで観客の能力を要求されると自分にはきつい。
もともとイランというと、自分は乾いた国土というイメージを持っていた。実際に砂漠のようなエリアやまさに乾いた荒野のような場所も走る。その一方で、緑あふれる山を映し出し、涼しげに流れる川で水際にいるシーンや温泉のようなところに皆が浸かっているシーンなどを観ると、まず人生でイランに足を踏むことはないだろう自分にとっては興味深い。
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反体制派の監督がメガホンを持つのに,イランイスラム共和国大使館イラン文化センターが後援となっているのは,国家批判の言葉が少なく見ようによっては観光映画のように描かれているせいかもしれない。
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