575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

草の香やシャトルの中に入り来ぬ    朱露

2009年08月01日 | Weblog

    宇宙から四ヶ月半ぶりに帰る若田光一さん。
    「シャトルに草の香りがしました」と言う。
    これほど新鮮な言葉を聞いた事がなかった。 
    若田さんは地球人の中で一番幸せな人間だ。


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荻原俳句教室より     遅足

2009年08月01日 | Weblog
今回の宿題は「炎天」


炎天に一隅をえて尿かな   遅足

先生のコメント
炎天に一隅をえて、という仰々しい表現が面白い。
それだけに、ツッコミが入らないような、
あたりまえの内容が良い。
炎天ではなく、冬天がいいのでは。

冬天に一隅をえて尿かな


炎天の匂いも運ぶ宅急便   狗子

先生のコメント
ここは「も」ではなく、「を」。

炎天の匂いを運ぶ宅急便

作者は絶対「も」と考えたそうですが、
そういう風に考えるのは、とても大切ですが、
やはり「を」ですね。

(俳句教室便りは、今回で終りです。また秋に。)


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