映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

矢沢永吉2017年武道館139回目2

2017-12-17 18:37:34 | 矢沢永吉
自分は作詞は苦手、曲は頭の中にスラスラ浮かんでくる。どこからそんなメロディーが浮かんでくるの?と言われることもあるけど。酔ったままできた曲もある。ドレミファソラシドって読み上げたりうちにできたのがLIFE IS VAINだ。なるほど、確かにそうだ。


たくさんいろんな人の詞を歌にしてきたけどとジョニー大倉をはじめ作詞家の名前を挙げ、今年、山川啓介が亡くなったのでとメドレーを歌う。「引き潮」、「時間をとまれ」、「親友」、「チャイナタウン」と続く。引き潮ではいつもよりも冴えわたる矢沢のバラード、去りゆく夏への郷愁を歌わせたら、誰も及ばない。そして、ステージの出べソのところに出て行き、時間を止まれを歌う。紅白歌合戦の時はとちったが、今年は何度も歌っているはずだから大丈夫。堀川まゆみをクローズアップした資生堂のコマーシャルソングだ。最初のヒットチャート1位でもある。チャイナタウンは自分のカラオケでのおはこ。元々は時間よ止まれのB面だったけど、これもずいぶん聞いたな。


新しめの曲をということで、夢がひとつ、翼を広げて、こんなにもと続く。こんなにもではスネイクのサックスが際立つ。いったん引き上げて、雨が降り続くバックの映像で妙なパントマイム、男性が電話をしているので、ひょっとしてテレフォンかと思ったが、結局雨に打たれて、そのあとのリスキーラブは自分の好きな曲だ。


そして、矢沢にスポットライトが浴びせられ、バラードだ。ガイアリソンのエレクトリックピアノにあわせて「エイシャンシー」を歌う。自分の記録では武道館で5年ぶり、ここでスネイクが今日一番の泣けるサックスを奏でる。バンド紹介で改めて気づくが、日本人がいない。しかし、この破壊的なバックバンドは近年の中でもいちばんよく聞こえる。あとは「SUMMER RAIN」、「風の中のおまえ」を歌う。典型的な矢沢ロックとも言える「風の中のおまえ」はリクエストが多かったらしい。12年ぶりだという。「A DAY」を歌うとき、感極まったと矢沢が言っていた。最高のバラードでいったん終了。



アンコールでは毎度お馴染みのタオル投げ、hahaではみんなエーチャンに合わせて歌う。そしてトラバスだ。二階席からトラバステープが飛ぶのを見ていると、すぐさまスタッフが拾いに行く。どうするかと思ったら1番前のファンにあげていた。ノリノリのまま終了だ。俺いつまでやるんだろうと途中で言っていた。今回の武道館が終了して計142回、キリのいい150回まではあるとして、その時はもう70歳だ。まだまだ頑張って欲しい。
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矢沢永吉2017年武道館139回目1

2017-12-17 14:21:16 | 矢沢永吉


今年もエーちゃんの季節になった。いつもながら、路面に落ちた銀杏の葉を横目に武道館に向かう。みんなうきうきしている。19時スタートを18時半に変更したので、うっかり時間を間違うところだった。


恒例の飲酒検問をかいくぐり、18時15分に会場に入ると、エーちゃんコールは意外に少ない。空きも目立つ。時間の感覚に狂いがあったのであろうか?それでも18時半に近づくと、瞬く間に満員。あれ!と気が付くとバックバンドのメンバーがステージ上に立っている。音楽が鳴り始めると、18番のエーちゃんコールだ。さっそうと登場するわれらが矢沢永吉、火が舞い上げる。


赤いシャツを着たエーちゃんが歌うロックンロールでスタート、「魅惑のメイク」だ。このコンサートツアーでは1曲目をよく変えているようだ。 


歌い終わると、いつも通りご挨拶。武道館はついに139回目だ。1977年スタートというとちょうど40周年記念じゃないか。「奴はデビル」はファーストアルバムのB面だ。今回はファーストアルバムからの選曲が多い。初心に帰るということなのだろうか?


スネイクのサックスとともにセカンドアルバムから「最後の約束」、メドレーで「ウィスキーコーク」につながる。ここで珍しいのが、歌詞が画面にテロップででてくるということ。みんな歌えということなんだろう。初期のからのファンは歌いすぎて暗記してしまっているだろうけど。「LIFE IS VAIN」も懐かしい。この作曲には逸話がある。あとで語ろう。


トラベリングバス2017が今年のコンサートの名称、実は1977年のときもトラベリングバスの固有名詞が使われていた。その時はなんと127回もコンサートやったらしい。すごいね。今年は26回だという。最近、矢沢の筋肉は40歳代の筋肉だといわれたそうだ。スポーツジムで鍛えたのではなく、ライブで鍛えてできたボディだ。リアルと思いは違うといっていたけど、確かに矢沢のコンサートの迫力は違う。若いときよりも明らかに歌がうまい。


ファーストアルバムの最初の曲である「セクシーキャット」、オリジナルはバックのブラスが効いているが、ここではツインギターとガイ・アリソンのキーボードでバックを固める。新しいギターリスト・ダグラ・ポポートもうまいなあ。これはこれでいいじゃない。次の「恋の列車はリバプール発」にはブラスが加わるのにあえてこういう風に変えたアレンジが憎らしい。


そしてエルトンジョン、ジェリー・リー・ルイス風のガイ・アリソンのピアノでテンポよくスタートすると、ブラスがからまり「恋の列車はリバプール発」だ。走る!走る!矢沢がステージのへそまで走る。のっているね。


そしてファーストアルバムのバラード「キャロル」、アコースティックギターのフレーズがきれい。今まで何度もこの曲聞いたけど、今日がいちばんいい。自分もまだ10代だった。その時の思いが脳裏に浮かび、胸にしみる感じがした。


4年ぶりだというジェフ・ダグモアのドラムスのソロで間をつなぐ。やっぱりすごい迫力だなあ。このリズムセクションがあってこその矢沢のコンサートだ。「ゆきずり」「パナマに口紅」と続く。そしてアルバム「ドアを開けろ」から「黒く塗りつぶせ」だ。ちょくちょくかかっているけど、これはのるねえ。


天井からミラーボールが降りてきて、室内の天井が星屑のようになる。バラードだ。武道館コンサートの一つのヤマともいえる。ライブハウス「ブルーノート」でも演奏した「愛はナイフ」、情感のこもったアコースティックギターが響き、矢沢のバラードがしみじみと心に響く。すばらしい。


続く
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矢沢永吉2016年武道館最終日137回目3

2016-12-21 15:39:01 | 矢沢永吉


「バイバイサンキューガール」のあとのMCでは20代の後半、街から街へ移ってやるツアーではこの曲よくやったなあと言っていた。今日も白の上下多いよね。なぜ白といわれるとわからないなあと。
ちょうどキャロルの4人組からソロでやるようになって、すごく不安だったと。そんな時、日比谷の野外音楽堂でやるのに当時住んでいた横浜の弘明寺の洋服屋でオーダースーツをつくった。その時なぜか白をつくったとのこと。でも何でだかよくわからない???

「ため息」では「お前のためなら死ねる」と会場のファンにコーラスを呼び掛ける場面も
「GET UP」から「YOU」とコンサートの定番でいったん終了する。この曲の流れは実にいい。「ゲラゲラ」と手をあげながら、ファンも大満足だ。この二曲は「苦い雨」同様コンサートでよくやる曲だし、ドームでもやった。まるでカラオケにいるかのように思わず歌ってしまう所がいい。


アンコールでは白い上下に帽子をかぶって登場する。
「anytime woman」でも往年のストーンズばりのロックンロールでギター2人とベースを引き連れステージのへそのところまで歩いていく。これがノリノリでいい。

そのあとで「haha」と「トラバス」で終了する。
今年最後とあって、恒例のファンのタオル投げも周辺を見回すと気合が入っている印象だ。
二階からトラバステープが飛ぶ場面はいつ見てもいい。友人の話だと、トラバステープをとろうとして、大けがをして救急車に運ばれた人がいるそうな。必死になるのはわかる。幕張の時とりそこなったけど、何か興奮するんだよね。「トラバス」で今日初めて、「帰りにおいしいビール飲んでよ」と言っていた。


今回は総じてヤザワのバラードのレベルが高かった。それを引き立てるためのガイ・アリソンのキーボードが実によかった。あの音色は他のプレイヤーでは出せないレベルだと思う。さすが、ドゥービーブラザースのメンバーだけあるなあという感じだ。

昨年やっていなかっただけに今年はやってくれてうれしかったなあ。
帰りの反省会での話題はいつまでやるのか?ということだけど、ポールマッカートニーやミックジャガーがやめるまでは、当然やめないだろうという結論に達する。仮に150回目の武道館まではやるとなると、2019年になる。東京オリンピックの前の年末だ。今日もまだまだ頑張ると何度も行っていたけど、あともう一息頑張ってください。

ALL TIME BEST ALBUM Ⅱ
うなるヤザワのボーカル
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矢沢永吉2016年武道館最終日137回目2

2016-12-21 15:06:11 | 矢沢永吉
ロックが続く
スネイクのサックスも冴える「カサノバで囁いて」のあとに「イッツアップトゥユー」だ。
70年代ローリングストーンズのようなギターのイントロで始まる。この曲はエーチャンも好きなんじゃないかな。東京スカイツリーのこけら落としでも「東京」とともに展望台で歌ったし、特別参加の「紅白歌合戦」でも歌っていたね。ステージではえる曲だと思う。


MC3回目だ。
お気に入りの「イッツアップトゥユー」の話をした後で、昨年ツアーを中断した話をしていた。長い音楽生活で2回目だと。確かにわれわれファンもつらかった。ずいぶんとショックでお手紙もかなり送られたようだ。そしてオーストラリアの事業ではめられた多額の借金の話になる。男には人生で何回かの落とし穴がある。という言葉には実感がこもる。毎日がどんよりした雲の下にいたようなものだった。と言っていた。でもいったい本当に返せるのか?と思っていたけど、返すためにはコンサートをやるしかないと、やり続けてきたという話だ。つらかっただろうなあ。

続いてバラードだ。
「燃えるサンセット」だけど、ジェフ・コールマンの甘いギターが合わさる美しい曲だ。ヤザワ友達のpaseoraさんもこの曲が実によかったと事前情報を教えてくれていたが、確かにいい。続く「ピアス」では2つのミラーボールがクローズアップされる。そして武道館の天井が光の星屑だらけになる。恒例の武道館コンサートの中で1つのヤマである。今までの武道館の同じ星屑天井の場面ではバラード曲「東京」をしみじみと歌ったのが自分としては一番よかったなあ。


続いての「苦い雨」はヤザワファンが大好きなヤザワがシャウトするロックだ。そしてステージ横で火が噴き上がり「傘」となる。この曲もファンが一体になって乗りやすい。幕張の時もやっていた。あの時は大雨が降っていたのが印象的だ。Z's TOURにはじめていったけど、なかなか良かった。たぶん食わず嫌いじゃないかと思われるファンも多いような気がするけど、バンドの腕前もレベルが高く、おそらくはヤザワもご満悦だったんじゃないかな。

そして「BOY」ヤザワ曰く、久々にコンサートツアーの曲に入れたとのことだ。この曲もヤザワ友達のpaseoraさんがいいと言っていたが、その通りでヤザワがのっているのが歌声でわかるし、ガイ・アリソンのエレクトリックピアノがこの曲でもいい感じだ。「boy」に続いてのMCで矢沢も年をとりましたなんて言いながら、ガールズコレクションの話をしていた。そして3曲目のキャロル曲のメドレーの話となり、ジョニー大倉の詩ってチャーミングだよね。とヤザワが言う。思わず拍手が起こった時に、胸がジーンとなった。


