映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

母死す

2008-11-25 19:17:23 | 家族
しばらくブログに投稿できなかった。
実は20日より母が危篤になって病院に泊り込んだ。でも残念ながら23日亡くなった。

今年父も母もいなくなり今度は喪主になった。
日中、弔問客も多く落ち着かない。仕事は20日の午後から何もしていない。

まったく気力がおきないので、映画も見ないし、ブログもお預け
葬儀終わってから再度やりたい。
母のそばで2日ねた。今日で3日目母の新婚時代の日記や私を生む前の日記が出てきた。読むと涙が出て仕方ない。母が昔楽しく遊んだ友達たちが弔問にこられるとつらい。涙が出てくる。母さんがん闘病2年間よくがんばった。念願かなってお父さんを先に見送れてよかったね。
でもいまだに生きている気がして仕方がない。悲しい
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すべてをあなたに  トムハンクス

2008-11-20 05:21:43 | 映画(洋画 99年以前)
今から12年前にアメリカに行った。ニューヨークからシカゴをまわってポートランド、バンクーバーという東から西へと周った。そのとき時差で夜中に目を覚ましてしまうと、やることが映画を見るしかない。
そこで見たのはデミムーアのストリップ映画とトムハンクスの「that thing you do!」(すべてをあなたに)である。フォレストガンプとアポロ13でものすごいブレイクをしたあとのトムハンクス自らの監督作品だけに注目を集めたと思うが、低予算の青春サクセスストーリーである。

60年代前半アメリカのある田舎町でバンドを組んでいる4人の仲間たちが、バンドコンテストに出ようとしていた。ところがドラムスが足を折ってしまい、急遽地元の電器屋の息子でドラムスの名手を一夜限りのピンチヒッターで雇う。
彼らワンダーズのレパートリー「that thing you do!」はもともとバラード調だったが、ドラム君はポップス調にアップテンポでたたき始める。意外にも会場内でバカ受けで会場はダンスの渦となる。それを見ていたミュージックレストランの店主にスカウトされ、出演することに、はたまたそこでマネジャーに目をつけられラジオに出たり、レコードを出すようになる。そこで登場するのがレコード会社プロデゥーサートムハンクスである。トムはワンダーズをメジャーにすることに成功し、「that thing you do!」は全米ヒットチャートを急上昇していく。。。。。

単純なサクセスストーリーで途中まで大きなトラブルが起きない。
突き落とされるように最後逆転があるが、安心して見られるアメリカンサクセスストーリーである。ドラムスの彼女に若き日のシャーリーズセロンが出ている。ワンダーズのリーダー格ジミーの彼女役リブタイラーとあわせて、映画に花を添える。
主題歌はロックというよりもグループサウンズ的で映画の中で何度も演奏されるが、親しみやすい気楽な歌だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカンギャングスター  デンゼルワシントン

2008-11-19 22:06:12 | 映画(洋画 2006年以降主演男性)
デンゼルワシントン、ラッセルクロウの豪華組み合わせに仕切るのがリドリースコットとなれば、きっといい映画に違いないと誰にも思わせる。
実際2時間半の長丁場を飽きさせずに見させてくれる。

デンゼルワシントンは大好きな俳優の一人である。
ほとんど見ているが、ベストは「フィラデルフィア」の弁護士役だと思う。トムハンクスがげっそりやせたのがクローズアップされているが、いやいや受けた弁護士役の立ち回りはなかなかのものだった。ここ最近はもう一歩の作品が続いたが、ここではその実力を見せる。

ニューヨークの裏社会の大親分が亡くなり、その子分だったデンゼルワシントンがその死後ジワジワっと力を伸ばす麻薬王となる。その一方麻薬の一味を追い詰める刑事ラッセルクロウは家庭不和でさえないが仕事が趣味のような刑事役。もともとラッセルクロウは別の麻薬マフィアを追っていて、2人が接点を持つまで80分を要する。
デンゼルワシントンはいかにも裏社会という振る舞いを嫌い、仲間である自分の兄弟がスーパーフライのようなソウルフルな格好をしたらえらい剣幕で怒ったりして目立たないことが一番だと信じている。(私にとってもこれは一つの教訓となった。)
そういう彼が元ミスプエルトリコの美人妻のプレゼントの毛皮コートをうっかい着てしまってアリとフレーザーの世紀のヘビー級タイトルマッチの特上席に陣取ったのを見られて、捜査筋にも注目を浴びるようになる。。。。。

ロバートデニーロとアルパチーノの「ヒート」という強盗犯人を追う刑事映画があった。迫力あるいい映画だった。ロバートデニーロを追うアルパチーノという展開だ。2人の共演に見えるが、二人が差しで演じるのはたった一場面だけである。この映画もそれぞれ一方同士で動き、しかもアルパチーノの演ずるのは家庭破壊した刑事役というのが同じである。

今回も最後の接点まで二人は直接会わない。
でも最後の最後でオスカー俳優同士の迫力ある葛藤がある。でも昔の麻薬捜査官というのは本当に汚された存在だったと思った。デンゼルワシントンはロスの不良麻薬捜査官を「トレーニングデイ」で演じてオスカーもらったが、この映画の麻薬捜査官の方がタチわるかった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歯が痛い

2008-11-18 19:27:28 | Weblog
日曜日から歯が痛かった。
本当に痛かった。これほどつらいことはない。

しかし月曜日は全店会議があり、歯医者に行く暇がなかった。
日曜日からバファリン飲んだけど、気休みにすぎない。
景気の悪い話も多くて具合が悪くなった。
それにしてもバファリンは胃に良くない感じがした。
夜はバファリンなしでは眠れなかった。

今日ついに会社のそばの歯医者に行った。
以前詰め物をした下に何かが沈殿して、膿ができたらしい。
膿ができたとなれば、歯を触っただけで痛いわけだ。
女医さんが40分かかって一生懸命膿を取ってくれたら、痛みはとれた。
化膿止めをもらって飲んだ。

まだまだたくさん治療しなければならない歯もあるのでこれから大変!大変!

母の具合はあまり良くない感じだ。
息苦しいみたいでしんどそう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

結婚式スピーチ

2008-11-16 22:00:12 | Weblog
15日は今年4回目の結婚式だった。
10月に2回、11月に1回目であるが、主賓スピーチなので気を使う。
この10年くらい媒酌人のいる結婚式には出たことはない。ある意味媒酌人がいないだけにスピーチは責任重大である。

きっちり考えて出るのだが、宴席の雰囲気を見ながら、少し内容を変えたりする。
昨日はまず挙式の時に乾杯の音頭があって先に飲み始めたので、少しあせった。
スピーチの前に飲んでしまうとまずうまくいかない。みんな聞かないのではと思い、くだけ気味に内容を変えたがそうしなくても良かったのかもしれない。

料理を楽しみに披露宴に出るのだが、多少裏切られることもある。
でもこの数年で一番おいしいと思ったのは、旧椿山荘のフォーシーズンホテルだった。料理のランクも上だったのかもしれないが、あれはよかった。

昨日はまじめに帰った。2次会は若い課長までで、基本的には出席しない方がベターであろう。若者たちは3次会まで行ったらしい。
母のこともあり自粛。今日見舞いに行ったら少し弱っていた気がした。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

25日移動平均線

2008-11-14 21:50:45 | Weblog
日経平均の25日移動平均線をどうしても抜けない。
シカゴNIKKEIが8800を超えずいぶんと高く引けたのに、25日移動平均8680で止まってしまう。パワーがないのだと思う。

昨日の相場を見て8200から下を売るパワーもないと思ったが、逆に8700前後以上の上を買うパワーも今日は見当たらない。
25日移動平均線もかなり下に下りてきて、下降から上昇に変わってもいいころである。ちょっとしたきっかけで上へ行ってもおかしくないはずである。
でもそれがそうならない。

今までヴォラティリティが以上に高い相場だったが、若干値幅は縮小するのではないか?そうして収縮していったあと発散が起こる。そういう構図なのであろう。
その発散が上か下かはすべて円相場次第であろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミニミニ大作戦  シャーリーズセロン

2008-11-14 21:35:31 | 映画(洋画:2000年以降主演女性)
豪華メンバーである。
その豪華メンバーたちがヴェニスとロスでひたすら暴れまわる面白い映画である。
主演はマークウォルバーグであろうか?でもキーポイントはシャーリーズセロンだと思う。実に美しい!

