映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

高中正義2015年渋谷公会堂ラストライブ2

2015-10-04 11:27:18 | 音楽
高校生の時初めて高中正義のファーストアルバムを聴いた。


サディスティックミカバンドのプレーヤーとしての高中は知っていたが、残念ながらあまりミカバンドの曲には関心が持てなかった。そんな時週刊「プレイボーイ」に新譜紹介みたいな欄があって、高中正義のデビュー作の紹介がされていた。インストゥルメンタルの曲が中心で夏の雰囲気を醸し出すナイスなアルバムがでたという。フュージョンというよりはクロスオーバーと言われていた時代だ。
来日したときは中学生の分際で見に行っているくらいカルロスサンタナも好きで、ジェフべックの「ブロウ・バイ・ブロウ」にはショックを受けた。そんな感じをイメージした。
そうしたら予想を上回る心地良さにショックを受ける。まだこのアルバムを誰も知らなかったので、自慢げにみんなに語りまくり、自分の家で友達と聴いた。夏の雰囲気がなんとも言えずよかった。その後は新しいアルバムがでるのが楽しみ楽しみでしかたなかった。


3回目のMCでは「またMCかよ」とふてくされているような言い方
構成の人がここでMCをやれと指示があるので仕方なくやるなんて雰囲気だ。
観客一体のライブってどういうことだろうと問いかける。高中は小坂忠さんのコンサートがそんな感じだったという。
気がつくと、次から次へと観客が舞台の上に上がっていく。自分もブルースを弾かせてもらったと想い出を語る。

ある意味東京ドームで5万人が一斉にタオル投げをする矢沢永吉のコンサートも観客一体だよねと
ついこの間いったばかりの自分は複雑、そうすると「のってるね!HAHA」と高中がフレーズを口ずさむ。笑うしかない。
自分も高中タオルをグッズとして売ろうかという始末
そういえばグッズ売り場ずいぶん並んでいたけど、いろんなもの売っているんだよね。
開場から開演まで時間がないから買う時間ないよね。ちょっと商売っけないかな

「Ready to fly」のときに、自分も参加型で「hey!」と掛け声を何回もやるんだというとみんなから歓声が上がっていたっけ

そうしているうちに
名曲「AN INSATIABLE HIGH」になってくるとみんなノリノリ
アルバムではリーリトナーとツインギターをやっていたけど、今のサブのギターさんとの掛け合いもいいよ。

そして目ざまし時計の効果音がなって「Early bird」もノッテくるなあ。
このあたりは自分も大学生


まだまだ追いかけていたなあ。

「Ready to fly」になるとおとなしめの観客でも座席をたつ人が多い。
2枚目のアルバムも1枚目のアルバム同様にショックを受けた記憶がある。このロングバージョンが自分の肌にあった。
リズムセクションの安定性がいい。そして参加型のコンサートの公約通り、手をあげる。猪木コールのようだ。いいねえ。



名残惜しそうにいったい退場したあとアンコールに進む。

世間一般に高中の名前が広まるきっかけになったのは「blue lagoon」だろう。
このメロディを最初に聴いた時はこの上ない響きの美しさに感動した。そして頭の中で暗唱できるリードギターのフレーズに「いいね兄貴ー」と言いたくなる。

次は初期の作品を中心にしたメドレー
トウキョウレギーやスウィートアグネスのボーカルソングも含めて、まさに自分にとってのfavoite sonng
非常に気分がよくなる。



もう一曲やるかなと思ったらバラードギターで締める。I remember Cliffordだ。
ストリップ劇場の「かぶりつき」を意識したように、舞台のはじっこに座りギターを弾きはじめる。
観客の目の前だ。
そばからは「いいなあ」「うらやましいな」という女性のささやき声が聞こえてくる。
舞台の片側でやったあと、もう一方でも
かぶりつきに座った人、得したね。

そして全員でお辞儀して終了
本当に大満足!!!オールドファンはみんな満足したでしょう。本当によかった。高中!!ありがとう!!

(参考作品)
 My Favorite Songs 
新作アルバム、カバーが多いけどみんな高中節だよ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高中正義2015年渋谷公会堂ラストライブ1

2015-10-04 10:14:10 | 音楽
高中正義の渋谷公会堂ラストライブに行ってきました。


高校生時代から足かけ38年の高中ファンなので、10月1日は下半期に突入して会社行事もたくさんある日だけど、長年のヒーローのギタープレイを見に行くしかない。最近出たばかりの「MY FAVORITE SONGS」というアルバムの曲も絶対にやるだろうと予測して、しっかり予習をしてからのぞんだけどそれは正解でずいぶんとやってくれた。

雨の降る渋谷公園通りをテクテク歩いていくと、渋谷公会堂に出る。いよいよ解体が決まったようだ。残念だけどしかたない。若い頃はこのあたりは女性同伴でないと歩く気がしなかったが、今はどうでもよくなった。
意外にあっさり会場の中に入れる。矢沢永吉のコンサートとちがい、男性一人で来ている人が目立つ。自分の前の列はほとんどそうだった。矢沢ファンは群がるのを好むけど、高中のファンはサラリーマン風でどちらかというと悶々としていた少年時代をおくった人が多いのかもしれない。
中には女性もいて、テンポの良い曲で踊りまくるようなオバサンもいたけど、レアだな。

6時半すぎてバックバンドがそろい、高中の登場だ。
「MY FAVORITE SONGS」のジャケットにあるグリーンのカラフルなジャケットで登場する。Thunder Stormからスタート、バックバンドも長年定着しているので安定感がある。ヤシの木と夏を思わせる舞台の美術と照明計画はいい感じだ。二曲目何だったかな?
そしてメンバー紹介を朴訥にする。おなじみの連中だ。


MCに入る。苦手なんだろうなあ、ボソボソ話すけど悪くない。
加藤和彦氏からもらったギターだといっている。フェンダーストラトキャスターだよね。
川の向こうから持ってきたなんてシャレかな?

新しい「MY FAVORITE SONGS」の歌が3曲続く。
最初は「Desafinado」ボサノバの帝王アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲をジャズサックスの名手スタンゲッツがカバーしたものを高中節で再カバー
これがいいんだよね。ラテンの香りが心地良い。
日本だと小野リサさんのボサノバで有名かな。

次に同じく「One note samba」同じくアントニオ・カルロス・ジョビンの名曲だ。
のってるねえ、高中!
おそらく新曲まで予習していない人が少ないので、みんな静かに聴いている。
こっちはノッてたまらない。からだがうずうずする。

おっと次もそうか「Le premier Mars」
宇宙に響くような高中のギターが鳴り響く。美しいメロディラインとラテン系のリズムが最高だ。
今度のアルバムではちょっと前のバージョンよりもテンポを落としている。
その方がいいかもしれない。


MCでは軽井沢で1万円を落とした話をしていた。本当にバカっぱなしだけど
江戸時代、相撲取りは「1年を10日で暮らすいい男」と言われたものだけど、高中もそのくらいしかコンサートやっていないよね。
優雅な暮らしをしているなあという印象をさらにもつ

そして定番の「SAUDADE 」となる。
後ろにもう一人ギターをサブにおいて、ツインギターとしているが、これが音楽の安定感をもたらす。
キーボードもパーカッションも最高でリズムセクションがいいからなおのことギターがひきたつ。

アイスランドのフュージョンバンドであるメゾフォルテの「Garden party」がノリノリで最高
原曲のサックスソロを高中ギター節に編曲して、抜群にかっこいい!!これも新しいアルバムからだ。
この曲ってテレビでバックミュージックによくつかわれている定番だけど意外に曲名知らない人多いと思う。
ブラスの感じがアース・ウィンド&ファイアみたいだからね。

これ↓メゾフォルテの曲
聴いたことあるでしょ



そして自分の大好きな「Alone」
メロディアスなギターソロに身を任せると本当にここに来てよかったと思う。
でも途中頭が混乱したのかとちったよね。でもそのくらいいいよ。



大好きな高中が聴けるんだから。。。

(参考作品)
 My Favorite Songs 
新作アルバム、カバーが多いけどみんな高中節だよ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜田淳子現れる

2013-05-29 20:10:42 | 音楽
桜田淳子を久しぶりにテレビで見た。

サンミュージックの相沢会長の葬式に現れたのだ。
さぞかし周りは騒然としたことであろう。

同世代である。
日曜日の「スター誕生」はいつも見ていた。彼女が出ていたのもついこの間のように覚えている。
花の中三トリオで最初にヒットを飛ばしたのが森昌子で、そのあと桜田淳子が人気が出てきた。
わざとらしさがなんかイヤだったけど、嫌いではなかった。
最後にブレイクする山口百恵に人気を奪われたけど、高校にあがってから少しきれいになった。

「はじめての出来事」はいい曲だ。
まさにはじめてのヒットチャート№1になった時は何かうれしくなったものだ。
「口づけのそのあとで。。。」と始まるこの歌はよく口ずさんだなあ。
奇妙なドキドキ感があった。

「十七の夏」や「夏にご用心」もいい曲だ。

でも徐々に姿を消していく。。。
そして統一教会の合同結婚式のころは毎日のようにテレビのワイドショーで大騒ぎだったなあ。

そんな彼女が少し太めになって現れた。
全然きれいじゃないけど、昔の恋人に出会うようなときめきを感じた。


そういえば2月に森田健作の知事選挙決起会に縁あって自分が出席した時、相沢会長スピーチしていたな。
テレビで見るよりも小柄な方で、スピーチはあまりうまくなかった。
でも3ヶ月であの世に行くなんて。。。

桜田淳子に本当にビックリだ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅白をみて

2013-01-01 12:48:55 | 音楽
4日間も外出していたので31日はおとなしくしていた。
高校時代の恩師がいつも31日に年賀メイルをくれる。英語の教師だったけど、70過ぎた今でもヴォランティアの通訳をしている大したものだ。感謝をこめて返事を書いたり、dvd見ていた。
結局2012年は映画鑑賞191本で目標を大幅に下回る。特に後半戦が少ない。仕事だと目標を大幅下回ると、賞与が下がるけどこれは大丈夫だ。新作、準新作以外はもう見つくしちゃったんのかな~いい映画にめぐりあわないジレンマが最近ある。

矢沢永吉の紅白出演だけが楽しみだった。

珍しく7時15分のスタートから最後まで見た。浜崎あゆみ変な声しているなあというところからスタートだったけど、メドレーで歌うパターンが多く、自分なりには楽しめた気がする。
カニ鍋を食べながら、一杯飲んだ。晩酌はしない主義なので、家で飲むのは正月、クリスマスくらいだ。その数少ない家呑みだ。年越し蕎麦は9時過ぎでなく早く出してもらう。

五木ひろしの「夜明けのブルース」は、いつもお世話になる社長さんのカラオケの持ち歌。

こうやって本人の歌を聞くのがはじめてだ。熱唱型よりこういう軽いタッチの方がいい感じだ。AKBを従えて歌う。キャバクラで豪遊するエロ金満家のようだ。

五木ひろしのすぐ後ろで篠田麻里子がセンターではしゃぐ、いかにも銀座の美人ホステス的風貌でノリノリだったのが48人の中で印象的だ。正統派美女小嶋陽菜も篠田の横で踊りまくる。いかにも銀座の№1と2という感じだ。こんな店あったら繁盛するだろうなあ。
場違いと言って出てきた斎藤和義の「やさしくなりたい」は自分のカラオケの持ち歌だ。一年前あれほど騒がれたミタさんの話を誰もしなくなったころで、この曲が驚異の40%ドラマ「家政婦のミタ」の主題歌ということを忘れた人多いのでは?と感じた。

森進一の顔が整形を積み重ねて、マイケルジャクソンのようになっちゃったなあと感じ、郷ひろみの顔も似たようなものかな?と思った。

舘ひろしの「嵐を呼ぶ男」で裕次郎が画面に出て来たのは、舘が下手なだけに良い助っ人だった。この映画で紅白最後の「蛍の光」を指揮する平尾昌晃がロカビリーを歌う。
きゃりーぱみゅぱみゅの歌って、なぜか耳についてくる。「ファッションモンスター」相性悪くないのかも?あと「夜明けのスキャット」わざわざアメリカからやる必要があったのかな?金の無駄の気がする。

最初の登場でいつもながらの派手な化粧で出てきた美輪明宏が、普通の化粧に戻ってヨイトマケの唄で美声をきかせた場面はさすがと思わせた。
昔の丸山明宏時代の姿を娘がみて、その美少年ぶりに感嘆していた。

横でキムタクを何度も映したのは彼がファンだからなのかな?盟友三島由紀夫が亡くなってもう42年もたつ。


三島由紀夫が書いた戯曲とそれをもとにした映画の『黒蜥蜴』で見せる丸山(美輪)明宏の妖艶な姿は天下一品だ。三島自ら出演する。ライバル明智小五郎役は天地茂がいい。美輪明宏が一流のシャンソン歌手ということ知っている人は意外に少ないかもしれない。

ヤザワと同じく枠外のミーシャが砂漠で登場して、そろそろかと思う。「EVERYTHING」は自分のカラオケの持ち歌だったけど、最近やっていない。アフリカというのも凄いよね。砂漠の色を見て大好きな「アラビアのロレンス」に映る砂漠を連想した。悪くない。

