映画「オデッセイ」を映画館で見てきました。
マットデイモンが演じる火星に一人取り残される男のサバイバル映画だというのは予告編を何度も見てわかっていた。なんとなく関心を持って映画館に向かったが、「ゼログラビティ」などとは違うスペースファンタジー映画で、一人取り残されたマットデイモンが前向きに生き抜いていこうとする姿を描く。マットデイモンのサバイバルパフォーマンスのバックで70年代のディスコミュージックをがんがん流すのが予想外、自分が大好きなアップテンポのディスコの名曲をきいていくとご機嫌になってくる。
火星での有人探査の最中、宇宙飛行士のワトニー(マットデイモン)は嵐に巻き込まれてしまった。ルイス船長(ジェシカ・チャンスティン)をはじめとした仲間の宇宙飛行士たちは緊急事態を脱するため、死亡したと推測されるワトニーを置いて探査船を発進させ、火星を去ってしまう。NASAはワトニ―の死亡を発表する。しかし、ワトニーは奇跡的に死を免れていた。
酸素は少なく、水も通信手段もなく、食料もあとわずかという絶望的環境で、懸命に生き延びようと、あらゆる手段を尽くしていく。一方で火星を映しだす映像をみて、NASAはワトニ―の生存を確認するのであるが。。。
1.マットデイモン
ワトニ―は植物学者という設定である。ジャガイモを栽培しようと、仲間たちが排泄したものを肥料にしようと引っぱり出し、土を耕す。水が必要なので、火を起こして水素と酸素を化合して水をつくろうとするが爆発させてしまったりしてうまくいかない。それでもなんとか水をつくりだし、土から芽が出てくる。そういう場面を見ていくのは気分的に悪くない。しかも、船長のルイスが音楽コレクションにしていた70年代のディスコを聞きながらハイテンションで頑張る。
普通サバイバル映画というと、この間の「白鯨との闘い」もそうだったが、いかにも暗い。そう見えないところが、この映画のいいところ。何度も何度も難関が訪れるが、めげずに頑張る姿がいい。筋肉もりもりとやせ細った姿の両方を見せつけたマットデイモンは好演といえる。
2.映画「オデッセイ」のディスコミュージック曲
火星でのサバイバルをはじめたころから、ディスコミュージックが流れ始める。最初はTurn The Beat Around だ。これって自分が高校のころによく流れたアップテンポのディスコミュージックの曲だけど、いかにも70年代中盤の匂いが強い名曲だ。今でもテレビのバックミュージックでよくかけられている。
マットデイモン曰く、船長の持っているディスコ曲の中で一番ディスコぽくない曲がこれだということで流れるのがドナ・サマーの「ホットスタッフ」だ。おいおい何?思わず吹き出してしまう。だって78年から79年にかけての日本のディスコ全盛時代にどこでも流れていたオーソドックスなディスコミュージックだもんね。
宇宙遊泳の場面で流れるのが故デヴィッドボウイの「スターマン」これ自体はディスコミュージックとちがうが、一番映像にしっくりあっていたと思う。自分の記憶ではデヴィッド・ボウイの曲の中で最初に日本で大ヒットした曲だと思う。
エンディングでオージェイズの「ラブトレイン」とグロリア・ゲイナーの「恋のサバイバル」が流れる。いずれも全米ヒットチャートナンバー1の名曲だ。「ラブトレイン」は73年3月のナンバー1、この当時はまだディスコ時代の前だ。
「ラブトレイン」の前後のヒットチャートナンバー1の顔触れを見ると、エルトンジョン「クロコダイルロック」、ロバータフラック「やさしく歌って」、ドーン「幸せの黄色いリボン」なんてポップスの歴史上重要な曲が並んでいる。
ぞれにしてもいったい誰がディスコミュージック好きなんだろう?やっぱりリドリースコット監督の権限なのかなあ。映画の中ではジャシカ・チャンスティン演じる船長の趣味ということだったけどね。
でも彼女の無重力状態での遊泳は優雅でいい感じだったよね。NASAが映画づくりに全面的に協力しているというのが映画を見るとよくわかる。彼女の出演する映画みんな相性がいい。でも最後に向けて、どうやって助けようかという説明は残念ながら自分の科学への理解度からするとよくわからなかった。
マットデイモンが演じる火星に一人取り残される男のサバイバル映画だというのは予告編を何度も見てわかっていた。なんとなく関心を持って映画館に向かったが、「ゼログラビティ」などとは違うスペースファンタジー映画で、一人取り残されたマットデイモンが前向きに生き抜いていこうとする姿を描く。マットデイモンのサバイバルパフォーマンスのバックで70年代のディスコミュージックをがんがん流すのが予想外、自分が大好きなアップテンポのディスコの名曲をきいていくとご機嫌になってくる。
火星での有人探査の最中、宇宙飛行士のワトニー(マットデイモン)は嵐に巻き込まれてしまった。ルイス船長(ジェシカ・チャンスティン)をはじめとした仲間の宇宙飛行士たちは緊急事態を脱するため、死亡したと推測されるワトニーを置いて探査船を発進させ、火星を去ってしまう。NASAはワトニ―の死亡を発表する。しかし、ワトニーは奇跡的に死を免れていた。
酸素は少なく、水も通信手段もなく、食料もあとわずかという絶望的環境で、懸命に生き延びようと、あらゆる手段を尽くしていく。一方で火星を映しだす映像をみて、NASAはワトニ―の生存を確認するのであるが。。。
1.マットデイモン
ワトニ―は植物学者という設定である。ジャガイモを栽培しようと、仲間たちが排泄したものを肥料にしようと引っぱり出し、土を耕す。水が必要なので、火を起こして水素と酸素を化合して水をつくろうとするが爆発させてしまったりしてうまくいかない。それでもなんとか水をつくりだし、土から芽が出てくる。そういう場面を見ていくのは気分的に悪くない。しかも、船長のルイスが音楽コレクションにしていた70年代のディスコを聞きながらハイテンションで頑張る。
普通サバイバル映画というと、この間の「白鯨との闘い」もそうだったが、いかにも暗い。そう見えないところが、この映画のいいところ。何度も何度も難関が訪れるが、めげずに頑張る姿がいい。筋肉もりもりとやせ細った姿の両方を見せつけたマットデイモンは好演といえる。
2.映画「オデッセイ」のディスコミュージック曲
火星でのサバイバルをはじめたころから、ディスコミュージックが流れ始める。最初はTurn The Beat Around だ。これって自分が高校のころによく流れたアップテンポのディスコミュージックの曲だけど、いかにも70年代中盤の匂いが強い名曲だ。今でもテレビのバックミュージックでよくかけられている。
マットデイモン曰く、船長の持っているディスコ曲の中で一番ディスコぽくない曲がこれだということで流れるのがドナ・サマーの「ホットスタッフ」だ。おいおい何?思わず吹き出してしまう。だって78年から79年にかけての日本のディスコ全盛時代にどこでも流れていたオーソドックスなディスコミュージックだもんね。
宇宙遊泳の場面で流れるのが故デヴィッドボウイの「スターマン」これ自体はディスコミュージックとちがうが、一番映像にしっくりあっていたと思う。自分の記憶ではデヴィッド・ボウイの曲の中で最初に日本で大ヒットした曲だと思う。
エンディングでオージェイズの「ラブトレイン」とグロリア・ゲイナーの「恋のサバイバル」が流れる。いずれも全米ヒットチャートナンバー1の名曲だ。「ラブトレイン」は73年3月のナンバー1、この当時はまだディスコ時代の前だ。
「ラブトレイン」の前後のヒットチャートナンバー1の顔触れを見ると、エルトンジョン「クロコダイルロック」、ロバータフラック「やさしく歌って」、ドーン「幸せの黄色いリボン」なんてポップスの歴史上重要な曲が並んでいる。
ぞれにしてもいったい誰がディスコミュージック好きなんだろう?やっぱりリドリースコット監督の権限なのかなあ。映画の中ではジャシカ・チャンスティン演じる船長の趣味ということだったけどね。
でも彼女の無重力状態での遊泳は優雅でいい感じだったよね。NASAが映画づくりに全面的に協力しているというのが映画を見るとよくわかる。彼女の出演する映画みんな相性がいい。でも最後に向けて、どうやって助けようかという説明は残念ながら自分の科学への理解度からするとよくわからなかった。