ヴェニスで窃盗グループが仕事をする。その金を抱えてドナルドサザーランド親分以下仲間たちが逃げていくアルプスの山の中の湖で、前方から車がやってくる。そのとき仲間だったはずのエドワードノートンが裏切って銃をサザーランドに向ける。向ってきた車の連中とグルになって金塊を奪っていく。銃を向けられたマークウォルバーグたちは湖の中に逃げるが、ドナルドサザーランドは殺される。
報復を狙っていたマークたちは、エドワードノートンがロサンゼルスに逃げたことを知る。それを突き止め、爆弾の名人、コンピューターの天才、車のテクニシャン、そしてドナルドサザーランドの娘で親の敵を討とうとするシャーリーズセロンを仲間に入れエドワードノートンの身辺に近づこうとする。
シャーリーズセロンは電器の修理人に扮して、コンピューター名人の仕組みで意図的に映らなくしたテレビの修理にノートンの家に入っていくが。。。。

何よりアクションがすごい映画である。
ヴェニスの街中でボートがあれほど暴れ回るシーンはそうないのではないか?
映画「旅情」でキャサリンヘップバーンが落ちた運河のあたりをひたすらぶっ飛ばす。こりゃすごい。ミニクーパがロスの地下鉄駅を走りまくるシーンもすごい。
「ボーン」シリーズにも比較的小さい車が市内でカーアクションを見せるシーンがあるが、これもすごいなあ。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

また下げパターン

2008-11-13 07:02:00 | Weblog
○○○×○○××○のところで話したが
日経平均ラリースタート5日目の○の終値より9日目の終値が低いので10日目下げたらやばいと言ったが、その状態となった。
円がどうしても100円を抜けないとなると、90円前半に向いて上値を目指すようになる。
そうなると日経平均は絶対に下に向く。

今日下げて×がついて×××となれば逆戻りとなる。
ギャン説では急上昇には×3つ連続はありえないのである。
給付金うんぬんでのんきな政府はおそらく先日の策でもう終わりの雰囲気だ。給付金別に全世帯にやってもいいのに、妙なこと考えるから、また反発を食う。
税金たくさん払っている人が還付をもらう感覚で給付金出すのはちっとも悪くないと思う。麻生さんが金持ちなだけに、妙な反発気にしたんだろうけど、貧乏経済学はこりごりだ。小学校から大学まで外部に出ないで学習院の人だから、世渡りには長けているけど、学力はね?今日の日経に麻生さんが漢字が読めないと書いてあった。漢字検定でも受けてもらおうか。鳩山兄弟も小学校から学習院だけど、兄弟とも高校から外部へ抜けているから学力は違うかもね。あの人嫌いじゃないし、バー遊び批判もそれいう人にあきれて物言えないけど、今の麻生さんの動きには景気回復の動きには見えない。
どうみても厳しい動きとなってきた。

ここで冷えると自分の本業も心配になってくる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高輪~品川港南口

2008-11-12 18:32:38 | 散歩
昨日は関連会社との研修会があって、白金、高輪に行った。
母の病気のため宴席ほとんど断っていて酒を飲むのも2週間ぶりだった。
場所が場所なので、高輪のうちの寺のすぐそばで死んだ父が呼んでいるような気がした。

最初は明治学院の中の3つの洋館を見た。
国道一号線はよく通っていて、洋館があるのは昔から知っていたが、キャンパスに入るのは初めてだった。外観もよく、漆喰塗りの内部も趣のある建具や大きな廻りぶちといいコンビネーションでなかなかよかった。明治学院の人が案内してくれたので良くわかった。

その後高輪プリンスへ行った。
目的は村野藤吾設計の茶室を見るためであった。
そんなにすごいとも思わなかったが、割烹恵庵で和風の懐石を食べた。
これもどうってことなかった↓それにしても高い!場代だとおもうが、最低15000円の料理からである。おなかはいっぱいにならないし、物足りない。
おじいちゃんと高輪プリンスに松下電器の展示会に行ったのを思い出した。
父とステーキハウス桂で食べた時はすごくおいしかった思い出があるけど。。。

気分的消化不良のまま品川駅に向かった。
ちょっと寄っていこうといわれ、駅の構内に入ってびっくりした。
港南口に向かっての通路ができているのである。ものすごい人だった。
あっと驚いた。
アトレのオイスターバーに入った。
超満員だった。いったい世の中不景気なのかと思わせるくらいの大繁盛
懐石でちっともおなかいっぱいいならなかったので、オイスターを食べた。
これはおいしかった。ワインはサンセールにしたが、サンセールにしてはあまりおいしくなかった。赤のチリワインの方が良かった。

前にも書いたが、品川駅の港南口はドツボのようなところだった。
昔父といったとき、地下の通路を延々と歩いて反対口に出たことを思い出した。
関西にはここがやばいという地域がいろいろあるが、東京ではまさにここだった。
その面影はまったくない。オイスターバーにいる面々はみな30前半より下の若者たちだと思う。その連中が生まれる前のことだから彼らは何も知らないであろう。
品川生まれの自分が逆に取り残されていくような気がする。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グレングールド