そして気が付くとヤザワ登場する。

「イッツ アップトゥユー」だ。この曲、ライブで聴くと迫力があっていい。武道館で痛感した。
バックのギターには柳はいない。帽子かぶっているのは柳沢?なんて思いながら、次は何やるかな?と考えていた。メドレーでやる割には2番もちゃんと歌う。そう思っているうちに終了
あれ?もう終わっちゃうの?ずいぶんアッサリだなあ
嵐が声をかけたけど、「ありがとうございました。」でさっと立ち去る。
ヤザワの美学なのであろうか?
あともうちょっとやってほしいというときにやめるというのがいいということだろう。
武道館最終日で4曲もアンコールやってくれたし、まあいいじゃないか

福山雅治の出演時に市川猿之助、市川中車の口上でスタートして、宙に浮いたのは大サービス。凄い見せ場だ。市川中車こと香川照之は今年、歌舞伎に相当かけていた。「るろうに剣心」の悪役ぶりが印象的だ。市川猿之助も「天地明察」の数学者関孝和役が迫力あった。いい役者になりそうだ。応援している。

プリンセスプリンセスはこのところいろんな番組で見ていたけど、紅白が一番よく聴こえた。おばさんになった彼女たちが本当に楽しそうに演奏している姿には好感が持てた。ドラムス富田がノリよく、奥居香の歌もよかった。NHKのカメラ構図がよかったのかも?奥居香だけでなく5人にスポットを当てている。うまい!いかにもPTAで教師を恐怖に陥れる怖いおばさんの風貌だけどよく頑張った。

石川さゆりが鬼のような形相で歌う「天城越え」はいい感じ、吹雪は北島三郎の専売特許だ。
いきものがかりの歌の前にオリンピック選手たちが出てきたのはわざとらしくていやらしい。女子選手たちが来ている着物は高そうに見える。何かと出番の多い彼女たちも100万はすると思われる着物は大変な出費かな?国のボーナス全部つぎ込んだかも?ただ、いきものがかりの歌「風が吹いている」自体はいい歌だ。こうやって若くしてトリを務めるのも大したものだ。それにしても、SMAPの中居君本当に音痴だね。下手すぎて紅組勝つかと思った。

風呂入ったらすぐ寝た。
ヤザワ話をブログにアップするにはちょっとネタがなさすぎた。たぶんもう出ないだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森高千里にびっくり!

2009-12-02 22:08:40 | 音楽
何気なくテレビを見ていたら、FNS音楽祭をやっていた。

そこで森高の「私がオバサンになっても」を槇原が「スピード」の女の子たちと歌っていた。
なかなかの熱唱だったけど、途中で画面が変わって素敵な女性をテレビが映す。
もしかして森高?と思いながら、久しぶりでわからない。
何度も見るうちに森高と確信。ショートヘアーが似合うものすごくきれいな女性に成長していた。森高ソングを歌うのが「スピード」の女の子やおばかキャラの里田まいとかはるかに年下だけど、40になった彼女の美しさの度合いが比較にならない。

その後「渡良瀬橋」を歌う森高が本当に素敵だった。
久しぶりに黒のドレスが似合う姿を見て、ショッキングな美しさに目を奪われた。
昔からの森高ファンはうれしかったろうなあ!

稲垣淳一と「雨」をデュエットした。これもなかなかだ。

実は小生カラオケで森高の歌をよく歌う。場を盛り上げるパターンである。だからか親しみがある。
でもいいなあ!!森高

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイケルジャクソン お疲れさん

2009-06-27 06:39:45 | 音楽

昨日朝会社に行こうとしたら、マイケルが呼吸のないまま病院に運ばれたというニュースが流れていた。驚いた。そしてまもなく死亡が伝えられた。同世代としては、ショックである。奇怪な行動が全世界の注目を浴びていた。その注目も皆が彼を愛していたからだと思う。

手元の資料ではジャクソン5全米ヒットチャートno.1に最初になったのは、1970年の1月である。日本題「帰ってほしいの」。その前後がポールニューマンとロバートレッドフォードの映画「明日に向かって撃て」の主題歌「雨にぬれても」と何度もいろんな歌手に歌われた「ヴィーナス」の両曲である。次の「ABC」がヒットチャートNO.1になったとき破ったのはビートルズの「レットイットビー」である。その前のNO.1が「明日に架ける橋」と超有名曲が続く。
そういう並みいる名曲を破って全米NO.1を、日本でいうと小学生の時に勝ち取ってから、ざっと40年近く活躍してきたことになる。本当に良くがんばったと思う。 結局は4曲でトップの連勝記録は途絶えたが、5曲目の「NEVER CAN SAY GOOD BYE」がすきだった。個人的にはそのあたりから彼らを注目するようになる。

 声変わりも経験して、彼の活躍が顕著になるのは「オフザウォール」からであろう。クインシージョーンズとの出会いは彼にとっては大きかったと思う。ディスコ大全盛の時代であったが、彼は非常に光っていた。
そして世紀の傑作「スリラー」はレコードが擦り切れるほど聴いたし、車の中でも聴きまくった。これを聴きながら首都高を走るのがすきだった。「スリラー」のプロモーションフィルムのマイケルを想像して、聴いているとスピードが加速された。 死んだ父も好きだった。親父にもあの世で聴いてほしい。そしてあの世で「スリラー」のダンスを見せてやってほしい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富田勲  惑星

2009-06-25 19:22:41 | 音楽

disc union の片隅に500円以下で売られていた。これは安すぎる。これも自宅にレコードがある。すぐかって聴いた。いやー完成度が高い。富田勲にしばしはまりそうだ。
音楽家富田勲は大学は慶応文学部で音楽大学の出身ではない。しかし、NHKの大河ドラマや名曲と言われる「新日本紀行」の主題歌の作曲でその名を知られていた。その彼がシンセサーザーの音にはまった。少年時代の自分も富田の音を聞いて大きく衝撃を受けたものだった。
ホルスト「惑星」自体は中学の友人に教わって初めて聴いた。カラヤン指揮のオーケストラ版レコードは擦り切れるほど聴きまくった。最近ヒット曲になった「ジュピター」の躍動感あるスタートが大好きだった。あとは神秘的な海王星に惹かれた。そんな時、富田勲が「惑星」をやるということで真っ先に買った。シンセサイザーと宇宙のムードは相性がいい。原曲のオーケストラを宇宙のムード音楽に変えたところが良かった。
これが今の自分にすんなり入ってくる。どうも心に傷があるのであろうか?「金星」の優しい音楽がヒーリングミュージックのように心をいやす。

ホルスト「惑星」を教えてくれた中学の同級生にあらためて感謝!彼は中学3年のときに初めて一緒のクラスになった。中学1,2年のときから秀才と言われていた。クラスが一緒になったとき、彼がすさまじい音楽の才能を持っていることを知った。最近盲目のピアニストのことで大騒ぎだが、彼も一度耳で聞いた音楽をすぐピアノで弾いてくれた。一般にはこの技能ができる人はいるのかもしれないけど、はじめて見た自分には衝撃だった。それから会社に入るくらいまで、私の自宅で彼にピアノを弾いてもらった。
彼は天才であった。中学卒業後同じ高校にすすんだ。高校に入って2年まではあまり勉強をしていなかった。成績も良くなかったようだ。自宅が個人商店を営んでおり、その跡継ぎのために大阪に丁稚奉公に出されるとまで言っていた。それはいやだったらしい。現役合格前提に勉強を始めた。もともと天才肌の彼であるから、みるみるうちに成績が良くなった。もっと別の道もありそうだが、彼は商売の道へ進むため経済学部か商学部を目指した。それについては自分も大きく影響受けた。
第一希望慶応経済で結局英、数、社以外は勉強しなかった。「現役以外はない。」と担任に言ったら、「お前の学力で現役ならN大とかも受けないとダメだよ」と言われていた。いつもボーとしていた彼の評価は低かった。担任には彼の才能が見抜けなかったのだ。現役前提にかなりの学校を受験させられた。本番は早慶含め連戦連勝であった。国語、理科は全く勉強していなかったのに最終一橋まで受かった。あの時、仮に東大受けていても通ったと思う。実際東大の入試問題を解かせたらすいすい解いた。定石といわれる問題だけでなく、未知の問題に対する感性がすごかった。要は天才なのである。

天才は努力の結晶とか言うけれど、私は根っから「天才」に値する人はいると思う。頭のいい人には社会でてからもずいぶんと出会った。それだけでなく、高校の同じクラスに学年トップで東大院から旧帝大の教授になったやつや東大在学中に司法試験合格の女性など頭のいい女性がいた。でも彼ほどの天才気質はない。その彼は一橋卒業後大企業とはいえない某流通系の会社に就職したあと、すぐに家を継ぐ道を選んだ。人との交渉がうまいわけではない。天才の才能が生かされていない。そういう人もいるのであろう。才能ってどこに隠れているのかわからない。その彼を「惑星」を聞きながら思い出した。
話が脱線した。富田勲も天才というべき才能を感じる。シンセサイザーを操るためにものすごい苦労したと聞くが、この感性はやはり天才なのであろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムーディーブルース  童夢

