先日の中日新聞の「けさのことば」に荻原先生の歌が。
この世へとめざめる朝の不思議あり躯ひねつてベルを静める 荻原裕幸
昔風の目覚し時計でも携帯電話の音楽でも、
半ば無意識のうちに「躯ひねつてベルを静める」行為は同じだ。
「この世へとめざめる」とはなんという「不思議」な瞬間だろう
と毎朝思いながらしばらく目をつぶっている。
「盛装で朝がゆっくり来るやうな声を持つカナリアを飼いたい」(裕幸)
と併せて味わいたい。(岡井隆)
眠る時には、どこかに運ばれて、翌朝、また帰ってくる。
あの世へ行ってきたんでしょうかね?
まどろみの時間の心地よい時は幸せ。
遅足
この世へとめざめる朝の不思議あり躯ひねつてベルを静める 荻原裕幸
昔風の目覚し時計でも携帯電話の音楽でも、
半ば無意識のうちに「躯ひねつてベルを静める」行為は同じだ。
「この世へとめざめる」とはなんという「不思議」な瞬間だろう
と毎朝思いながらしばらく目をつぶっている。
「盛装で朝がゆっくり来るやうな声を持つカナリアを飼いたい」(裕幸)
と併せて味わいたい。(岡井隆)
眠る時には、どこかに運ばれて、翌朝、また帰ってくる。
あの世へ行ってきたんでしょうかね?
まどろみの時間の心地よい時は幸せ。
遅足