またまた冴えるバラード曲のあと「時計仕掛けの日々」「バイバイサンキューガール」と続く。これは自分も好きな歌だ。

(続く)

ROCK IN DOME
バックのツインギターは今回と同じ


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矢沢永吉2016年武道館最終日137回目1

2016-12-21 14:23:09 | 矢沢永吉
矢沢永吉2016年武道館最終日に行ってきました。


昨年は残念ながら矢沢永吉の武道館コンサートがなくさみしい思いをしましたが、今年は再開しました。自分の2年前の記事をみると132回ということだったので、今回の最終日は137回目ということになる。5月に幕張の「Z's TOUR」コンサートに行ってきたけど、多忙すぎて感想をブログにアップしそびれたので、今回はまじめにチェックしておきます。

会社の最重要会議で6時まで事務所にいて、あわてて新宿をでる。いつものようにイチョウの落ち葉をみながら6時40分過ぎに武道館に入る。仲間と待ち合わせてすぐさま入るが、かばんの点検はあったが、飲酒運転の検問並みの厳格な検査はなかった。

年齢層は高い。でも隣の席にはコスプレの若い女の子が座っている。往年のツッパリ女といったオバサンが多い中で、これはめずらしい。白い上下スーツを着たオジサン達が恒例のエーチャンコールを繰り広げていたが、年々はげたオヤジが目立つ。いつ死んでもおかしくないような連中だ。

大歓声の中、ジャケットをはおって矢沢永吉が時間通りに登場。会場の歓声はピークに達する。
「テレフォン」でスタートである。定番のロックンロールでマイクスタンドを投げつける姿は若々しい。続いて「ドンウォナストップ」と典型的ロックが続く。バンドを見ると、トシ柳はいない。ジェフコールマンと米川英之というツインギターだ。このコンビは昨年の東京ドームと同じだ。ヤザワのお気に入りなのかな?


アコースティックギターをもったヤザワをみて、会場は皆おとなしく着席する。キャロルの歌だとすぐわかる。 「コーヒー・ショップの女の娘」だ。ジョニー大倉が甘ったるい声でリードヴォーカルをしていた曲だ。幕張の「Z's TOUR」でやはりジョニー大倉のヴォーカル「レディセブンティーン」を珍しく歌っていたけど、慣れないせいか?とちっていた。

メドレーで続いての「最後の恋人」キャロルでヤザワがリードボーカルだった曲だ。ヤザワのリズミカルなベースが印象的だった。ギターの米川ウッチャンこと内海利勝のリードギターそのものでフレーズをコピーしていたのに好印象をもつ。


続いての「今、揺れる、おまえ」でバラードとなる。今日歌ったバラードはどれもこれも抜群に冴えていた。照明設計がムーディで雰囲気を盛り上げる。

最初のMCだ。ようこそみなさんで挨拶をした後、今年最後の武道館だとしみじみと話す。若い頃からEMOTIONとかPASSIONとかで突っ走ってきたけれどといったあと、観客の声でちょっと本意が語れない感じだったけど、まだ頑張る!と力強いお言葉

「ヘイ ボビー」では躍動感あるパーカッションが入り、最後にはブラスも加わる。「ロックミートゥナイト」はオープンニング曲にもなる絶妙なロック曲でジェフコールマンと米川英之の絶妙なツインギターがギンギンだ。そしてバラード「紅い爪」だ。これが抜群によかった。ガイ・アリソンのエレクトリックピアノの音色がきれいで、ヤザワのバラードとの相性が抜群にいい。最後に向けてはスネイクのサックスも入り、ヤザワが観客を魅了する必勝パターンだ。


二回目のMCだ。今はメール時代になり、ファンから次から次へとメールが来る。悪いメールは見ない。今回のコンサートツアーの曲の並びがいいというメールもきていたという。これは確かにそうだと思う。自分の父親がヤザワと同じだという女の子からメールが来ていた。エーチャンはお父さんとちがってお腹も出ていないし、歌もうまい。なんて書いてあるおけど、お父さんが「同じ年には負けんで」とライバル心をもっているなんて話だ。でも自分の過去ブログをみるとこんな話していたかもしれない。

(続く)

LIVE HISTORY 2000〜2015
やっぱりヤザワはライブが一番
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矢沢永吉2015東京ドーム参戦3

2015-09-06 15:48:40 | 矢沢永吉
オープニング一曲目に登場してもおかしくないレイニー・ウェイが流れる。
ここでも照明が効果的に視覚を刺激する。
グリーンのレーザービームが東京ドームの天井めがけてチカチカ光る。
どしゃ降りの雨の歌詞とロックの匂いが強いギターにはよく似合う。

ここでヤザワがバイクで会場を1周する。この演出もなんとも言えずしびれる。
最後一気にステージへバイクが駆けあがる時には観客から「オー!!」という声があがる。
その途中から「サイコーなROCK YOU!」のギターイントロがガンガン流れ、ヤザワがそれに合わせて歌う。
コンサート開始から時間もたって、ヤザワがクライマックスにめけて押し進んでいく。
いつものように、肌もあらわにした女性ダンサーたちがヤザワを取り囲んで踊る姿がかっこいい。

次のワン・ナイト・ショーに曲が変わるとアッと驚く演出が!!
なんと、ステージが宙に浮きアリーナの観客の上を移動するのである。
アリーナのお客さんは下からエーチャンを見上げるのだ。
もう!「ロックンロールに感謝」なんていつものセリフでノリノリになってくるヤザワ。
そしてアリーナの中心部にギタープレイヤーと一緒に移動してシャウトしまくる


移動先でまた一段高い位置にすっと上がる。
ヤザワ自身もここは高いねえなんていっている。
そこで情感を込めて歌う苦い涙はしみじみとしていい曲だ。

その後でディスコティックでは再びステージが宙に浮き観客の上を移動して元に戻る。
行ったきりになったらどうするんだろうなんて見ていた。
このステージ装置も凄いねえ。「ディスコティック」もそうだけど今回はアルバム「A DAY」の曲も多かったな。
「土曜日のディスコティック」で始まる歌詞はノリノリになれるが、これが発表された昭和51年はまだ「サタデイナイトフィーバー」以前で、ディスコは大学生などが集う健全な社交場になっていなかった。どちらかというと不良のたまり場的な遊び場だった。ある意味不良まっしぐらの少年たちにこの歌は受けまくったのだ。野暮で無邪気な70年代後半を象徴する歌といえる気がする。


次にメンバー紹介へ移ったが、安定したリズムを曲に与えるジョージ・ホーキンス、ガイ・アリソンの2人のメンバーの活躍が今回も目立ったし、昨年から加入したジェフコールマンのギターがヤザワの歌と引き技、押し技の応酬を繰り広げるのがすばらしい。柳を外して再起用とはたぶんヤザワも気に入っているんじゃないかな?