2009-06-23 22:52:02 | 音楽
仕事が比較的上向きになってきた。いい知らせが続いている。このまま行ってほしい。娘の期末テストも近づき、少しづつ追い上げにかかっている。映画を見るのも娘と勉強しているのに悪い気がする。

気持ちをやわらげるのは70年代の音楽を聴くのが良い。
レコードプレイヤーがおかしくなって、自宅のレコードが聞けないのが残念だけど、プレイヤーをなかなか買う気になれない。擦り切れるほど聴いた中に「ムーディーブルース」がある。先日ディスクユニオンで中古CD買う際に思わず手に取った。家にあるのに「童夢」買ってしまう。

プログレッシブロックとも言われた。「ピンクフロイド」「キングクリムゾン」と比べると最近まったくうわさを聞かない。でもこうやって38年たったアルバムを聴いてみると、まったく色あせずに聴ける。すばらしい!
トータルアルバムである。1曲目から最後までつながっているようだ。作曲者がそれぞれ違っているのに、よくもまあ同じ流れになるものだ。2曲目の「ストーリーインユアアイズ」がヒットしたし、当時深夜放送でずいぶんと流れたものだ。でもこの曲がすべてという訳ではない。
テクニックで売るわけでもない。何がいいかと言われると根本に流れる「やさしさ」であろう。メンバーがかわるがわるに歌っているがどの声も優しい。流れるムードもやさしい。

「サテンの夜」をもう一度聴きなおしてみよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビージーズ大好き

2009-02-22 05:52:16 | 音楽
父親の部屋のステレオがそのままになっている。
整理しようにもお母さんが死んでしまって、どうにもこうにも進まない。

ビートルズ「ホワイトアルバム」のCDを見つけて、しばし楽しんでいた。この間整理したときビージーズのベストアルバム2枚組のCDを見つけた。これはいい!
マサチューセッツの時代から「小さな恋のメロディ」を経て、大フィーバーした「サタデーナイトフィーバー」の一連の曲から後期まで網羅される。

実家にあるサタデーナイトフィーバーのレコードは聴きすぎて、最悪の状態
この映画ではトラボルタが歴史的ダンスを見せる。主人公トラボルタはブルックリンそのもので、すべてを週末のディスコにかけて脳天気な生活を送る。そのディスコに現れるマンハッタンガールとコンビを組んでダンスコンテストを目指すという話。しかし、そのマンハッタンガールも実際にはかなり背伸びをしていて本当の意味での洗練された女性ではない。当時のニューヨークの人物模様がよくわかる。
ベトナム戦争が続いていて、悲観主義が根本に流れていた中、主人公トラボルタが米国映画のムードを一変させた。ベトナム戦争前のアメリカングラフィティの世界に戻した。そういう意義がある。
日本が学生運動の暗いムードから変わったのもこの映画のころからであろう。左翼系思想と何でも難しく話することがよいとされた時代から脱却したころに、自分の大学生活をすごせたのもこの映画のおかげであると心から思う。
「モアザンアウーマン」を聞いていて、映画のダンスコンテストでのデュエットダンスシーンを思い出した。いいよな

音楽的には「トゥーマッチへヴン」「ラヴユーインサイド」「トラジェディ」「ギルティ」といったナイトフィーバー直後の曲が今は聞きやすい。このころはアンディギヴも活躍していて、彼の「シャドーダンシング」は六本木のディスコあたりでは流れていたなあ。
「ギルティ」はバーバラ ストライサンドとのデュエット、バーバラの歌が実に間があって素敵である。バーバラのCDって買ったことないが、「追憶」も好きだったし、ドナサマーとのディスコデュエットもよかったなあ

当分離れられそうもない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番

2009-01-19 06:04:34 | 音楽
NHKテレビでラフマニノフのコンサートをやっているのを新聞で知り見た。
しかもラフマニノフのピアノ協奏曲2番は、私の一番好きな曲である。
週に1回以上はバックグラウンドミュージック的にヘッドホンをつけて聞く曲だけど、テレビで演奏者がやっているのを見るのも迫力あっていい。

