昨年の10月、突然の倒産。大勢の生徒の前で激しい罵声が飛び交い、壇上で土下座する女社長など、市民会館での騒然とした姿はTVでも報じられ、話題となった。
その間、閉鎖された教習所は赤旗が立ち、ベタベタと張り紙が貼られ、復活にかけ戦闘モードであった。また豊田駅前の広場では元職員が赤旗を掲げ、復活の署名活動など呼びかけていたが、教習場の動静はどうなるか、全く判らず、月日の経過と共に、このまま淘汰されのでは思っていた。
この窮状に「飛島交通」が動き、八王子教習所の遺産を引き取り旧教習所の元職員を含む30人を雇い入れ「飛島ドライビングカレッジ日野」として復活のスタートを切った。
何よりも駅から近く、通学の便利な好立地に、旧設備をそのまま使えるので、再生条件はまたとない恵まれた環境にあるが、前触れもなく突然の閉鎖のダメージは大きく、経営者が変わってもこうした負の遺産は暫く付いて廻る。
まあ、そんな意味で八王子教習所の看板は写真の通り総て払拭され「飛島ドライビングカレッジ日野」に替えられた。
旧教習所の閉鎖の理由が明らかにされた。
やはり、不動産の失敗など経営が悪化、東京地裁に自己破産を申し立てた。
地道に教習に経営努力していれば、こんなことにもならなかったようだが、専業以外で大きな夢を追いかけ、その失敗が立ち行かぬ所まで追い詰められてしまったのであろう。
暫く途絶えていたが、看板替えた教習車が再び、街中をチョロチョロ走り廻るであろう。
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