ニューグランドホテルでは逆に米川英之のリードギターが目立った。彼はC-C-Bの元メンバーだ。この横浜っぽい歌詞がなんとも言え素敵だ。そしていったん 逃亡者で締める。

アンコールがはじまり、最初曲名がわからなかったが、キャロルの 「ミスター・ギブソン」だということに気づく。これもコンサートで聞いたことがない。当時アルバムでは地味な歌だったけど、ずいぶんとうまい具合にアレンジしたなあ。
そしてトラベリン・バスだ。いつもながら「ルイジアナ」の声でアッと気がつくとトラバステープが飛ぶ。
観客たちも今度はタオル投げするのに準備万端で、みんなで「その日暮らしが。。。」と歌い込む声がドーム中に響く。


これで終わりかな?と思ったらバラードの雰囲気だ。
この「いつの日か」が本当によかった。白ではなく、グリーンの星屑が東京ドームの天井を埋め尽くす。
この瞬間こそ、ヤザワのコンサートに来て本当によかったと思える瞬間だ。

最後バラードで締めるのかと感じた観客がボチボチ帰りはじめていた。
自分もこれで最後と思っていたら、まだ間がもっている。場内照明が明るくならない。どうしたんだろう。

ヤザワはROCK IN DOME 2015 で最後まだやり残したようだ。
白スーツ&パナマ帽でさっそうと登場する。もしかしてもう一回Ha~Ha~やるの???そうだ!特別サービスに大興奮する。
帰りかけていた観客まで立ち止まる。
意表をついて2曲目に歌った「 止まらないHa~Ha~」がもう一度流れる。ヤザワがバラードで引き絞っていた手綱を放しきる
と、観客はいつものように「止まらない、離れない」とロック演歌を自ら歌い、タオル投げにわれを忘れる。二階席から見るタオル投げは実に壮観だ。すごいなあ!

最後のどんでん返しの伏線は最初の四分の一の段階で張るのが小説の鉄則とすれば、今日のヤザワは優秀な推理小説家のようだな。

でも困っちゃうなあ。
反省会をしながら今年本当にこれで終わりなの。なんとかオマケで年内やってほしいものだと思いながらタクシーに乗る。
さすがに前日の痛飲とは一変、静かに飲んだだけだった。

(参考作品)
ALL TIME BEST ALBUM
ROCK IN DOME 2015 と連動


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日産スタジアムのライブ
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矢沢永吉2015東京ドーム参戦2

2015-09-06 14:30:34 | 矢沢永吉
ゴールドラッシュで雰囲気を盛り上げたあとはロックンロール
ヤザワが何度もカモンと叫ぶBIG BEAT
今回ドームの選曲はALL TIME BEST ALBUM Ⅱ を意識している気がする。
BIG BEATもその一つだ。
そしてまた初期の歌に戻り「黒く塗りつぶせ」が流れる。
このあたりのノリはギンギンだ。


その後でヤザワがアコースティックギターを肩にかけ歌いだす。
未来をかさねては比較的最近のバラード系の傑作
「遠い夜空にまたたく星が」というメロディラインがきれいで自分は好きだ。
武道館で星屑のような灯りをバックにこの曲を歌った時は実によかったなあ。

次のMCに入るといきなり「未来をかさねて」の詩がいいよねという。
おれはふけていないよ。これからもふけないよ。と言い切る。
66歳になったけど、いったいいつまでやるんだろう。

三吉のアコースティックギターが入る。美しい音色だ。
ファーストアルバムから「安物の時計」だ。
「チッチ、チッチ」と歌いたくなる。
普通の歌手の歌であれば、最初のアレンジからこんなに大きく変わることはない。
ヤザワは進化している。他の歌もそうだが、初期のアレンジからどの歌も洗練させていく。これがヤザワの凄味だ。

アルバム「ゴールドラッシュ」からロックンロール「鎖を引きちぎれ」
これは実にワイルドな曲。元来のヤザワらしい荒々しさがニクイ。
スネイクのサックスも冴えている。
おなじみGET UP では歌詞にあわせて観客もノリまくる。
「ゲラゲラ」といって手をあげる調子だ。

ここで衣装チェンジとなり、コーラスとYOKOが間をつなぐ。
それにしてもバックバンドのレベルは今回実に高い。それぞれのソロを聞いているだけでもしびれる。
赤い服に着がえた後でMCへ


MCでは前回のコンサートでYOKOとデュエットをした話をしていた。
一度コンサートツアーをやめた時があって、その時は結局酒を飲んでばかりいて何も変わらなかったと言っている。
そうなんだよね。辞めてもらっては困るんだよ。今からじゃ遅いけど、来年は武道館復活させてよ。

このあとはALL TIME BEST ALBUM Ⅱに入っている選曲が続く。
世話がやけるぜのあとはファーストアルバムから恋の列車はリバプール発
ガイアリソンのキーボードがギンギンにきいたイントロがノリを高めるご機嫌なロックンロールだ。
例によって50代以上のオールドファンにとってはヤザワと一緒に歌えてしまうので楽しい。
ここでステージ後ろの大型スクリーンにアニメが映る。また、これが笑えてしまう。
これってモンキーパンチ製作「PURE GOLD」のPVだよね。ムチャクチャこの曲に合ってる!!