レイフ アンスネスというピアニストは、30代後半だけどなかなかやるようだ。
N響のバックもやる気十分
特に第三楽章のヤマ?の部分では、各演奏者たちがみんな自分に酔いしれているようだった。
そんな顔が見れるのもコンサートのいいところである。
指揮者とピアニストも目で合図しながらテンポよく進行していた。指揮者も相当のっていた。

以前ラフマニノフの映画を渋谷文化村で見た。
彼の波乱の人生がわかってよかったが、音楽的には中途半端だった気がする。
ピアノコンチェルト第2番も第一楽章の最初だけやって、盛り上がる第3楽章がないがしろになっていたのが残念。
映画「逢びき」では、浮気した妻が夫の元に帰ってきて、
「ずっと遠くに行っていたみたいだね」「帰ってきてよかったよ」
と夫に言われる世紀の名場面のバックに非常に美しく流れるのが印象的だ。
若手ピアニストの超絶技巧に酔いしれた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オブラディ オブラダ  景気回復へ

2009-01-04 23:01:55 | 音楽
1月2日品川の家で父の部屋を整理していた。
父のステレオの片隅でビートルズのホワイトアルバムのCDがあった。

レコードで自分も持っていた気がするが、レコードプレイヤーの調子が悪い。
ディスクユニオンで中古買おうかと思っていた矢先だけにうれしい。
これも父が好きだったジョーサンプルのCDとともに持ち帰った。

本を整理しながら聴いた。
やっぱりいい。このCDの評価は「サージャントペパーズ」や「アビーロード」に比べると低いが私は好きである。
「マーサ マイ ディア」「ブラックバード」をはじめとしてポールの天才振りが光るが、ジョージの傑作「ホワイル マイ ギター ジェントリー ウィープス」のエリッククラプトンの泣きのギターも楽しめる。オルガン弾きながら裏方にまわるジョージの人使いのうまさもなかなか
シングルの「リヴォルーション」はちょっとうるさすぎるがセッション風のホワイトアルバムバージョンはなかなかいい。ジョンとポールを比べるとポールの才能の独壇場という気がする。でもジョンの「ジュリア」や「ハピネス イズウォームガン」もさえる。

「オブラディ オブラダ」と呪文を唱えながら、景気回復を祈りたい。
個人的な見解だが、日本政府の政策も徐々に効いてくると思う。派遣社員の件はある意味騒ぎすぎだと思っている。公共事業に対する目も少しは変えなくてはならないであろう。よくニューディール政策のルーズベルト大統領のことが言われるが、本当に短期に景気回復を果たしたのは、ナチスのヒトラーである。1936年のベルリンオリンピックに伴う建設ラッシュ、国策車ワーゲンビートルの生産、高速道路アウトバーンの建設、600万人の失業者をあっという間になくしてしまったのだ。本当に天才だと思う。おそらくは誰もが本音をいえないだろうが、ヒトラーのような政策が望まれるのは間違いない。
しかし、アメリカでの民間への公的資金投入は経済学的に見て乗数効果がかなり効いてきて、予想よりはやい景気回復が望めると思う。乗数効果の凄みが実感でき、いまだ人口が増加の一途をたどるアメリカさえ復活すれば、一気に日本も戻るだろう。
インターネット時代悪くなるのも早いが、戻るのも早いだろう。
明日から本格的に仕事だ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グレングールド

2008-11-11 06:25:30 | 音楽
最近作業をするときにはグレングールドのゴールドベルグ変奏曲を聴くことが多い。彼の技巧を探求しようと真剣に聴くという訳でなく、あくまでバックグラウンドミュージックとしてである。

もともとチェンバロで弾いていたものをピアノとしての芸術に高めたのがグールドだと思う。最初に聴いた時から惹かれたが、落ちつかないことが続く最近はなおのこと耳にすることが多い。
ラフマニノフのピアノ協奏曲をバックに聴くことが多かったが、なぜか悲しみを感じてしまい今の雰囲気には合わない。ジョーサンプルもバックグラウンドミュージックには合うが、今の雰囲気はグレングールド

バックの音楽が少なく淡々と進む映画のように無機質の色彩がいい。

今日は関連会社の人たちと白金、高輪を一緒に散策することになっている。
ここのところ母の入院でお誘いすべて断っているが、高輪の先祖のお墓のそばで何か引き寄せられるものを感じて行くことにした。最終は高輪プリンスの村野氏設計の茶室らしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラフマニノフ ピアノ協奏曲

