選句の結果が出ました。
空白み葉裏よろばう蛍かな(愚足)○
中年や光源氏の蛍の夜(静荷)◎○
手をつなぐことの始まり蛍の夜(亜子)◎◎◎○○
幼虫の不気味さも見ゆ蛍かな(能登)
絡み合う蛍火見えて彼は今(立雄)
瞬いてまた闇となる蛍かな(愚足)○○
螢飛ぶつくづく生命おもひけり(ほたる)
手のひらの蛍きれいな法螺をふく(遅足)◎○○○○
この闇を放蕩せむと蛍舞う(鳥野)◎◎○○○○
山国の遅き土筆に手を伸ばす(静荷)
落とし来しあこがれいくつ螢の夜(ほたる)○
ふるさとの声が呼んでる初蛍(麗子)○
蛍狩り濡れ草を行く足白き(童子)◎◎◎○
蛍火や苔むす兵の墓の列(亜子)◎○○
蛍火を追うて泥んこ父の雷(立雄)○
手のひらの蛍を放つ闇の中(朱露)
ほうたるの刹那灯りてそれっきり(鳥野)◎
参道の石灯籠は梅雨の中(麗子)
夏椿清華のままで夕に落つ(能登)
夕立のちゃんと止んでから猫帰る(童子)○○○○○
また夏か夜明けのスピードワゴン聴く(朱露)
水鏡風を映して風となる(遅足)
こもごも
番外
半夏雨(はんげあめ)やさしくされてちりぬるよ(童子)
底なしの闇より生まる海蛍(能登)
じじばばも美人も伝う片陰り(能登)
蚊帳辺りに蛍放って眠りたる(立雄)
父の日の笑顔揃いし十一人(立雄)
古希迎え次男に挑む腕相撲(立雄)
次回は7月19日(水)午後6時~ 安田屋
題詠は一句「水(夏の水)」です。
空白み葉裏よろばう蛍かな(愚足)○
中年や光源氏の蛍の夜(静荷)◎○
手をつなぐことの始まり蛍の夜(亜子)◎◎◎○○
幼虫の不気味さも見ゆ蛍かな(能登)
絡み合う蛍火見えて彼は今(立雄)
瞬いてまた闇となる蛍かな(愚足)○○
螢飛ぶつくづく生命おもひけり(ほたる)
手のひらの蛍きれいな法螺をふく(遅足)◎○○○○
この闇を放蕩せむと蛍舞う(鳥野)◎◎○○○○
山国の遅き土筆に手を伸ばす(静荷)
落とし来しあこがれいくつ螢の夜(ほたる)○
ふるさとの声が呼んでる初蛍(麗子)○
蛍狩り濡れ草を行く足白き(童子)◎◎◎○
蛍火や苔むす兵の墓の列(亜子)◎○○
蛍火を追うて泥んこ父の雷(立雄)○
手のひらの蛍を放つ闇の中(朱露)
ほうたるの刹那灯りてそれっきり(鳥野)◎
参道の石灯籠は梅雨の中(麗子)
夏椿清華のままで夕に落つ(能登)
夕立のちゃんと止んでから猫帰る(童子)○○○○○
また夏か夜明けのスピードワゴン聴く(朱露)
水鏡風を映して風となる(遅足)
こもごも
番外
半夏雨(はんげあめ)やさしくされてちりぬるよ(童子)
底なしの闇より生まる海蛍(能登)
じじばばも美人も伝う片陰り(能登)
蚊帳辺りに蛍放って眠りたる(立雄)
父の日の笑顔揃いし十一人(立雄)
古希迎え次男に挑む腕相撲(立雄)
次回は7月19日(水)午後6時~ 安田屋
題詠は一句「水(夏の水)」です。