2008-11-11 06:25:30 | 音楽
最近作業をするときにはグレングールドのゴールドベルグ変奏曲を聴くことが多い。彼の技巧を探求しようと真剣に聴くという訳でなく、あくまでバックグラウンドミュージックとしてである。

もともとチェンバロで弾いていたものをピアノとしての芸術に高めたのがグールドだと思う。最初に聴いた時から惹かれたが、落ちつかないことが続く最近はなおのこと耳にすることが多い。
ラフマニノフのピアノ協奏曲をバックに聴くことが多かったが、なぜか悲しみを感じてしまい今の雰囲気には合わない。ジョーサンプルもバックグラウンドミュージックには合うが、今の雰囲気はグレングールド

バックの音楽が少なく淡々と進む映画のように無機質の色彩がいい。

今日は関連会社の人たちと白金、高輪を一緒に散策することになっている。
ここのところ母の入院でお誘いすべて断っているが、高輪の先祖のお墓のそばで何か引き寄せられるものを感じて行くことにした。最終は高輪プリンスの村野氏設計の茶室らしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

○○○×○○××○

2008-11-10 20:13:39 | Weblog
毎日の日経平均上昇下降については予想したとおりになった。
結局○○○×○○××○となる。このパターンは反転の時にはよくあるパターン
ただし××の2日は予想以上の下げであった。

普通は5日目の上げよりも9日目の上げの終値の方が上になるが、今回はならないところがいやらしい。
明日下げるとfailing squreで下げのパターンだが、5日の終値を明日抜くと上昇基調変わらずと推測できる。株式後押しにはひたすら円安しかないであろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノーカントリー  コーエン兄弟

2008-11-09 13:26:03 | 映画(洋画 2006年以降主演男性)
コーエン兄弟のオスカー作品
クレジットではトミーリージョーンズが格でトップとなっているが、ストーリーは
殺し屋バビエルバルデムと不意にお金を得てしまったジョジュブローリンの2人
を中心に展開される。

バルデムふんする殺し屋は保安官に捕まっているが脱走する。
ジョジュは狩に出ているときに、偶然殺人現場に遭遇する。
麻薬取引の仲間割れか?大金が現場に置かれていた。
大金を自宅に持ち帰った後、殺し合いの生き残りが「水」と言っていたのを思い出し
現場に向かうが、そこにギャングたちが現れ、懸命に逃げる。
バルデムは金を持ち逃げしたジョジュをひたすら追いかけていく。
現金の間に通信機が挟まっていえて、それを探知機で追うバルデムは
あるモーテルにいることを突き止めるが、九死に一生逃げるが、ずっと追われる。。。。

犯人探しというわけではない。トミーリージョーンズも「逃亡者」のようなフットワークはなく、
田舎の一保安官を演ずるだけで存在感はない。
不意にお金を得た男をひたすら追う殺し屋の残虐な行為が浮き彫りにされる。
利害関係のない人間をひたすら殺しまくる。ゴルゴ13のように狙った相手だけを追うわけでなく
無作為的に殺す。さすがにここまでやればR指定はやむを得ない。

逃げるジョジュとバルデムとのスレスレの攻防は見るものを飽きさせない。
ただ、オスカーで絶賛されるほどの作品かというとそこまでは?と言う感じ
大好きなコーエン兄弟の全部の作品の中では中の上くらいの程度かな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プリティリーグ  トムハンクス

2008-11-09 09:36:03 | 映画(洋画 99年以前)
トムハンクスが本当の意味でブレイクしたのは、「フィラデルフィア」と「フォレストガンプ」の連続オスカー受賞であろう。それまではむしろコメディアン的な作品が多い。その2作の前に位置するのが「プリティリーグ」である。

映画のクレジットはトムハンクスがトップに来るが、むしろ主演はジーナデイヴィスとしていいだろう。前面にほのぼのしたものが流れるこの作品は後味もよく、あらゆる世代に勧められるものだ。

1943年第二次世界大戦の真っ最中、メジャーリーグからもジョーディマジオをはじめ超一流選手が兵役に取られていった。そんな中残された女性を中心に野球のプロリーグをつくろうという動きがあった。
田舎の農場で働くジーナデイヴィス姉妹は地元のソフトボールリーグで鳴らしていた。そこに女性リーグのスカウトが来た。ジーナは夫が欧州戦線の兵役に出ており、いったんは断ったがピッチャーの妹と2人でテストを受けにシカゴに向かった。テストは無事通過したが、仲間にはマドンナをはじめいろんな女性が来ていた。文盲の女の子や野球の技術はいいが人とのかかわりに異常に欠ける女の子やいたずら息子の子連れの母親などさまざまな境遇であった。
リーグの運営者は女性リーグの人気を高めるために、監督にメジャーリーグのスターをもってきた。それがトムハンクス演ずる元ホームラン王である。彼はアル中であった。運営者からは観客に帽子を取って挨拶だけすればそれでいいよ。と言われていて、試合中もずっと酒を飲んでいた。実際にサインを送るのはジーナデイヴィスであった。ところがある試合で2人の指示が違うことがあった。結局トムの指示通りにやってうまくいくのだが、それをきっかけに次第に酒をやめてまじめに監督業をやるようになる。。。。。。

