「ピーッ、ピーッ、ピーッ」
「はい、そこの車止まりなさい」
「エッ!! 酒気帯び・・・?」
「3年以下の懲役、50万円以下の罰金」.。ooO(~へ°)/ひゃ
何時も我々庶民に対しては居丈高なお巡りが、行く手を阻み、指図をしている。
複数の警官が上半身だけ出し、それぞれの身構える姿は何か事件か?
と、思いきや腕は差し上げているものの、首を傾げ、うなだれるように下を向いている。
良く見ると、田んぼの中のユーモラスな"かかし"であった。
本土に余り影響の無かった台風が遥か太平洋上を通り過ぎると、北の寒気が本土にやってきて、朝晩がぐん~と涼しくなった。
か~と照るお天道さんの夏気分も味わうこと、少なくどんよりした天候の中、一気に秋モードに入ってしまった。
じと~とした、汗が滲む暑さはいやだな~と思いつつ、過ぎ去ってしまうと、何となく寂しい。
20℃前後の朝、気分良く、市内を徘徊する。
ご覧の通り、旧南多摩郡部は宅地の中に、緑に覆われる耕作地は未だ未だ頑張っている。
先人が残した用水路は浅川や多摩川から取水し、市内を駆けめぐり、田畑に導かれ、米作りが脈々と続けられている。
のんびりした不動のお巡りの威嚇が空からの外敵にどの程度効果が、あるのか判らない。
この頼り無い警官姿の脇で、棒の先にヒラヒラした紐を付け、振り回しながら、田んぼの周囲を農家のおっさんが足早に廻っている。
季節感漂う、田園風景である。日照りは悪かったが台風も来ず、収穫時期を迎えている。
果たして、今年はどうであったのだろうか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます