映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

2008年 忘れられない年

2008-12-31 20:53:26 | Weblog
家のテレビで紅白歌合戦やっている。
本気でなく見ている。外へ出たら、車すいていた。
妻が年越しそば作ろうとしている。

一年あっという間に過ぎた。
仕事的には9月までは悪くない年であったが、10月から状況が一転した。
前のバブル崩壊と比較すると実にスピードが速い。しかも、いい業種がほとんどない気がする。暗中模索のまま年が明ける。

父と母がなくなった。それだけでも忘れられない年になった。
今年の初めはまだ二人ともいたと思うと、不思議な感じがする。
10月30日の早朝、母から自分の携帯に電話があって、妹が面倒見るのはもう無理だからこれから入院しようと思うと決意した連絡の声が耳に響く。

二人とも看取ることになった。
父は横で寝ていて母が気がついたが、母は自分が朝来るのを待っていたかのように亡くなった。人が亡くなる瞬間というのをはじめて見た。

今までと違って頼るところがない。心細い気もするが、何とかせねば。。。

2008年は結局映画327本見た。本は数えていなかった。
来年の決意はまた明日にするが、読書にウエイトを置こうと思う。
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ダイアンキートン  赤ちゃんはトップレディがお好き

2008-12-31 09:31:40 | 映画(洋画 89年以前)
ダイアンキートンが彼女らしい冴えを見せる作品
ラブコメディで気持ちよく年末を迎えられた。

ダイアンキートンはニューヨークのコンサルティング会社で働くバリバリのキャリアレディ、イェール大主席卒業でハーバードを出ているキャリアで、トップから役員昇格をも打診されている。同棲している男性がいるが、結婚は希望していない。
そんな彼女に深夜電話が入る。いとこ夫妻がなくなって遺産が入るという話。そのために空港に来てくれと。。。
空港に行くと、いとこ夫妻の赤ちゃんを渡される。何で自分がというが、結局引き取ることになる。情を移さずに養子縁組の依頼をと斡旋所に出して、希望者と面談し引き渡すが、泣きじゃくる赤ちゃんの声を聞き自分で育てることにする。
しかし、仕事と育児の両立はうまくいかない。トラブルが続き、ダイアンの部下の男性が同格に昇格。結局、ダイアンが担当するフードチェーンの担当をはずされる。上司からは少しクールダウンしろよと。。
ダイアンはバーモント州の人口300人の田舎で一戸建ての購入を決意して、赤ちゃんをニューヨークから連れて行く。ところが、中古の家は瑕疵だらけ、寒い冬を過ごすにも大変なところ。嫌気が差したとき、子供のためにりんごを加工してつくったベビーフードが、観光客の目に留まったのを見て、それを売り込むことを考える。。。。

エリート社員が、ちょっとしたトラブルに巻き込まれて、転落していくパターンの話は、アメリカ映画の定番パターン。徹底的に落とされたあとで、あるきっかけから大逆転ということになるが、それだけがこの映画のテーマではない。
女性にとっての仕事と育児の両立の難しさ、男性がそれに対していかに楽な立場にいるか。セリフの中に次から次に出てくる。
あとは田舎暮らしの大変さもよくわかるようになっている。
しかし、都会にないささやかな幸せが大切だということも教えてくれる。

それでもダイアンはやっぱりマンハッタンが似合う。日本と比較すると、バリバリのキャリアレディはアメリカの方が断然多いし、それなりの地位についている人も多い。そういうキャリアレディを演じるとダイアンは抜群にうまい。
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映画「単騎千里を走る」高倉健とチャンイーモア