ジーナデイヴィスは「テルマ&ルイーズ」で名を売ったが、あの映画のどじぶりと比較するとかっこいいお姉さんを演じる。映画の中での妹への微妙な思いやりが素敵である。マドンナは身軽さを発揮してダンスに野球に別の一面を見せる。この映画の最終クレジットの時にマドンナが歌う主題歌が流れる。これが実にいい!!信じられないくらいジーンとする。
普通はすぐ切ってしまうDVDも余韻に酔いしれた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見舞いと会議

2008-11-08 22:56:20 | 家族
今日は東京の本部で会議の日だ。
早めに行って母の見舞いをした。

いったん絶食となったが、また水のような食事を取るようになった。
少し落ち込んだこともあったが、食事をとってもいいとなってからは気持ちも落ちついたようだ。入院する前からそうだったが、わがままが激しくなった。
これをたべたい。あれを食べたい。というがけちを必ずつける。
近所の人に頼んでせっかく買ったもらった氷砂糖もほとんど口にしない。高級なものでないといやだというのである。もともと田舎育ちで好き嫌いなんてない人だったが、どうしたのであろうか?

妹が急にきれい好きになった。実家の掃除をまったくせずに、猫もいて汚かったが、妙に掃除をするようになった。いい傾向だが不思議な気がする。
家にはガスやら、電気料金やら保険の請求書がたくさん来ていて面倒だが支払わねばならない。余分な心配するので面倒だ。

会議に出た。
今期の事業計画の進捗はなかなかきつい。
ずれ込みが多くしんどそう。
いつもだったら会議のメンバーと一緒に飲むのだが、今日は母の病気を理由に欠席した。
一週間以上飲んでいない。もっと体の調子が良くてもいいのだが、看病疲れなのであろうか?元気が出ない。

家に帰って「プリティリーグ」をみた。ほのぼのしていて良かった。これはまた明日。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オバマとシドニーポワチエ

2008-11-07 06:00:36 | 映画(洋画 89年以前)
オバマさんが見事米国大統領の座を勝ち取った。
黒人大統領はすばらしいことだと思う。
ライバル共和党所属の故リンカーン大統領もさぞかし喜んでいるだろう。

南北戦争時代を描いた映画はもとより、60年から70年代初めの映画を見ても誰もが黒人の大統領を予測したであろうか?
初めてアカデミー主演男優賞を受賞したのは、シドニーポワチエだ。
彼が主演した「夜の大捜査線」をみても、人種差別が60年代でも強く根付いていたのがわかる。
フィラデルフィア警察のエリート刑事なのに、南部の田舎町で誤認逮捕される。
その後誤認逮捕の真犯人を追って捜査するが、白人たちにこっぴどく妨害される。
この映画を見て初めて、人種差別のすさまじさを知った。
シドニーポワチエは「招かれざる客」でスペンサートレイシーとキャサリンヘップバーン夫婦の白人娘に求愛する黒人男性を演ずる。娘が自分が結婚したい相手ということでシドニーをつれてきて両親があっと驚くという設定。
もちろん今でもそうは変わらないであろうが、こういう設定で生まれたのがオバマさんなのであろうか?

シドニーポワチエが両方の作品で演ずるのは、黒人としてのパワーを前面に出すというよりも、黒人としてはある意味異色のエリート的地位のある存在である。そんなところはオバマさんとだぶる。

今回オバマさんが当選した時に、一つ感じたことがあった。
以前オスカー俳優デンゼルワシントンが、他の黒人たちからの非難を恐れて白人とのラブシーンを拒否しているということだ。ジュリアロバーツなどの美人女優と共演してもラブシーンを演じなかった。「タイムリミット」でのエヴァメンデスとのキスシーンは彼女がラテン系だからなのかとも思っていた。
しかし、ここでオバマさんが当選すると、黒人白人の混血が大衆に承認されたことにもなる。映画のラブシーンも変わって行くかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする