我が家から北側100mほどの所が崖になっており、ブナ、ナラ他沢山の樹木に覆われ、その山道は落ち葉が堆積され自然一杯のところ。
がけ下部分に湧き水が溢れ、東京の名水選に選ばれている。
暑い夏はその清水に涼をもとめ、幼稚園児などチビッコ達が水遊びに戯れにぎやかな場所である。
ところが湿地帯なので、湿地帯を好む、動物達の住処でもある。
数日前の暑い日、やま(公園)を通り抜けようとしたら、1.2~1.5M位の青大将(多分)と遭遇、危うく踏んづける所で、向こうもびっくりしたようであったが、こちらもそれ以上の戦慄がはしり、目の前の大物に思わず固まってしまった。
ここは一端引き、遠回りすればなんてことないが、まあ嘗められてたまるものかと、そのまま直進しやおら、道ふさぎしている物をしっかり見ながら、恐る恐る跨ぎ渡った。
「おや!そちは戦国武将武田春信の化身か」「敵は動かざるは山の如く」
渡った先で振り返って見たが敵もさるもの、しっかり腰を据えこちらの存在を無視するかのように、殆ど動かなかった。
土の色とも似通った保護色に鮮やかな縞模様は、よく見かける精巧な玩具を思い出して仕舞うほど、本物は不気味であった。
その形、大きさから青大将と思うが、マムシ、やまかがしなども、年に1~2回は遭遇する。
これから益々、暑くなる季節を迎え、駅前の商店街に向かう時の自然な樹木に覆われるやまは格好な涼気を呼ぶ日陰道ではあるが、こうした生き物たちとの突然での出会いも生まれる。
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