2008-12-30 07:17:12 | 映画(アジア)
「単騎千里を走る」実に泣ける映画であった。

こんなにいい映画だと思わなかった。題名からして、シルクロードあたりで高倉健が馬で走り回るイメージを持っていた自分の教養のなさを恥じる思いだった。

スタートは日本で、10年離れて北国の漁村にいる父高倉健の元に息子の嫁さんの寺島しのぶ から電話が入り、息子の病気が悪化しているのであってほしいとのこと。東京へ出て息子のところへ行くが息子はわだかまりがあり会わない。
戻る高倉へ嫁の寺島からビデオが届く、それは中国の田舎を取材している息子の姿である。その中で息子が中国の仮面劇「単騎千里を走る」を来年撮りに行くといっているシーンがある。高倉は息子の代わりに中国雲南省に撮りに行く。
雲南省の麗江にその俳優を訪ねに行くが、俳優は軽い罪で刑務所に入れられていることを知る。代わりでいいでないかと言われるが、どうしてもその俳優で撮ったものを息子に見せたいと言い張る。外国人が刑務所内を撮影することはありえないといわれるが事情を話して、無理やりお願いする。
ところが、いざ演じる場面になっても彼は演じない。泣き出してしまう。自分のつくった子供に会いたいという気持ちが強くてできないというのだ。高倉健は俳優の子供に会いに、雲南省の田舎にいくが。。。。

チャンイーモアの作品では「初恋のきた道」などを思わせる中国の田舎の原風景が舞台である。当然チャンイーモアらしい画像の美しさはあるが、被写体は素朴な風景である。交通も通っていない雲南省の田舎石頭村での撮影はなかなかのものである。町の中で高倉健が村中の人たちと宴会というべきか、いっせいに食事する場面があるが、このシーンが好きだ。村中が家族という感じでいい。

やくざ映画を卒業して、陰のある男を演じていたころの高倉健のイメージがチャンイーモアのイメージなのであろうか?「冬の華」、「駅」といった名作が思い浮かぶ。高倉健は冬景色が実に似合う俳優である。それは中国で出さないで日本の風景で出す。

メイキングはあまり見ないが、この作品は見てしまった。
出演者はほとんどが素人だそうだ。北京オリンピックはよりすぐりの美人ばかりがチャンイーモアの被写体だったが、この映画ではみんないわゆる大陸の人的どんくささが強い。それが本当の姿を見せていていいのだと思う。
チャンイーモア監督にとって高倉健はまさに敬愛する存在だったとのこと。高倉健の良さが本当にわかっているのが映画を見ていてよくわかる。

もっと評価されてもいい傑作だ。しかも本当に泣ける。
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麻雀放浪記  阿佐田哲也

2008-12-29 21:43:27 | 映画(日本 昭和49~63年)
阿佐田哲也の風貌は週刊誌のマージャン観戦記でよく見ていたが、何せ百戦錬磨を地でいっている恐ろしい顔だと子供のころ思っていた。
当然ものすごく強い人かと

マージャンを覚えたのが高校に入ってから、本当によくやった。大学でも然りである。11PMの大橋巨泉のマージャン教室は楽しみで仕方なかった。実際本当に面白かった。巨泉、小島武夫、畑正憲、阿佐田哲也の対戦は実にすばらしい戦いであった。2000点の上がりを見逃して、手を崩して、手を大きくしてハネ満をあがった阿佐田哲也のうち回しはあれから30年以上たつけれど忘れられない。学校でも大騒ぎになった記憶がある。

ただ、麻雀放浪記はなんか暗くて高校生の自分にはなじめなかった。戦中派には共感できる人も多かったと思うが、自分にとっては暗すぎた。(ちなみに巨人の星の前半も苦手である。)役満を上がりまくるのも不自然な気がした。でも年齢を経るにしたがって小説がなじめるようになって来た。

18歳から19歳になるにもかかわらず、定職につかずぶらぶらしている坊や哲を囲んで、料理の鉄人鹿賀演じる「どさ健」、アクション映画脇役の重鎮高品演じる「出目徳」を中心に役者が勢ぞろいする。家の権利書や大竹しのぶの吉原への質があっちにいき、こっちにいきする。時代をしのばせる何かがあるがそこに流れるのは本当に暗い世界である。ヒロポンを打ちながら、連夜の勝負をするのは、映画でいうとポールニューマンの「ハスラー」でのファッツとの死闘を思い起こさせる。

阿佐田哲也は麻雀を美しい世界にわざと昇華していた感じである。
であるから飛び切り強かったかというとそうでないきもする。色川が阿佐田を演じるのに固執するところがあったからだ。でも美しい麻雀譜を残してくれた。
今でも阿佐田を敬愛する有名人が多い。五味康祐はあれほどまでに好かれていたであろうか?
人徳であろう。

出目徳は九連宝燈をあがって死ぬ。張作霖が日本軍の謀略で死んだとき、九連宝燈をあがっていたといわれる。私も高校のとき自宅で同級生との対局であがったことがある。でもとりあえず、その後30年生きている。

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がんばれベアーズ  テイタムオニール

2008-12-29 21:02:42 | 映画(洋画 89年以前)
日曜日の朝、突然手のしびれを感じた。
ペンをとったら字がかけない。これにはまいった。
妻は脳梗塞じゃないかと騒ぐ。しばらく五十肩気味だったので、その影響かと思って整形外科に行った。

レントゲンを撮って、先生に診てもらったら、よくここまでほっておいたねといわれた。母の病気等あっていけなかったのは仕方ないが、ついでに神経やられて手に響いたのはまいった。筆まめなほうだけに致命的だ。

親父ギャグだが、「手が痛む→テイタム」オニールの連想で、気分転換になる映画を先ほど見た。高校生以来だ。日比谷の映画街で高校の同級生と見た記憶がある。

ストーリーを見たら、まったくそのときの印象がなかった。
違ったイメージの映画だった。あの時単なるおっさんだと思っていたが、大喜劇役者「ウォルターマッソー」の存在感がすごい。ジャックレモンとの競演もいいが、個人的には「シャレード」のウォルターがいいと思っていた。  

田舎町の少年リーグに、飲んだくれの元プロ選手ウォルターマッソーが監督を議員である父兄に依頼される。しかし、選手のレベルは最低。最初の試合はアウトもとれずに放棄試合、気合を入れて練習するがまたもや大負け。そこでウォルターは以前リトルリーグでピッチャーとして活躍していた別れた娘のテイタムオニールに声をかける。
最初は拒絶していたが、テイタムは引き受け、地元の不良少年が野球選手としてセンスがあることに気づいてその彼にも声をかける。次第に力をつけていくが、もともと実力のないチーム、監督は2人を活躍させることでチーム成績の浮上を狙うが、ネタミが入ってチーム内はバラバラに。。。。

実に安心してみていられる。根本的なところはトムハンクスが酔いどれ監督を演じる「プリティリーグ」と同じであるスポーツ物の定石を踏んでいる。

少しは気が楽になったかな。パソコン打てるだけ手もちょっとましになったかな?
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年末挨拶まわり2

2008-12-26 06:14:12 | Weblog
先週からかなり気合を入れてあいさつ回りをしている。
ここ数年仕事上でお世話になっている人のところを中心に。。。

年始挨拶は喪中ということもあり、こちらから出向くのは不自然になってしまうのかと思い、事務所で待つほうがいいのではないかと思ってしまう。

昨日ある落選議員の自宅へ行った。
たまたま家にいらっしゃった。選挙区にいるのがほとんどで、昨日もすぐ選挙区に戻ると言っていた。
どうも不況の風が選挙区を襲っているようで、すごい話が聞かれた。
選挙区内のある市が人口16万の内、6000人が外国人労働者とのこと。その外国人労働者も首切りで、入居する賃貸住宅に空きがかなり目立ってきたとのこと。
特に建設関係の支援者たちで不況の話が増えてきた。下請けいじめもこれから本格化するであろうとのことである。
衆議院選挙は4月になると読んでいると言っていた。それに備えて個別宅訪問をずっと続けているといっていた。これが効くんだ。ということである。
備えあればいざというときには効いてくるとのこと。自分もそれは見習いたい。

