辞書によれば「正規の収入以外の余分の利益」・・となっています。
当方はまさに、目からウロコの余禄をいただきました。
静荷さんの<源氏物語・蛍>の解釈のユニークさ。なるほど、よく味わえばそうなんです。中年男のイヤらしさが、まざまざと見えてきます。
なにしろ、源氏を読んだのは多感?だった20代、谷崎の新約の初版本を、配本を待ちかねて読みふけったものでした。戦後の混乱と物不足の中、夢の世界が届けられたのです。
六条院の風情も、女人の立ち居も、襲ねの妙にも目を奪われて、ただただ美しいばかり、殿方も魅力的。それだけのことでした。
その後、いくつかの現代訳も出ていて、変わった解釈もあるでしょうが、勉強不足、そのまま過ぎてしまったことが悔やまれます。
違った視点で読み直したい、そう思って紙質も製本もボロボロの全巻を引っ張りだしました。
メンバーのみなさんがそれぞれの領域で博学。私にとっては何よりの句会です。余禄を楽しみに、貪欲に参加させていただきます。
鳥野
当方はまさに、目からウロコの余禄をいただきました。
静荷さんの<源氏物語・蛍>の解釈のユニークさ。なるほど、よく味わえばそうなんです。中年男のイヤらしさが、まざまざと見えてきます。
なにしろ、源氏を読んだのは多感?だった20代、谷崎の新約の初版本を、配本を待ちかねて読みふけったものでした。戦後の混乱と物不足の中、夢の世界が届けられたのです。
六条院の風情も、女人の立ち居も、襲ねの妙にも目を奪われて、ただただ美しいばかり、殿方も魅力的。それだけのことでした。
その後、いくつかの現代訳も出ていて、変わった解釈もあるでしょうが、勉強不足、そのまま過ぎてしまったことが悔やまれます。
違った視点で読み直したい、そう思って紙質も製本もボロボロの全巻を引っ張りだしました。
メンバーのみなさんがそれぞれの領域で博学。私にとっては何よりの句会です。余禄を楽しみに、貪欲に参加させていただきます。
鳥野