サーミ族はラップランド人ともよばれる、北欧スカンジナビア半島の最北部、北緯66度33分の北極線より北の北極圏中心に住んでいるトナカイ遊牧民です。ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北欧三国とロシアの四ケ国にまたがっています。
サーミ族はラップ人ともよばれ、スウェーデン、フィンランド、ロシア、ノルウェーなどの国家が成立する以前の大古から北欧に住んでいた先住民です。
そのサーミ民族写真をお送り致します。出典は、 https://kinarino.jp/cat6/2299 です。
1番目の写真はサーミ民族が飼っているトナカイです。肉は食料にして皮は衣服にします。
2番目の写真は伝統衣装を着た少女たちです。
3番目の写真も伝統衣装を着た少女たちです。
4番目の写真は伝統衣装を着た男性です。
サーミ民族は伝統的に沿岸漁業、毛皮の捕獲、羊の放牧など、さまざまな生業を営んできました。最もよく知られている生業は、半遊牧のトナカイ放牧です。2007年現在、サーミ人の約10%がトナカイの放牧に従事しています。ノルウェーでは、約2,800人のサーミ人がトナカイの放牧をしています。
サーミ人の民族衣装を特徴付けるのは色彩豊かな上着、コルト(Kolt)です。フェルト地で作られるこの上着は女性の手によって織られ、地方ごとに細かな差異があります。帽子のデザイン、フェルトの地色や飾り付けの違いによって、それを着ている人が、どの村の出身であるのか大体のことがわかるのです。
以上はサーミ民族の簡単な紹介です。