つづく初期の歌「最後の約束」がやさしい響きで、これがよかったと懐かしむ人が多いようだ。
その気持ちわかるなあ。色々ヤザワ自身の秘話があるようですねえ。
これもスネイクのサックスがきいている

MARIAが流れた後で末延のバイオリンにあわせて流れるのが LAHAINAだ。


今回の東京ドームコンサートROCK IN DOME 2015 では個人的には一番いいと思った。
日産スタジアムの時に夏の終りの季節感よく「棕櫚の影」をだしてきたが、ここでもその流れだなあ。
なんとも言えない胸にしみるバラードだ。
すばらしい!!

(続く)

(参考作品)
ALL TIME BEST ALBUM
東京ドームの選曲はこのアルバムを基調


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日産スタジアムのライブ
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矢沢永吉2015東京ドーム参戦1

2015-09-06 07:04:17 | 矢沢永吉
矢沢永吉2015東京ドームに参戦してきました。

年末恒例の武道館コンサートを今年はやらないという。そうすると、今年は東京ドームが最後になってしまう。
これはいくしかないだろう。


会場にいくと、たぶん全国からきているいつもながらのヤザワファンに加えて、なぜか子供がめだつ。
武道館ではあまり見ない光景だ。家族でディズニーランドにいく感覚なのであろうか?
入口では荷物検査はきっちりやっていたが、飲酒検問はめずらしくやっていなかった。
さすがにヤザワファンで酒飲んだら入れないのは知っているから、検問やっていなくても飲んでこないでしょう。

今回は2階席だけど、全体を見渡せてなかなかいい感じだ。
あちらこちらから恒例のエーチャンコールがすごいけど、ここまで広いと個別のお兄さんたちの声が混ぜ合わせて聞こえない。
ウェーヴを会場の中でやっているなあと思っているうちにいよいよ開演

スクリーンに矢沢が大型の車で乗り付けるシーンが流れたあと、真っ赤なアメ車のオープンカーが現れる。
矢沢の登場だ。
熱狂的なファンの声援に応えながら矢沢の車は会場内を一周する。

そして「RUN & RUN」でスタート
今回は照明設計が実に巧みで、我々の末梢神経を鋭く刺激する。
マイクスタンドを20代の時のようにビュンビュン振りまわす。ノッテるねえヤザワ
後ろのバックバンドにトシ柳がいない。若干メンバーが変わっている。
昨年いたジェフ・コールマンのギターが抜群にいい。

そしたら突然「止まらないHa~Ha~」だ。
これには意表を突かれた。
タオルを用意していない人もいるんじゃない。それでも会場の興奮は絶頂に。


続いてキャロルの曲「愛の叫び」
「恋しい君の名を呼べば、むなしい想い出」
中学生の時にこの曲はレコードがぐちゃぐちゃになるくらい聞いたけど、キャロル時代でなくヤザワのコンサートで聴いたのはじめてだなあ。
キャロルのバージョン↓
ウッチャンのギターいいよね。




懐かしいなあと思っていたらまたまたキャロル
「ファンキー・モンキー・ベイビー」で波状攻撃だ。
どうしちゃったの?!サービス精神旺盛じゃない。
誰もが知っている歌だけに会場内には観客の歌声が響く。


最初のMCだ。
「ようこそ」といつものように感謝の意を表してくれる。

「二発目にHa~Ha~をやるとは思っていなかったでしょ」確かに意表をつかれたなあ。
「ごめんなさい」とまで言っていた。

タオル投げヒストリーということで、最初ある会場で一部のファンがパラパラやるようになり、次の会場にに行っても同じようにファンがパラパラあげるようになる。これも悪くないなあと思っているうちに1年たつと「ドカーン」になると。
矢沢さん「タオル家で使っているんですか?」と聞かれるけど、本人なんで遠慮しているとのこと。
なるほど

5曲目にバラードに
「ゴールドラッシュ」だ。
この曲こんなにいい曲だったっけと思わせるバックの演奏だ。
今回は日本人のギターリスト米川も加わるが、なんせジェフ・コールマンのギターが超しびれる。

(続く)

(参考作品)
ALL TIME BEST ALBUM
ROCK IN DOME 2015 と連動


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矢沢永吉2014武道館最終日132回目2

2014-12-17 10:11:50 | 矢沢永吉


いかにも矢沢永吉らしいロックンロールが続く
「 Rambling Rose」だ。
そしてオープニングでもよくかかる「レイニー・ウェイ」につながる。
この曲もみんなよく知っていて、合唱する声がよく聴こえる。照明も意識して雨模様
念押しするように「苦い雨」この曲もヤザワファンが大好きな歌だ。
昨年発表されたヤザワのライブで「今、一番聴きたい曲」で第10位
思わず自分も歌ってしまう。

でもこんなに矢沢が雨雨いうから最終日雨降っちゃったんだよな。
朝はなんともなかったのに。。傘買っちゃったよ。

3回目のMCだ。
最初の矢沢のコンサートは男性の比率が97%くらいで、ポマードの匂いがプンプンしていた。
でも今は男女半々くらいで、民主主義だよね。なんて言っている。

でも自分の見た感じでいえば7:3くらいじゃないかな?
少なくとも自分の周辺を見回すと、年齢層は高い。平均年齢は50を超えているんじゃないか?

そうしているうちにアコースティックギターに持ち替える。
思わず「やるのか!」と「二人だけ」を期待するが「Sweet Rock'n'Roll」だ。
でもこの曲いいよね。優しいロックンロールという感じで気分がくつろぐ。
「IT'S UP TO YOU!」では一転70年代前半のストーンズを思わせる正統派ロックを歌う。
この曲はライブで映える曲だ。
矢沢ファン大好きな「YOU」ではファンのノリもよくなる。
昨年発表されたヤザワのライブで「今、一番聴きたい曲」で第9位
その曲の途中でようやく衣装を替える。


そしてバラードが2曲続く。これが抜群によかった。
「Please,Please,Please」では雪の上で歌っているような舞台に代わる。これがきれいだ。
「東京雪も降るのさ」という歌詞にぴったりだ。歌も情感がこもる。
「CITY LIGHTS」都会のネオンを意識したこの照明もきれい。今回の舞台照明設計はうまい。
バラードを熱唱する矢沢の横でバイオリンが鳴り響く。これが実にいい。

この2曲にうっとりしてしまう。やっぱり矢沢はバラードだよね。
今回は緑のイアフォンをつけながら歌っていた。

メンバー紹介あったが、柳ともう一人のギターリストはジェフコールマンというそうだ。
このリズミカルなギターは最高だ。

「夜間飛行」を歌った後は「コバルトの空」
一昔前のロックンロールビートを基調に矢沢がノリノリで歌う。
手拍子しながら自分でリズムをとる。

そのあとはメドレーだ。いずれもカラオケでよく歌う矢沢の定番で、観客が合唱するように合わせて歌う。
「チャイナタウン」、「ラスト・シーン」、「I LOVE YOU,OK」、「YES MY LOVE」と続いていく。
そしてようやく「JEALOUSY」だ。オープン二ング曲も予想されたが意外なところで使う。
「PURE GOLD」でいったん終了
この曲は旅に行くような気分にさせてくれて、大好きだ。


白い矢沢スーツに着がえて始まったアンコールは「サイコーなRock You!」でスタート。
他の曲でバックダンサー出ていた曲あったけど、この曲はない。近年の曲では一番浸透しているのでは?
ギターのイントロで「止まらないHa~Ha」とわかると、タオルを用意しようと観客がソワソワする。
タオル投げがいつもより思いっきりはじけている感じでいい。そのあとで「止まらない!離れない!」となると全員が演歌歌手のように歌う。
陶酔しているのがよくわかる。
「トラベリン・バス」2階なのでトラバステープをしっかり探すお兄さんたちがよく見える。
最後と思うと観客も感慨ひとしおだ。
いつものように「帰りにおいしいビール飲んでよ」と途中でいう。
「キリンもアサヒもやめてよ」と矢沢もしっかりしているんじゃない。
思わずふきだしてしまう。
もう一曲やると思ってけど、客だし曲で終わる。外をみると雨は止んでいた。
あの2曲で雨がすっ飛んだのか??


帰りに反省会をした。矢沢には悪いけど、モルツはなかった。
そして、一体いつまでやるのか?という話になった。
150回の武道館はできるんじゃないかと。松田聖子、藤井フミヤが武道館100回こえたという。
追いつかれないようにやるだろう。

コンサートの帰り道「二人だけ」やらなかったねと言っている声が聞こえた。
ジョニー大倉追悼というのはもう終了だったんだよね。矢沢は引きづらない。
自分はジョニーを追悼する意味で、俳優としての彼に関わりのある人がやっているバーに一人寄った。
矢沢コンサートの帰りに寄ったと自分が言うと先方は喜んでくれた。
客がちょうど引けたところで、2人で映画談義ができて、最高に素敵な夜を過ごせた。
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矢沢永吉2014武道館最終日132回目1

2014-12-17 09:07:26 | 矢沢永吉
矢沢永吉2014年武道館コンサート最終日に参戦してきました。


雨が降る中、九段下の駅を武道館に向かう。
いかにも矢沢のコンサートに向かうというような服装の男女が大勢きている。

雨が降るのって初めてだなあ。黄色に色づいたイチョウもいつもよりたくさん落ちている気がする。
6時に友人と待ち合わせ、一緒に入る。雨も降っているせいか、恒例の飲酒検問でハ―と吐くことなくに済んだ。

E-YAZAWAの着物を着た人もいて、いつもより女性に、大胆なヤザワルックで来ている人が目立つ。
同じく恒例のエーチャンコールが7時まで鳴り響き、絶好のタイミングで矢沢が登場する。


「さまよい」でスタートすることが多いと聞いていたが、意表をつかれる。

一瞬これなんだっけと思うが、「FLESH AND BLOOD」だ。
エーチャンコールの大きな歓声の中で始める。ブルーのシャツを着た矢沢は声の張りもよく気持ち良さそうに歌う。
あれ、向かって右側のギター見たことないなあ?外人のようだ。初めてみる彼がリードするギターの音色がいい感じだ。

次の「闇の中のハリケーン」も同じようなロックンロールだ。
そして「SOMEBODY'S NIGHT」知っている人も多いので、みんな矢沢の声に合わせて歌っている。
そうだよね。カラオケの定番だもんね。いかにもロック演歌といった様相だ。
マイクスタンドをビュンビュン飛ばす。


最初のMCでは、今回が132回目になると言っていた。すごいよね。
ついこの間99回目行った気がするけどあっという間だ。
スタッフからは200回やってくれといわれているという。そうするとあと14年かかるそうだ。
さすがにそれは無理と言っていたが、もしかしてもしかしてやっちゃったりして

続いて「TAKE IT TIME」とロックンロールが続く。
照明が変わってそろそろバラードかと思ったら誰も座らない。テンポはリズミカルに「ゆきずり」を歌う。
バックはいかにもアメリカのブロードウェイのようなネオンに変わり、「But No」だ。
スネイクのサックスが抜群にいい。


ここまでやってようやくバラードになる。「あ・い・つ」天井のミラーボールが点滅して、星屑のようになる。
矢沢コンサートでいちばん素敵な場面だ。
やっと席に座れた観客も静かに矢沢の声を聴く。
「この曲が終わるまで泣いちゃいけない」ジーンとくるなあ!!

2回目のMCだ。
ある若い子から来ていたメールに「お父さんわしゃエーチャンと同級生だよ」と書いてあった。
エーチャンが広島出身なので、お父さんも広島ですごいなあといっている若い子のメールに苦笑い。

つづく


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ジョニー大倉追悼 矢沢永吉歌う

2014-11-30 05:35:12 | 矢沢永吉
ジョニー大倉氏が亡くなったと伝えられている。亨年62歳と若い。
このところジャックブルース、高倉健と自分にとっての重要人物が相次いで亡くなっていて悲しい。矢沢永吉も追悼のコメントを出している。

しかも、友人から最新情報が入ってきた。昨日大阪の矢沢永吉コンサートで、ジョニー大倉に捧げる歌を歌ったらしい。「二人だけ」のようだ。歌詞が脳裏に浮かび、胸がジーンときた。


以前からがんのうわさがあったのは知っていた。キャロル再結成といわれているけど、もうないのかな?とは思っていた。
しかも最近のジョニー大倉には往年の面影が薄れている。

日産スタジアムでの40周年ブルースカイコンサートで矢沢が昔の仲間が来ていると言った時、一瞬ジョニー大倉じゃないかと背筋がぞくっとした。もちろんウッチャン内海でもすばらしい出来事なんだけど、その前からキャロルの歌を歌いながら「これジョニー大倉の詩なんだけど、いいよね」なんて言うこともあっただけにもしやとは思っていた。ちなみにそのセリフを言ったのは2011年の武道館コンサートでまさに「二人だけ」をうたった時だった。

昨日のコンサートで「二人だけ」歌った後、次の曲で矢沢が歌詞とちったらしい。
いかにも矢沢らしい。少し動揺したのかも??

何度もこのブログでいっているが、最初にフジテレビ「リブヤング」キャロルを見たくちである。そのあと曜日ごとのレギュラーだったせんだみつお司会「ギンザナウ」を中学の授業終わってすぐ電車にのり、銀座三越の屋上で並んで何度も見に行った。「ルイジアナ」「ファンキーモンキーベイビー」のリードボーカルは矢沢だけど、どちらかというとジョニー大倉の甘い歌声の方が好きだった。


死亡が報道で伝えられた27日木曜日は同じ業界の仲間内の飲み会があり、クラブに突入。気がつくとジョニー大倉追悼の歌を自分も歌っていた。「レディセブンティーン」と「彼女は彼のもの」と迷ったけど、「レディセブンティーン」にした。矢沢とちがって残念なのはソロになってからの大ヒットがないこと。どうしてもキャロル時代の歌になってしまうのは寂しい。映画では「遠雷」のような代表作があるだけに残念だ。

彼の甘い声に似せて歌いながら冥福を祈った。

参考作品

ファンキー・モンキー・ベイビー
「二人だけ」「彼女は彼のもの」と「レディセヴンティーン」入っている


ルイジアンナ
ジョニー大倉の歌声さえる「ワンナイト」「メンフィステネシー」


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矢沢永吉 TREASURE BOX [DVD] 発売

2014-05-06 22:27:13 | 矢沢永吉
 いよいよ明日は矢沢永吉TREASURE BOX [DVD] 発売だ。
 街にも看板が。。。!!東京ミッドタウンの前
 

 
TREASURE BOX [DVD]


    It's Only YAZAWA 1988 in TOKYO DOME

   JUST TONIGHT 1995 in YOKOHAMA STUDIUM

    STILL ROCKIN' ~走り抜けて・・・~ 2011 in BUDOKAN

    JAMMIN' ALL NIGHT 2012 in BUDOKAN

    特典DISC: MC集もついているらしい
   破壊力あるラインアップだ。  
 
 なんと時代が24年間ギャップがある。
2011年は3つに分けてブログ記事アップ
記憶に間違いなければラストクリスマスイブやったのこの日だけだった気がするんだけど違うかな?

2012年も同様に2つに分けてブログ記事アップ
これも最終日で曲名はあっている気がするんだけどどうかな?

今年の年末も楽しみだ。
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矢沢永吉 2013年武道館初日参戦2

2013-12-13 16:32:57 | 矢沢永吉

矢沢永吉武道館コンサートも中盤戦
「BUDDY」は去年もやっていた。ポップス調でいいよね。
「想いがあふれたら」はなじみがあまりなかったけど、いい感じだ。
「共犯者」は1曲目というイメージなんだよね。長い間やっている曲だ。
「ROCK ME TONIGHT」もオーソドックスなロックンロールだ。

MCになる。
矢沢のコンサートではオールドファンも多いが、今回はじめての若いファンも「いらっしゃる」といった後で
その昔自分は「いらっしゃる」なんて言葉つかったことなかったよね。とのたまう。
確かにそうだ。昔の映像をみると、攻撃的でいかにも脂ぎっていたよなあ。

48歳のファンに「自分は物忘れ激しくなってきたけど、矢沢さんよく歌詞覚えられますね。」と言われたそうだ。
そうしたら「自分は記憶喪失状態だよ」満員の観客が一斉に笑う。
「繰り返し繰り返しやるしかない。」そう言っていた。このペースで勉強やれば自分も東大受かるんじゃないかと。矢沢は普通の東大生よりもはるかにビックなのに。。。
でもときおり「飛んじゃうよね。」そこでも笑いが。。実際後でその場面がでてくる。

今年最初ですと言って「アイラブユーOK」あとは「ロックンロールドラッグ」と「サンキューMy Lady」いったん退場だ。

アンコールは「IT'S UP TO YOU!」からだ。
往年のストーンズを思わせるリズムがいい。最初聴いた時よりだんだんよく思える曲だ。
そして初期の「ディスコティック」これもノリがいい。
ただ、さすがにこの曲矢沢も苦しそう。もうやらないんじゃないかな?
ギターを交換するので「HAHA」だな?
満員の観客が一斉に恒例のタオル投げを始める。ここで一瞬矢沢がとちる。「飛んでしまった」のかな?
ここでも満員の観客が矢沢に合わせて歌う。この瞬間を一年待っていたかのように

もう一回アンコールだ。
「サイコーなROCK YOU!」をやるので、トラバスはなしだな?ここのところ毎年これだけはやっているね。
武道館の天井のミラーボールまだまわっていないので最後は「A DAY」だなと思ったその通り
暗くなった会場内に星屑のようにライトが点灯すると、思わず観客がうなる。
本当にいい曲だなと思い、今年も無事矢沢のコンサートに来れた喜びをかみしめた。
来年もよろしくお願いします。
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矢沢永吉 2013年武道館初日参戦

2013-12-13 16:02:37 | 矢沢永吉
今年も矢沢の武道館の季節がやってきた。
矢沢永吉武道館コンサート『ALL TIME HISTORY -A DAY-』
昨年は最終日だったけど、今年は初日参戦だ。

今年はクリスマスのディナーショーをやるという。
BLUESKYに一緒に行った友人と申し込みをしようとしたら、割とハードルが高い。
金の事ならどうにでもなるが、手続き面倒となればどうしようかな?と熟考の上辞退
となると今年はこれだけだ。ともかく楽しむしかない。

いちょうが舞い散る武道館のまわりにはいつものようにヤザワファンが大勢来ている。
今年は6時に早めに武道館の中に入った。
6時40分くらいから恒例の「エーチャン」コールを叫ぶお兄さんが手を振る。一年のうっ憤を晴らすようなお兄さんたちは今年も健在だ。7時になりアナウンスが流れる。いつも通りきっちり始まる。
バックバンドが定位置につき、矢沢の登場だ。
「リスキーラブ」だ。今年のツインギターは柳と山本恭司だ。いかにも矢沢らしいロックの裏でリズムセクションのジェフのドラムスが実に豪快だ。
「あの夜」と続く。矢沢がマイクスタンドを投げる。60をずいぶんすぎたのに頑張るねえ。
大きく映る大スクリーンがいつもよりよく矢沢の表情を映しているのは気のせいだろうか?
しかも、大スクリーンの映像の解像度も高い気がする。

最初のMCだ。1年ぶりに武道館に入るのはさすがに緊張しているのかもしれない。
昨年の紅白歌合戦何で1曲で終わったの?というメールをたくさんもらったそうだ。
本当は2曲やるつもりだったのに1曲で終えちゃったとのこと。
その分今日やるよ。と言っていた。うれしい言葉だ。

アコースティックギターで「もうひとりの俺」
「Still」が最初のバラードだが、これがいい感じだ。
初期のナンバーから「ウィスキーコーク」この曲が流れるとつい口ずさんでしまう。
「酔った振りしながら、キッスのチャンスを。。。」矢沢のオールドファンなら誰もが歌ってしまうだろう。
「バイバイサンキューガール」では隠し味のようにストリングスがはいる。

「苦い雨」だ。好きな歌だ。矢沢流ロック演歌というべきシャウトが冴える。
昨年の横浜「ブルースカイ」では代表曲が次から次へと流れるが、この曲はなかった。なのでうれしい。
「HEY YOU…」は「ツイスト」に入っているバラードだけど、非常に美しい曲
長く歌われる曲になりそうだ。今年もバラードの選曲がよかった。
そのたびに流れるスネイクのサックスの情感がこもっていてよかった。

続く「ROCKIN'MY HEART」と「JAMMIN'ALL NIGHT」はオーソドックスなロックンロールだ。
今回は柳のリードギターがいつもより冴えているように感じた。

アコーステイックギターの音色が鳴り響く。一瞬なんだかわからない。
そうしたらバイオリンの演奏が入ってくる。そうだ。「BLUE NOTE」でやった曲だと気づく。
「愛はナイフ」あの時も情感のこもったボーカルを聴かせたけど、今回も抜群にいい。
個人的には今日やった曲の中では一番いいと感じた。
今年のホテルディナーショーではどんな曲やるんだろうなあ?
「アリよさらば」も「WHYなぜに」と思わず叫んでしまう。

MCだ。
矢沢のコンサートはその昔95%が男だったけど、今や6対4の比率まで変わってきたという話だ。
無理やり連れてきた女性がその後ファンになってくれたと言っている。
確かにそうだよね。娘を連れてきている父親みたいな親子も随分といた気がする。
続く
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矢沢永吉 ライブで「今、一番聴きたい曲」 発表

2013-12-11 06:05:25 | 矢沢永吉
昨日いよいよヤザワのライブで「今、一番聴きたい曲」の結果が発表になった。

少しびっくりかな?
1位 抱かれたい、もう一度(LOVE THAT WAS LOST)
2位 A DAY
3位 アイ・ラブ・ユーOK
4位 長い旅
5位 親友
6位 チャイナタウン
7位 東京
8位 トラベリン・バス
9位 YOU
10位 苦い雨

この上位には少しびっくり
1位はしばらく武道館ではやっていないんじゃないかな?
やってもらうと盛り上がるだろうなあ!
みんな合唱するでしょ。

2位3位6位9位10位は何年かおきにやっている。
A DAYは今年もやっているみたい。でもこの曲最高だよね。
武道館の天井をミラーボールがまわる中でムーディな矢沢のボーカルが冴えわたる。
これ以上ない至福な気分だなあ。

本当は「東京」もやってもらいたいんだけど、「スカイツリー」が出来上がった時にNHKでやったきりだな。
「東京」も武道館の天井のミラーボールがまわるよね。
矢沢のライブはバラードが冴える。ファンもよくわかっている。
4位の長い旅や5位の親友もバラードだ。

一般に矢沢永吉で一番知られているのは「時間よ止まれ」だと思うけど、シングルのB面が「チャイナタウン」
へそ曲がりなヤザワファンは素直には選ばない。オールドファンはむしろB面ばっかり聴いていたのかもしれない。横浜で青春を過ごしたヤザワのイメージにはよく合う曲だ。

10位の苦い雨も根強いファンがいる曲だ。
矢沢流ロック演歌という感じで思わずシャウトしてしまう。

8位のトラベリン・バスは当然といった感じだけど、HAHAが入っていないのにはビックリだ。
6~20位までが発表されて、5位以内かな?と思っていたら入っていない。
80%以上の観客はタオル持参で参戦するけど、どっちかやらなかったら絶対満足しないよね。
これってどう解釈すべきなんだろうか?


今日はいよいよ武道館初日
参戦します。何曲やってもらえるかな?
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