575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

荻原俳句教室    遅足

2008年06月01日 | Weblog
先回の宿題は「木下闇」と「夏の空」


  空びんに詰めてありけり木下闇

出来た時は、それなりの感じがあったのですが・・・
空びんに詰めてある・・・という句は数多くあり、
木下闇との取り合わせは、ないかもしれないが、
類想句と読まれてしまう。
別のなにかを詰めているように読めて、
やはり木下闇を詰めているのか、と納得させる必要がある、
との診断。

パクリは得意ですが、パクッタと底が割れてはダメですね。

  空びんの蓋締めなおす木下闇
  空びんの木下闇を詰めなおす

    


  夏の空夫婦喧嘩に負けました

負けるが勝ち、というニュアンスが伝わってくる。
夏の空、という季語がよく効いている。
との診断。本人はこの句は自信なし、でした。
本人の評価と先生の評価は違うことが多いです。

次回は「走り梅雨」「ほとほぎす」
ほととぎす、は難問です。

コメント (2)
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