柔道の技に関節技があります。
相手の関節をはずしてしまうものです。
コトバの関節をはずすとは、どういうことなのか?
ぼくは その時いつも
ぼ と く になってしまうのである
ぼ
が坐って
く
が立って
二人で口を開けて月を見ていたことがある
藤富保男の「ふと」という詩の一節です。
ぼく、を、「ぼ」と「く」に分けてしまうなんで離れ業は
考えたこともありませんでした。
ことばの関節をはずすとは、こういうコトなんですね。
相手の関節をはずしてしまうものです。
コトバの関節をはずすとは、どういうことなのか?
ぼくは その時いつも
ぼ と く になってしまうのである
ぼ
が坐って
く
が立って
二人で口を開けて月を見ていたことがある
藤富保男の「ふと」という詩の一節です。
ぼく、を、「ぼ」と「く」に分けてしまうなんで離れ業は
考えたこともありませんでした。
ことばの関節をはずすとは、こういうコトなんですね。