もともと東大出の官僚出身で衆議院選挙に数回当選していたが、前の選挙で負けた。
ものすごい頭のいい人で、ものすごい細かいことにも気が回る。それが嫌味で付き合うのがいやになった時期もあったが、昨日突然行ったのに暖かく迎えていただいたのでそれはそれでうれしかった。もっとも選挙区まわりで腰が低くなっているんだろうなあ。

元いた会社のときにお世話になった人が独立してつくった会社に訪問するのは、結構仕事上効き目がある。今週もいくつか行ったが、来年いつか何か花が咲くことがあるであろう。




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ホリデイ  キャメロンディアス

2008-12-24 20:11:24 | 映画(洋画:2006年以降主演女性)
一週間けっこう映画見ていた。
ブログサボっちゃったけど、いい映画がかなりあった。でもクリスマスはそれらしい映画でと思って「ホリデイ」で、これは素敵なラブコメディ

恋人と喧嘩別れしたキャメロンディアス、社内の恋に負けたケイトウィンスレットの両美人が中心。キャメロンはロスに、ケイトはイングランドに住むが、傷心の二人はサイト上で2週間の住まい交換の話を成立させる。
移った後で、キャメロンはケイトの兄ジュードローと知り合い、ケイトはキャメロンの元彼友人ジャックブラックと知り合う。まったくその気のない4人がいつの間にか近づいていく。その中にスパイスのような脇役が占めて素敵な映画となった。
芸達者の4人が揃って楽しいラブコメディとである。
時はクリスマス、ムードもよく、最高!!!
特にケイトは大人になったなあ。これから映画のラインナップの中心になりそう。他の3人も大好きなだけにクリスマスケーキを家で食べながら楽しい夜になった。

今日はむかつくこともあったがホリデイで気持ちが和んだ。うれしい
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年末挨拶まわりと不況の隙間

2008-12-18 21:01:24 | Weblog
今日は朝から年末挨拶をした。

いいこと何もないけれど、人と会って情報収集していないともっとだめになる。
そう思って歩き回った。

まずある銀行に行った。
銀行の融資担当によると、この間金融庁の検査があったようだが、明らかに貸し渋りのチェックをしていたとのこと。ローン審査の否決リストを集めて、どうしてでないのかとか?そういう説明を求められたとのこと。
どうもここに来て銀行の貸し渋りが言われるようになった。
こういう経済情勢だから当然審査が厳しくなるのは当然のはずだけど、金融庁がそれを検査で牽制している意外な構造である。

それから虚偽の融資申請がずいぶんと多いとのこと
投資用マンションを住宅ローンを使って買って、住民票を移した後で、しばらくしたら転居。銀行側も断固たる態度で対抗しているようだが、不動産仲介業者が投資用マンションを住宅ローンでという話をしているのであろう。ありそうな話だけれど、どうも銀行サイドはかなりにらみを利かせているといっていた。
あと、業績不振の戸建パワービルダーの購入者のローンの審査が厳しくなっているという話もあった。
銀行も大変だ。融資の実績は本年上期よりもかなり落ちている模様。

その後不動産仲介会社の所長と話した。
最近は「アウトレットマンション」なんてものがあるそうだ。マンションを建てたディベロッパーがマンション売値半値程度で別の業者に卸す。それを買った業者がもともとの売値の7掛け程度で売るとのこと。これが飛ぶように売れているようだ。
それはそうだろう。基本的には新築マンションと変わらない訳であるからね。
もともとのディベロッパーというのも名前を言えば誰もが知っている会社である。
当然高い価格で買った購入者からクレームが殺到するわけだ。しかし、新しい売主は涼しい顔をしていられるので気楽である。
安く買って高く売るのが商売の基本だけどバーゲンセールがいろんなところにもあるものだ。

うーん感心


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久しぶりの飲み

2008-12-17 21:14:53 | Weblog
月曜日は久しぶりにさいたまでのみに行った。
カレンダーを見たら10月下旬以来だった。なんと50日以上も地元で飲んでいないことになる。母の看病があったとはいえ、本当に久しぶりだ。

関連会社の人のご馳走だが、大宮の普通の飲み屋で腹ごしらえをしてから、キャバクラ、ラウンジのはしごで、最後は北浦和のバーで締めた。大宮もなんとなくそわそわしている感じだった。
でもなんとなく物足りない。

火曜日は母の厚生年金の手続きに品川の社会保険事務所に行った。
番号札をとったらなんと18人待ちと出たが、受付の人に「母の死亡に伴う手続き」と話したらすぐにやってもらって助かった。ものすごい人が待っていて驚いた。私が手続きしている横で年金が振り込まれていないんですけどという人がいた。臨場感ある雰囲気であった。
そのあと東京の家で妹と鍋をつまんだ。
カキにタラにといったネタがたくさん入っていてまあまあだった。夜は出歩かずにそのまま母の遺骨が置かれている部屋で寝た。

翌朝、昼も妹と食べた。
ほんの少ししか食べない。そのくせおなかがすいたと、お菓子を食べたがる。
これじゃやせないわけだ。
妹の生命保険の受取人が母になっていて、受取人の変更をおこなったが、保険屋が一時間以上遅刻してきた。時間にルーズなやつは嫌いだ。
すごく気分が悪くなる。

家に帰った。
数日見ていなかったのでDVD借りに行く。
「ゼアウイルビーブラッド」を今日は見た。これは傑作だ。この感想はまたあとで。。


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映画300本 目標達成

2008-12-14 13:46:01 | 映画(洋画 89年以前)
ようやくと言うべきなのであろうか?年間300本の目標を達成した。
ほとんどがDVD、父と母の葬儀がからんだ時期はまったく見ることができなかっただけにまあまあではないであろうか?
古い映画から新しい映画までよく見たものだ。

その中で上位を決めるのは年末にしたいと思うが
印象が強いのはコーエン兄弟の作品、韓国映画の「殺人の記憶」、リュックベッソン製作のアクション物、色彩感覚豊かなスペインのペドロアルモドバル監督の作品、ヒッチコックの40年代の傑作、デイヴィドリーンの「ドクトルジバゴ」や「戦場に架ける橋」などかな?日本物では古いけど「張込み」がよかった。

映画だけはまだまだ奥が深い。実際まだまだ良い映画があるかもしれないと5000本を目指していかないと。。。
しかし、これからは父母の看病の心配がなくなった代わりに、不景気の心配をする必要が出てきた。よって毎日1本の365本達成は無理かもしれないが、この年間300本のペースは落とさないようにがんばりたい。1,2月までは好きな映画を見て、3月くらいから映画検定一級を意識した映画を見ていくかな?
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人事相談

2008-12-14 13:16:37 | Weblog
土曜日は朝から東京へ行って人事の相談をした。
来週に人事担当専務以下人事幹部と来期体制の相談があるが、そのときに意思が通じるように事前相談である。

入社してしばらくは人事というのは本社人事がすべて決めるものと思っていたこともあった。実際には支店および各部からあがった案をもとに調整するということにきがついたのは30も半ば過ぎたころである。
それまで人事の辞令が出た後、「本当!?」なんてしらじらしく言っている上司がずいぶんいたけれど、みんな役者だったなあ。

それぞれにみんな事情がある。しかし、昔に比べて遠方への異動が少なくなった気がする。そのためか持ち家を早い時期から持つ人間も増えてきた。ある意味うらやましい。自分の場合は次に何処いくかさっぱりわからなかった。
労働監督に関しても信じられないくらいの改善である。

しかし、不景気の風は業界を問わず激しく吹き荒れている。
円相場もついに90円を切る値になってきた。海外旅行の計画がある人はいいかもしれないが、輸出企業の財務の人たちはまったく落ち着きがないであろう。ビッグスリーの行方もどうなるであろうか?
こんなに短期間で不景気風が吹くのはサラリーマン生活ではじめてである。バブル崩壊のときとも形勢がまったく違う。あの時はインターネットの時代ではなかった。すべてがスピードアップしている。
こういうときこそ下克上がまかり通る気がする。人一倍の努力を怠らなければまだまだいいことがあるはずだ。労働監督を超越したところで働かないとダメな気がする。




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ALI ウィルスミス

2008-12-11 22:41:04 | 映画(洋画:2000年以降主演男性)
名の通りモハメドアリの道のりをつづったものである。

監督はマイケルマンで「マイアミバイス」「ヒート」とアクション系が得意な監督。「インサイダー」なんて傑作もある。ウィルスミスがアリ役を演ずる。これがまた好演である。

スタートはソニーリストンに挑戦するところからで、イスラムに傾倒しマルコムXに近い存在になるところ、徴兵の拒否と裁判、ジョーフレージャーとの世紀の一戦、そしてジョーフォアマンとのアフリカ決戦までである。

ジョーフレージャーとの一戦は当時まさに世紀の一戦で、自分も食い入るようにリアルタイムでテレビを見ていた気がする。身長差があって下から攻めていくジョーと上からパンチを下すアリは見ていてフレージャーが有利だと思った。しかし、ブランクがあっても無敗の王者アリは何かやるんであろうかとずっと見ていたが、攻めあぐんでいる印象であった。心の中でアリを応援していた。

ジョージフォアマンはアリと戦う前に防衛戦で日本に来たことがあった。この一戦はテレビで見たが、フォアマンのあまりの強さに唖然とした覚えがある。しかもフレージャーをKOで破って王者になったわけだから、10年くらいはずっとトップに居続けるのではと思っていた。
日本中に強さを見せ付けたフォアマンにアリが挑戦しても勝てるわけがないと誰もが思っていた。ところが学校に行っているとき昼ころだったかある格闘技好きがアリが勝ったと言った。これは信じられなかった。家に帰ってテレビを見て驚いた。
改めてアリのすごさ、賢さを知った。

そんなアリの人生をうまく描いている。
さすがマイケルマンだ。2時間半の長丁場も飽きなかった。

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WASABI ジャンレノ

2008-12-10 20:46:00 | 映画(洋画:2000年以降主演男性)
今日はちょっとここではかけないが、いやなことがうそみたいに続いた。
気分悪いから、ひたすら映画を見た。両方ともリュックベッソンである。
「ダニーザドッグ」と「WASABI」の2本

リュックベッソンの映画の中では相対的に見れば上位ではないが、それなりに面白い。

ジャンレノは優秀な刑事だが、口より手が先に出るタイプで、犯人逮捕に当たって署長の息子を殴って病院送りにしてしまう。謹慎処分を食らっている時に、東京の弁護士から電話があった。昔の恋人が死んだとのこと。彼女とは19年前に別れていた。そのとき昔の恋人に娘がいることが知らされる。それが広末亮子である。
自由奔放な広末に20歳になる前2日間だけ付き合うことになるが、広末の口座に2億ドルのとんでもない大金があることが銀行でわかる。そして2人の後を得体の知れない連中が追いかけるという構造

アクションシーンはリュックベッソンらしく豪快であるが、ストーリーはテレビの90分ドラマの域を出ない。外国人が日本で撮影すると割とどれも似たようになる。「ロストイントランスレーション」や「ワイルドスピード」もみな同じような日本ロケ場面が出てくる。
だからといってつまらないわけではない。
リュックベッソンがいじるとアクションの格がやっぱり上がる。ジャンレノを見ているだけで面白いといえるが。。。。
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赤い橋の下のぬるい水  今村昌平

2008-12-10 06:40:28 | 映画(日本 2000年以降主演女性)
映画復活してから、どうも性にかかわる映画ばかり見ている気がする。
意識していないのだが。。。

今村昌平は日本の監督の中では一番好きな監督の一人である。
日経新聞の「私の履歴書」に連載されたことがあった。毎日が楽しみであった。いかにも仕事師である。昭和30年代後半から40年代前半にかけての映画製作エピソードは狂気に迫るものがあったと記憶している。

晩年は年を取ったせいか、田舎の小さい町でロケをした作品「うなぎ」「カンゾー先生」そして「赤い橋の下のぬるい水」は暖かい作品である。

「赤い橋の下のぬるい水」は、リストラされて職探し中の役所広司が主人公。ホームレスの北村和夫に北陸の赤い橋のそばに壺の宝物があるといわれて訪れる。
そこには倍賞美津子、清水美紗の母娘がいた。清水美砂がスーパーに買い物に行くところを追っていくと、彼女が股から水を漏らしながら万引きするのを目撃する。
役所は万引きの場所で彼女が落としたアクセサリーをもって、赤い橋のそばの家を訪れる。家に上がったあと、彼女と結ばれ、実は彼女がいわゆる「潮吹き」の女性だと知る。。。。気がついてみると役所はその町にとどまってなれない漁業関係の仕事をする。そして身体に水がたまったことをサインする清水美砂と結ばれる。
ぬるい水とは、彼女が大量に吹いた「潮」の水が排水口から流れ行くことの事を言う。

うなぎのコンビの再現である。今村昌平の作品は芸達者が脇を固めるがこの作品もそうだ。坂本スミ子、倍賞美津子は以前コンビを組んだ仲間。北村和夫は小学校からの今村の同級生である。小学校ではさぞかしお坊ちゃんだったのであろう。それにミッキーカーチスや中村カツオ、妙な黒人学生ランナーが加わる。

ほぼ遺作に近い作品だが、ほのぼのと2時間を過ごせる。
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市況悪化をのりきれるか?

2008-12-09 06:29:59 | Weblog
土曜日は本部で会議であった。
11月度の受注成績は惨憺たるものであり、社長もきていた。
このままでいくと来期は赤字転落の危険すらあるような話で、発注の仕方を含めて根本的な改善が必要な話であった。やはりこの間のボーナスは少しストックしておかないとしんどいかも?
終わったあと会議のメンバーと食事をして、そのあと一人誘って新宿3丁目のソウルバーへ行った。入ったらウォーの「シスコキッド」がかかっていた。
ブラックパワーの象徴のような曲で、乗ってきて3時間以上いた。
クルセーダーズやコンファクション、レイパーカーJRとかリクエストしまくった。

東京の家に泊まって、日曜日は軽い仕事があった。
イベントの様子を見に行った。今年のイベントは今ひとつ盛り上がっていないようだ。協力いただいている業者さんたちのボーナスが出ないとか半分になったとか、いくつか会社がつぶれている話を聞いた。やはり不況の風が吹き荒れているようだ。なんでこんなにすぐ変わってしまったのであろう。
家に帰って映画「ラストコーション」を見た。性描写の激しさにちょっと驚いた。

月曜日は越谷の部署で召集をして、状況を確認した。
約2時間みんなの話を聞いた。先月越谷の成績が悪かった。気になっていたが、今月はまあまあであろう。やるべきことを順序だててやっていれば、運気は上向くはずだ。
そのあと不動産業者さん2社を母の会葬御礼で訪問した。
やはり異常事態が訪れているようだ。さいたまで新築のあるマンションを売主の某一流会社系のディベロッパーが売れ残りを別の会社に安く売って、その会社が当初の販売価格より30%以上(1000万程度)値下げして売っているようだ。最初の購入者から大クレームとのこと。これもすごい話だ。
そのマンションの今の販売価格は坪単価にすると建物の建築価格程度だ。
不動産市況は少し前から悪くはなっていたが、埼玉の中古マンション市場は値ごろ感で夏くらいはけっこう活況であった。しかし新築の大幅ディスカウントでどうも中古市場が崩壊しつつあるようだ。購入者からすると新築が安ければそれに越したことはないからだ。

あらゆる企業の業績が短期間で一気に悪化するという意味合いでは、前のバブル崩壊とは大きく違っている。この先どうなるのか?地道にやるしかないとは思うが。。


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