2008-10-17 20:43:12 | 音楽
映画「シャイン」の主人公が父の教えのもと挑戦するのがラフマニノフピアノ協奏曲3番である。挑戦しているうちに発狂してしまう主人公が描かれているが、確かに難曲である。

ものすごい大きな手をしていたと伝えられるラフマニノフだからこそ作れた曲だが、聞いているほうもドキドキさせられる情熱を感じさせる。
2番が一番好きだが、今日の気分は3番である。

娘は中間テストの前だけど本ばかり読んでいる。
業者テストが帰ってきて偏差値63だった。
塾もいっていないのにまあまあだと思う。事前学習した数学でなく、何もやらなかった国語が良かったのが皮肉、これはこれでいいでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジミーペイジ健在

2008-08-25 07:04:23 | 音楽
オリンピックもついに閉幕
昨日のマラソンはアフリカ勢のスピードに唖然、潜在能力というのはあるのかな?と思った。
でも流暢に話す日本語を聞いてなんとなくうれしい。

閉幕式にはジミーペイジがでた。
女性歌手と「胸いっぱいの愛を」を演奏した。あのギターソロはうれしくなったけど、本当はロバートプラントの掛け合いが聴きたかった。
それにしてもあの歌えらいどぎつい歌詞なんだけど英語だから大丈夫なんだろうなあ?!中国人は英語苦手な人多いからね。

ミケランジェロアントニオーニ監督の作品に「欲望」というロンドンが舞台の映画がある。
ヴァネッサレッドグレーヴが殺人的な美しさを見せるいかにも60年代半ばという作品である。写真家の主人公が公園でヴァネッサが不倫相手を第三者に殺させてしまうのショットを偶然撮ってしまい、そのネガを取り返そうと主人公にヴァネッサが近づくといった内容だったが。。。
その映画の中でヤードバーズが出てくる。3大ギターリストの出身バンドとして有名だが、なんとこの映画ではジェフベックのギターにジミーペイジのベースが絡む。映画を見ていてこれは幻か?と思ったくらいびっくりした。
なんとこの二人一緒の時代あったんだよね。

そのときのジミーペイジの顔はまだ成熟前の顔でそんな魅力的ではない。もちろんツェッペリン時代が一番かっこいいが、今は不良中年という感じ
昨年日本に来たが、まだまだがんばってもらいたい。
日本でもコンサートやってくれないかな!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マジカルミステリーツアー

2008-07-29 05:53:09 | 音楽
子どものころビートルズが日本に来た話は父との思い出のところで語った。
いくつか興味を持った曲があったが、熱狂的に好きになったわけではない。

爆発的に好きになったのは「レットイットビー」からである。東芝のステレオのCMに映画レットイットビーのライブ場面が出てきて、この曲を繰り返し繰り返しTVで聴いた。最初は曲名もわからなかった。
LP!LP!と叫んでいるような気がした。
レコード屋に行った。そうするとビートルズのレコードは山のようにあった。でもTVのCMに連動するジャケットがあった。「レットイットビー」である。小学校2,3年のころ家でヴィクターのステレオが買ってあった。父がたまに聴いていた。いわゆるスパイ物「007」「0011」やベンチャーズ、ジョージガールとかのポップスなんか聴いたなあ

シングル盤「レットイットビー」は本当に何度も聴いた。
いい曲だった。でもそれ以上には進まなかった。
その後、転校生がきた。彼の家に行った。そうするとビートルズのLPがあった。「オールディーズ」である。聴くと知っている曲がいくつかあった。
家でねだってLPを買ってもらった。これは何度も聴いた。
そうしていくうちに外国の曲に興味を持つようになった。ラジカセを買ってもらった。レンタルレコードなんてないころである。FMをエアチェックして聴きまくった。ビートルズだけでなく興味は次から次に広がっていった。

ビートルズの曲はどの曲も頭の中にうんちくまで入っている。カラオケでそらで歌える歌も10曲近くある。
今はなぜかマジカルミステリーツアーを聴いている。一番すきなのは「マザーシュッドノウ」だが、「ペニーレイン」なんかも好きだ。
世紀の傑作と言われる「サージャントペパーズバンド」に比べるとこちらの方がポップス的な気がするし、耳に心地よい歌が多い気がする。

今日は栃木出張、車で行くか?新幹線で行くかいまだに迷っている。
宇都宮は餃子の町で売っている。でもそばとかの麺類の方がおいしい。それもむしろ郊外のほうにおいしいところが多いし、車なしではそれはいけない。バスはまったく信用できないし、昼間は通っていない。
どうしようか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする