春夏秋冬ライフ

四季の変化に向き合い、目の前に起きる様々な出来事を目の丈で追ってみた。

ああ~その姿に悄然

2011-04-10 09:53:00 | 事件だ~!!

朝の早い時刻であったが、余りにも大きな衝動を与えた事件だけに、気も休めず、ご近所が遠巻きに見物していた。
被災した3軒の家屋である。北海屋とうふ店を真ん中に、左側が白い看板のおけ屋で、右側が普通の住居である。写真では影になっているが、この背後に住まいがあるが其処の何軒かも被災されており、火災の規模の大きさは前週の火事の規模よりも、大きい。
写真に向かって、一番右側の被災した家屋が当日の北向きの風下にあたり、一番燃えている。
家と家の空間がこれだけ離れても、あの猛烈な風が火の粉を運び、燃え広がってしまうのである。一旦火が付くと、手におえず、燃えるがまま、初動の消火活動の大切さを思い知らされる。

ご近所が集まり、呆然と焼け跡を眺めながら、当日の火の凄さを語る。二三日前にとうふを買いに来たが、こんな変わり果てた姿に、なってしまった。「古来此処で続け、ご近所に支えられた、とうふの製造販売の商いも、果たして再開出来るやら」と、自嘲気味に呟いていた。外壁、とうふの店看板は鮮やかに残っているが、建物内部は完全に燃えている。


3軒の家の裏側から、入ってみる。数件の家があったが、殆ど燃え尽き、僅かに路地で止めてあった車が僅かにその姿を留めているのみである。まかれた想像を超えた相当の放水が、燃えた灰がたっぷり水を含み、ゆるゆるとぬかるんでいる。表側は壁、看板が見えるが、内側の民家は完璧に燃え尽きている。

其処に置かれていた車も、既に退避する時間も無かったのか、ソフアー、タイヤ始め燃える部分は完全に燃え、車体のフレームと座席やハンドルの鉄骨部分を残し、完全に燃え、一部は溶けている。大凡1000℃を越える高熱が総て溶かしてしまっている。

JRの線路を挟んで数百Mの至近距離で起きた火災事故、両火事共、金曜日に起きていることが、何とも気になる。駅の北側の駐車場の事務所がそれ程離れていない時期に火災を起こしている。
今年になって、同じ地域で発生した火事が、たまたま偶然であったのか、この3件の火事が何を示唆するのであろうか・・・。
事件とするには素人の根拠のない推測であるが、地域限定で度々起きる火災に、何か不気味な感じもするが、日頃の生活の中で改めて火の用心の注意を徹底する、ことを心がけたい。
詳細な画像はこちらでご覧いただけます
近隣で大火災Part2

おいおいまた火事だ~

2011-04-08 23:11:00 | 事件だ~!!

唸る、サイレン。まさかと思ったらまた火事である。
二階のベランダから、煙が立ち込め、きつい匂いが既に立ち込める。
「何処だ何処だ」と火元に走ると、既に野次馬が一杯である。
「何てことだ、 先日の火事と同じ方向である」
既に日は落ちかかる頃、折からの風に煽られ煙が猛烈に流れてくる。
火元は先日の火事の火元とJR中央線を挟んで丁度反対の南側である。
線路を挟んで反対側に駆けつける過程で「ボン!!」と言う猛烈な破裂音に、ただ事ならぬ状況が伝わってくる。

線路を越え、南側にたどり着く。既に日は落ち、真っ暗、メラメラ燃える炎が時々上がる。火元は豆腐屋さん近辺である。住宅地の中に3軒店が並んでおり、既に火は鎮静化する方向である。
先程の激しい破裂音はプロパンガスである事が判った。同地域は都市ガスとプロパンが使われており、炎上した家からの引火であった。
暗闇から、はっきり認識出来ないが、明らかに消火剤がまかれたのは炎上した隣接の「おけ屋」の化学用材の消火のためと思われる。
線路の南側は旧市街地で両側1.5車線道幅が狭く、交通の障害になっている。夥しい数の消防車も火元に近づけず、かなり離れた所から、ホースで消火しているが、そんなことも鎮火の妨げにもなっている。
空中から報道用のヘリコプターが乱舞、先日の火事以上の災禍では無かろうか・・・。
日中から吹き荒れた風、雨も無く乾燥しきった環境が火の手により勢いをつけたようだ。
昨日の地震と言い、2度も起きた隣接の火事。夜間には消防が巡回し、火災注意を呼びかけた矢先のことであった。
消防車の影に搬送される罹災者。先日も見たばかりの不幸な事実。何故この悲惨なことが、起きるのか、信じられない。

春は何処へやら

2011-04-05 10:37:00 | 多摩の四季

4月に入ったのに、今朝は氷点下で未だ寒い朝が続いている。
しかし、温かい日、寒い日、一進一退で徐々に草木が芽吹く季節に近づいてくる。
浅川河川敷から、周囲を取り囲む山々も、春霞で薄すぼんやりとなり、写真に映る姿も徐々に霞の中に消えてしまう事も、季節が確実に変わっていることを物語っている。
八王子の市街地の高層ビル越えてそびえ立つ山がくっきり見える。
改めてその山容を右側から真っ白の雪姿の富士山。その稜線を邪魔するように隠しているのが大室山で1587mもある。
山並みが続き、視点を左側に転じると丹沢の山々が頂部に雪の姿が僅かながら確かめられる。順番からゆくと、蛭ヶ岳、丹沢山、塔ヶ岳など海抜1500~1600mの山々とそれ以外の山が続く、丹沢尾根がしっかり見える。
3.11の震災から、そろそろ1カ月を迎え、震災復興の楔が徐々に始まるところもあるが、福島原発は益々混迷を深め、安全と言う見通しさえ未だ確かめられず、海に空に広がる汚染は未だ鎮静化していない。
低濃度であるが汚染水を大量に海へ流すことを、遂に決断し嗚咽しながら報告する東電のスポークスマンの姿が象徴的であった。
こうした山々の風情を確かめながらも、空中には見えない放射能の汚染が降り注いでいるのであろうか・・・。
ガソリンの枯渇により、納豆から始まり、牛乳、パン、米、まで消え、大停電の騒乱パニックは少々鎮静化してきたが、未だ未だ終焉宣言にはほど遠い。

カリンパワー全開

2011-04-01 10:40:00 | 家族の絆

春休みで横浜から送り込まれたカリン姫はパワー全開で拙宅に一人預けられた。
かって知ったる第2のホームタウンで両親から離れても、寂しがらず我が意を得たように元気一杯である。持ち込まれた大きい荷物に衣類やら本、テキストまで持ち込まれ、ブツブツ言いながらも、国語、算数の各10頁の厳しいノルマは何とか果たしている。
おだてたり、励ましたり、厳しい監視の目から外れ、とかく緩みがちな環境に遊びに走りたいところだが、でもしっかりテーブルを出し、ノルマ達成に頑張っている。
そんな姿に可哀相だなあと思うが、幼児イメージの殻をやぶり、逞しく育っている。
良く食べるエネルギーから生まれる元気パワーは留まること知らず、良くしゃべり遊んでいる。他愛ない事に笑いこけ時にはメルトダウンを引き起こしていることもあるが、こちらでは全然害にはならず、逆にそのパワーを貰っている。
供給能力に苦境にあえぐ、某電力会社に売れるものならそのエネルギーを売ってやりたい。
有り余るエネルギー発散に何処か行こうかと声かけても、「私インドアー派」なんて言って余り外には出たがらない。
車なら行くとは普段、車に頼りきっているので、歩く事への意欲は削がれているのでは無かろうか。
「歩かないとだめだよ」と言って、じじばばの歩く拘りに無理きり引っ張り込み、立川の昭和記念公園へ。

学校の春休みともあって、子供たちやお母さんに連れられた乳幼児が沢山来ている。
目指すは「みんなの原っぱ」の子供遊具。
お気に入りは何と言っても「フワフワドーム」である。
空気で膨らました「フワフワドーム」は柔らかいクッションに跳ねたり、走ったりでクッションが揺れ動き丸で宇宙船の上に乗るような感覚で楽しめる。
走り、転がり、滑り、目の前を子供たちの激しい動きにカリン姫もその渦の中に入っていく。
体を激しく動かし、こんな楽しいものはないと、うち興じ体を休めることなく何時までも楽しんでいた。

みんなの原っぱの大きななけやきの直ぐ近くでお弁当を広げる。冬の名残も消えぬちょっぴり寒い朝であったが、昼はもう日差しが強い。
青空のもと、おにぎり、それに大好きな玉子焼き、から揚げが、格別に美味しい。


この広い原っぱ、前回は風が吹き砂嵐が舞う、世界であったが今日は風もなく、はてしない広っぱでアウトドアの醍醐味をたっぷり味わうことが出来る。
おおきなけやきは遮るものもなく、多数の幹が思い切り天高くのびのびと広がり、あのコマシャールで出てくるような空間の世界が生まれている。


ここで思い切りボールを追いかけ、目一杯体を動かし、果てしない広場でジャンプし、駆けめぐり、思い切りアウトドアーを楽しむ。
懐の深い昭和記念公園の奥は未だ続く。一番最深部は砂川口に近い「こもれびの里」が都会で忘れかけた農園の姿を再現している。
「じいじ、4つ葉のクローバ探してね」と道端の草も、追っかけ春の訪れをたっぷり楽しんだ

ようこそ松崎家の世界へ

http://mzk.on.coocan.jp/